思慮深い人と言われるようになりたい 9つの特徴と6つの習慣を紹介

人間にはさまざまな性格があり、性質があります。どの性格が良い・悪いと言うことはできませんが、「どんな人が好まれるか」を知っておくことは、プライベートの上でも仕事の上でも有意義です。

今回は数ある性格の中から「思慮深い」という特徴を取り上げたいと思います。

「思慮深い」の意味とは?

私たちが当たり前に使っている「思慮深い」という言葉ですが、これがどのような人を指すのかを一度復習しておきましょう。

思慮深いの意味は「考えが深く、軽々に判断しない」、「物事をしっかり、かつ注意深く見ており、軽率な行動を行わない」、「物事を十分に考えてから判断する」や「行動が慎重で、物事をよく考える」という意味で使われています。

「思慮深い」の対義語

「思慮深い」という言葉は、「軽薄」などの対義語としても使われています。また、しばしば「優柔不断」をプラスに言い換えた言葉としても使われることがあります。

あまり良い意味合いで「軽薄」という言葉が使われることはありませんよね。

それもそのはず、「軽薄」という言葉は言動や振る舞いが軽く、浅はかであるとか考え無し、といった意味で使われています。

「思慮深い」は誉め言葉なの?9つの特徴を

一般的に、「思慮深い」というのは好ましい性格として取り上げられることの多い性格です。

思慮深い人はさまざまなことに興味を持ったり、調べることが好きだったり、ついつい将来のことまで考えてしまいがちだという特徴があります。

そんな思慮深い人というのははたして誉め言葉なのかどうか、共通している特徴から見ていきましょう。

思慮深い特徴1:行動を起こす前に計画を立てる

思慮深い人はいきなり行動をすることはまずありません。まずは何をするのかどうやってするのか、その結果がどうなるのかそこまで考えてから行動を起こします。

自分がいざ行動を起こす前に、その先で起こることをある程度予想しています。本人は無意識でしょうが、ついつい「これをしたらどうなるのだろう」と考え込んでしまいがちです。

思慮深い特徴2:事前にリスクを洗い出し対処法を考えている

「リスクを考えて行動しなさい」とは、よく言われる言葉ですよね。

とくにビジネスにおいては、何をしたらどんなリスクが起こる可能性があるのか、どのようなリスクが付随しているのかあらかじめ洗い出しておくことは必須とも言えます。

思慮深い人は、わざわざそういう指摘をされる前から、自分の考えで「リスク」について考える習慣があります。

思慮深い特徴3:想定外の事態でも冷静沈着に対処する

事が起こった時に、「ああどうすればいいの!?」とたいていの人は混乱します。でも思慮深い人は、「こうなったらどうすればいいんだろう。どうなるかな」と考えて行動します。

そういった一旦自分の考えに入り込み、落ち着いて対処する様子が、非常事態でも冷静沈着に対応しているように見えるという特徴があります。非常時に頼りになる存在でもあるでしょう。

思慮深い特徴4:すばやく行動する

あらかじめあらゆることを考えている思慮深い性格の人は、すでに、起こると予想される大抵のことの対処法を考えているので、すばやく行動することができます。

他の人にとっては思わぬアクシデントであっても、思慮深い人にとっては「すでに想定していた事態」なのです。事が起こってから考える訳ではないので、行動にうつるのが早いです。

思慮深い特徴5:疑問に思ったことを放置しない

思慮深い人というのは、ついつい「気になることは調べないと気がすまない性格」でもあります。

例えば、空が青いことについて「どうして青いのだろう?」と考えて理由を調べます。多くの人は、空が青いことは知っていても、そこに「なぜ青いのか?」と疑問を感じることは少ないですよね。

こういった特徴から、思慮深い人は聡明であるとも言われています。

思慮深い特徴6:人の話を良く聞いてから返答する

思慮深い人は人の話をきちんと聞く「聞き上手」でもあります。他人の意見を全く聞かず、自分一人の意見だけで突っ走るといったようなことはありません。

他の人の意見も自分の考えを深めるためには不可欠であると考え、よく話を聞いてから結論を出します。

そのため思慮深い人は口数があまり多くない人が多く、話し上手よりも聞き上手です。

思慮深い特徴7:メモを取るのが上手い

思慮深い人の取ったメモは要点がよくまとめられていて、他の人から見ても見やすいことが多いです。これは、後から自分が思考するために必要な要点をまとめて残しているからです。

思慮深いといっても、いつでも考えにふけている訳ではありません。忙しいときは後回しになることもあるでしょう。

そんな時のために、メモを残すことを習慣としている人もいます。

思慮深い特徴8:人脈の幅が広い

あらゆることに興味を持つという性格のためか、思慮深い人は「どこで知り合ったの!?」と聞きたくなるような、意外で幅広い人脈を持っています。

何しろ本人がさまざまなことに興味をもつ特徴があるので、興味を持って調べているうちに知り合いができることがあります。

それが続くと、はたから見たら繋がりの分からない謎の人脈を持っているように見えるのでしょう。

思慮深い特徴9:知識や言葉の引き出しが多い

疑問に思ったことは調べずにはおけない上に、あらゆることに興味をもつことがあるため、思慮深い人は知識や言葉の蓄えが多い傾向にあります。

他の人は知らないような知識、使わないような言葉を知っていて、使っています。そしてそのことをあまりひけらかしません。

調べる過程で得られた知識や言葉というのは、思慮深い女性・男性にとってはオマケのようなものなのです。

思慮深い人になるために実践したい6の習慣を紹介!

思慮深い人はよく考えているため、その行動や決定には説得力があります。とくにビジネスで考えてみると、とても信頼できる相手と言えるでしょう。

そんな人になるには、どうしたらよいのでしょうか?

