合コンで相手が見つかる人は、合コンをしなくても自力で相手が見つかる人だと私は考えます。だから、モテない人間が合コンでうまくいくことは非常に難しいのですが、モテないからこそ分かったことを今回書きたいと思います。必勝法ならぬ「必負法」ですので、その真逆を行えばうまくいくはずです。
合コン歴全戦全敗の華麗なる過去
私の場合、婚活沼に嵌るまで、つまり自力では無理だと悟るまでに行った合コンは実は3回しかありません。もちろん全敗、悲惨な有様でございました。
1回目:会社の同期と合コン
新入社員の時、同期の男性職員2名と一緒に合コンをしました。人生初合コン。同期の男性Nのツテで男女3対3で行いました。私が一番年上だったこともあり、いじられたり、生贄にされたりすることはありませんでしたが、まったく会話についていけませんでした。
終わって帰るときに、参加した女性と一緒に帰ろうとするも、無言で睨みつけられて彼女は走って逃げていきました。まるで私がナンパをしたみたいじゃないですか……。
2回目:同じ部署の先輩と合コン
同じ部署の先輩2名(いずれも1歳年上)と、仕事の取引先の女性3名で合コンしました。見事に私が生贄になり、過去の恋愛遍歴(がないこと)を暴露され、ひたすらバカにされました。
「松本さん、もう少し遊びましょうよ」(憐れ目)と軽蔑した目で女性から諭されるという有様でした。
極めつけは男性だけの二次会で、「携帯にアドレスが入っている女性にメールして誰が一番早く返事が返ってくるか競争しようぜ! あ、松本君はお母さんしか入っていないんだっけ? ハハハハハ!」
殺意という言葉では表現できないくらい暗黒の感情が全身を覆いました。奴ら2人は今でも許せません。
3回目:まさかの幹事。派遣さんと大学院時代の友人と合コン
3回目はなんと私が幹事になり、当時の部署の派遣社員の女性およびその友人(女性陣)と、私の大学院時代の友人たち(男性陣)の幹事をすることになりました。
この記事(https://koigaku.machicon.jp/column/236900/)の最後に書いたように、大学院をロンダした私はモテの軸が変わったため、むしろ大学院時代は陽キャラで、当日誘った友人たちの中には私以上にコミュ障がいたため、餌食にならずに済みました。ただ、陰キャラばかりの合コンはまったく盛り上がりに欠けて、誰一人次につながることはありませんでした。
なぜダメだったのか理由を考える
なぜここまでダメだったのか、合コンは本来楽しいもののはずですが、地獄絵図、トラウマ体験になってしまいました(特に1回目と2回目)。
原因を考えると
・自分に自信がない
・肯定的な話ができない
・成功体験がない
結局、大学時代に恋愛から逃走していたことが経験値不足につながりました。無理をしても、ある程度異性とのコミュニケーション慣れをしておくべきです。
女子大の学生は、近くの男性が多い大学の共同サークルで縁を作れますが、男性がほとんどの理系大学や工学部は女性との接点がほぼありません。
就職してからの婚活に期待するのも手ですが、早めに学生向けのお見合いパーティーに出てみるといいです。社会人になり合コンで悲しい思いをするより、はるかにイージーモードになるはずです。
いじられキャラは必負!
とにかく慣れるしかないというのが答えなのですが、必勝法の逆、必負法は自分がいじられキャラになってしまうことです。特に男性の場合、おいしくもなんともなくて、周囲の男性の引き立て役になってしまうだけです。
もしこれが女性ならば「この子かわいそう」と思ってくれる男性もいるかもしれませんが、いじられ男性に対する女性の感想は「この人頼りない」「自信なさそう」で終了です。
2回目の合コンのように職場の先輩後輩では逆らえないということもありますが、それはいい経験にはならず悲しい思い出になるだけ。明らかに罠がある合コンは避け、お見合いパーティーに行った方がいいです。
合コンが無理なら負けない方法を、つまり合コンに行かない
何度か合コンを経験しても無理そうならば、合コンに行かなくてもいいと思います。向き不向きがあり、わざわざつらい思いをしなくても、そう、まったくモテず、うつ病になった私でも結婚できたのですから、出会いのステージを合コンではないところに変えればよいのです。
まとめ~つまりこういうこと
学生ならば無理をしても合コンの誘いがあれば行ってみてください。合わせて、学生向けお見合いパーティーに行き経験を積んでください。経験がないとどうしようもありません。
もうすでに社会人ならば、ともかく1回か2回行ってみて、自分が合コンで通用するかどうかを確かめて、それで無理なら合コンへ行かず「負け」を避けてください。
合コン必勝法は負けないことなので、負けないステージ、つまり「恋活」や「婚活」に切り替えてみましょう。合コンでうまくいかないのは恥ずかしいことではありません。
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