全体の3~4割が海外旅行に行っている
まず、卒業旅行の行き先として人気なのはどこなのか、ということから見ていきましょう。株式会社ネオマーケティングが2015年の3月に行い、600名の有効回数を得たアンケートを参考に見ていきましょう。
これは世代・性別別に、「卒業旅行はどこに行ったのか」を聞いたデータです。これによれば、20代のうちの73~74%が「国内を旅行先として選んだ」と答えています。
逆に、「海外旅行を選んだ」という層は3割~4割となっています。これに関しては男女比率はほとんど変わりません。
海外の旅行先として人気なのは、女性ならば「フランス(21.8%)」、男性ならば「アメリカ本土(17.5%)」となっています。また、イタリアやハワイなども人気の旅行先として知られています。
国内の旅行先として人気なのは、女性の場合は「東京(25.6%)」、男性の場合は「沖縄(19.4%)」でした。
もちろんこれは統計の一つにすぎません。別のデータではもう少し数字が変わってきます。しかしそれでも、一つの目安となることは確かです。
大切な友情を長続きさせるために
卒業旅行はとても楽しいものではありますが、同時にトラブルが起こりやすいものでもあります。特に海外旅行の場合は注意が必要です。
全員が同じ程度の語学力を持っている、もしくは一人がネイティブに喋ることができるということであれば、あまり問題がないのですが、「英語が喋れない、あるいは喋るつもりがない子が、少しだけ喋れる人に頼ってしまう」というケースはトラブルになりやすいものです。
「自分も英語が達者というわけではないのに、すべてのやりとりを気軽に私に押し付けてくる」というようなことがあれば、大きなトラブルに発展してしまうことも。
「すべての行動は自分で行い、どうしてもできない時だけ頼る」という感覚でいましょう。また、遅刻は厳禁です。海外の場合、飛行機が遅れたり、ゲートが急に変わったりすることもあります。どんな状況でも対応がすぐにできるように、早めの行動を心がけましょう。
海外にある程度慣れたグループであっても、飛行機の出る2時間前には着いておくべきです。
最後にスリや電車・宿の取り間違いなどがあっても、被害にあった子や手配をしてくれた子を責めない心をもつことが大切だと伝えておきます。
犯罪被害にあった場合その後の予定が一気に崩れますし、電車・宿の取り間違いは混乱を呼ぶでしょう。でも、一番落ち込むのは、被害にあった・ミスをした子です。責めるのではなく、善後策を考えましょう!
〈参考元〉
卒業旅行関する調査|ネオマーケティング
https://www.neo-m.jp/investigation/250/?p=2150
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