ここからは、思慮深い人になるためにはどうしたらよいのか、実践してみたい習慣について紹介します。少しずつでも実践して、考える癖をつけてみてくださいね!

思慮深い人の習慣1:ちょっとした事でも何故と疑問を持つ

まずやっていきたいのは、当たり前だと考えもせずに受け入れることをやめ「どうしてなのだろう?」と疑問を持つことです。

思慮深くない人というのは、あまり疑問を持ちません。

そこにある事を、そうであるのが当たり前であると受け入れてしまうため、疑問に思わないのです。そこで、身近にあることを「なぜ?」と考えることからはじめてみましょう。

思慮深い人の習慣2:客観的かつ他人目線で事象を考える

物事について、客観的かつ他人目線で見るようにすることを心がけてみましょう。

人はついつい、自分目線で物事を考えてしまいがち。それは必ずしも悪いことではないのですが、自分目線だけで考えると視野が狭くなってしまうのです。

客観的な目線、他人目線で考えると、同じ事についても別の見方があることに気づくことができるでしょう。

思慮深い人の習慣3:多くの方向から思考を巡らす

物事を一方から見るだけでなく、反対側や他方から見てみることも効果的です。例えば、「A→B」という情報があったときに「B→A」で考えてみること。

または「C→A」で考えてみるなど、同じ情報を受け取るのでもさまざまな角度から考えてみると、新しいことに気づくことがあります。

そうすることで、「どうしてそうなったのか」に近づけるでしょう。

思慮深い人の習慣4:こまめに情報を収集し整理しておく

思慮深い人になるにはこまめに情報収集することが大切です。思慮深い人はさまざまなことに興味を持つので、情報収集することが苦にならないタイプです。

そうして集めた最新の情報があることで、より正確に思考することができるからです。

まずは自分の興味のあることから調べてみて、情報収集する手法を学んでその対象を広げていってみましょう。

思慮深い人の習慣5:先を見据えている

考える前に行動を起こしてしまいがちな人は、まずは「それをしたらどうなるのか?」を考える癖をつけるようにしましょう。

無意識に行動してしまうことが多いので、これを改めていくのはなかなか大変です。

口に出す前に考える、行動にうつす前に先のことまで考えておく、ということを習慣化していくと、思慮深い行動をとることができるようになるでしょう。

思慮深い人の習慣6:TPOを意識した言動をする

そこがどんな場でどんな振る舞いが求められているのか、TPOを意識した言動をすることも必要です。たいていの人は、仕事とプライベートは分けて考えていますよね。

それと同じように、TPOについてもその場その場にふさわしい行動とはどんなものなのか、求められている行動かを考えて、実行できるようにしていきましょう。

思慮深い人にも短所があるの?

一般的には良い意味で使われることが多い「思慮深い人」という言葉。

しかし、やはり悪い意味で使われる場合もあります。悪い意味で使われる場合は、「あの人って思慮深いよね」という言い方で嫌味のような言い方をされることがあります。

どうしてそうなってしまうのか、思慮深い人の短所について紹介しますので、見ていきましょう。

思慮深い人の短所1:バカ騒ぎができない

思慮深い人はついつい先のことを考えてしまうので、後先考えずにバカ騒ぎをする、遊ぶといったことが苦手です。

「今だけだから遊ぼうぜ」と誘われても、ついついそうしたらどうなる可能性があるのか、を考えてしまって、心から楽しむことができません。

そんな態度から「そこまで考えずにたまには楽しめよ」とたしなめられることもあります。

思慮深い人の短所2:先を読みすぎて反感を買う

「こうなったらこうすればいい」と先読みするのは思慮深い人の特徴ですが、時には「そんなことまで考えなくても……」と周囲にドン引きされたり、反感を買ってしまったりすることもあります。

失敗するかもしれないことについて考えておくことは、思慮深い人にとってはお馴染みの思考なのですが、他の人にとってみれば「そこまで考える必要ある?」となってしまうのです。

思慮深い人の短所3:直感力に欠ける

思慮深い人は、直感に従うというのが苦手です。どうしてそうなるのか、理論的に考えることが好きなので、直感があってもそれになかなか従うことができません。

直感があっても、どうしてそうなるのか納得できなければ、直感とは違う方に動くことすらあります。

よく考える人である一方、感覚的なことにはめっきり弱いという短所があるのです。

思慮深い人の短所4:考えすぎて動けなくなる

いろいろなことを考えるのはいいのですが、考えすぎて「最善が見つからない」と動けなくなってしまうことがあります。

どうすればいいのか分からない、最適解が分からないとなると、とたんに動けなくなってしまうのです。普通の人なら「分からないならとりあえず動いてみよう」となりますよね。

でも思慮深い人にとっては、分からないのに動くということがなかなか難しいです。

思慮深い人の短所5:楽観的な思考が苦手

思慮深い人はあらゆるリスクについて先読みしてしまいます。そのため、悲観的なこともきっちり想定しないと気がすまず、マイナス方向に考えてしまいがちです。

楽観的な人は「やってみれば、なんとかなるさ」とポジティブシンキングしますが、思慮深い人はそういう思考になりません。

そのため、どちらかというと悲観的な人として見られてしまう可能性があります。

「思慮深い人」は誉め言葉なの?

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友だちに「よく考えているよね」と言われた場合、それは思慮深いことを褒めているのでしょうか?

基本的には、思慮深いことを悪いこととして指摘することは少ないので、誉め言葉と受け取っても問題はないでしょう。

でも、時には悪い意味での思慮深さを発揮していることがあります。誉め言葉として言われているかどうかは、言葉の前後やニュアンスで察してみてくださいね。

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