人生85年時代の結婚! 長い目で見て「合う」相手を選びましょう!

この数十年で人間の寿命は約30年ほど延び、「人生85年時代」と呼ばれる時代が到来しました。

結婚は人生において重要なターニングポイントではありますが、平均寿命が延び、男女ともに80歳を超える中では、折り返し地点ではなく通過点になっています。

結婚してから40年、50年と連れ添う相手を選ぶわけですから、安易な選択ができないのももっともです。しかし、表面的なことにこだわりすぎている人が多いのではないでしょうか? もう少し、人生を楽しめる相手を選びたいものです。

人生の近視眼1:40代~50代の男性も20代の女性を選ぶ

婚活でよくあるのが、40代や50代の男性が20代の若い女性に申し込みを多くしてしまうことです。男性は視覚で感じる生き物ですので、若い女性が好きなのはわかりますが、女性からすればなんで冴えない中年を選ばなくてはならないのでしょう?
 
10歳以上年上の男性と結婚しても、順調にいけば夫の方が15年先に亡くなります。老後の介護要員&若い時は性の欲望の対象にしたいというのがミエミエで正直言って気持ち悪いです。
 
こういう男性はまずカップルになれませんし、結婚もできません。自分のこれまでの人生を反省することもなく、性欲のみに忠実という印象を受けます。「どうしても子どもが欲しい」=子づくりしたい、という脂ぎった欲求を如実に表してしまいます。
 
同年代、少なくともアラフォー女性ではだめなんでしょうか? 穏やかに残りの人生を支えあって歩んでくれる人は、むしろ同年代で結婚していない女性だと思うのですが?
人生の近視眼1:40代~50代の男性も20代の女性を選ぶ

人生の近視眼2:年収が高くスマートで優しいハイスペ男性を選ぶ

逆に女性の場合は、自分のスペック関係なしに年収が高い男性を希望します。
 
アラフォー、パート、実家暮らしの女性が、年収800万円以上のスマートでカッコよくやさしい男性を選ぶ、男性の場合とは逆に客観的なスペックを重視するあまり、全然決まらないパターンに陥ってしまいます。
 
「自分は絶対専業主婦」「夫は高スペックのATM」こういうオーラが伝わると、さすがの男性も気づきます。
 
喜んでATMになるのは、女性が美人で若いケースだけです。しかも、長い人生、15年経てば立派なおばさんです(向こうはおじさん)。この時に、男性のスペックが高ければ高いほど、相手から捨てられてしまうかもしれませんよ。
 
共働きでいろいろなものを負担しながらやっていきたいという姿勢を見せることで、人生を共に歩んでくれる人は、格段に見つけやすくなるはずです。
人生の近視眼2:年収が高くスマートで優しいハイスペ男性を選ぶ

近視眼的な人間ではダメ! 人生を俯瞰して結婚を考えたい

人のことを言えた義理ではありませんし、私もかつては近視眼的に婚活をしていました。でも、結局結婚できたのは、病気を経て、それも踏まえて私を理解し、受容してくれる女性でした。特別美人でもなければスタイルも良くないかもしれません。
 
でも、一緒にいて本当に安らぎます。結婚の効果として「精神的な安定が得られる」というものがありますが、私はそれを信じていませんでした。
 
しかし、長い人生を考えた場合、これが最も大きな結婚の効果なのだと思います。大手銀行では、かつて独身の脂ののった人を海外赴任させていたそうです。しかし、彼らは心を病み体調を崩し、人生そのものが崩壊になるくらいのダメージを負うケースが多かったとのこと。
 
しかし、海外赴任をさせる人を既婚者にして、妻や子どもを帯同させたところ、メンタルを病む人が激減したそうです。やはり、配偶者がいることの意味は数字では計れないものがありそう。
 
若い女性やハイスペ男性がダメと言っているのではなく、それにこだわっていると結婚できずに残りの人生を過ごすことになります。
 
分の悪い賭けをして、0になるか100か90を求めるのか、より確実な方法で60を求めるのか、人生を考えると60を求めて結婚確率が高い方がいいと考えます。もっと、今後の人生のロードマップを俯瞰して考えましょう。
 
ちなみに、40歳を過ぎると男女とも統計的に結婚できる確率は1桁になってしまいます。だから、理想を求めて逆転を狙うよりも、より可能性が高い方を選ぶのがいいと思いますが、いかがでしょうか!?
近視眼的な人間ではダメ! 人生を俯瞰して結婚を考えたい

まとめ

人生85年時代、結婚相手を近視眼的に選ぶことはあまり意味がありません。こだわりが強いと結婚そのものができなくなってしまい、残りの人生一人で過ごすことになります。

結婚の効果である「精神的安定」が生きていくうえで予想以上に大きいものだと意識してください。ぜひ、人生を俯瞰して相手を見つけてみてください。

Written by 松田(松本)謙太郎

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