写真を撮られるとき、どう写るか意識していますか? 写真は静止画として残るもの。例えばいまどんなに可愛くてスタイルがよくても、写真写りが悪く太ってみえる写り方をしてしまったら、その太った印象の写真が残ります。
後で写真を見直したとき、どうでしょう? 写真は残るものなので、少しでも良い写りで残したいですよね。それが実物とは違うと思われるほどいい写りでも、良いに越したことはありません!
今回は、誰でも真似できて、とても簡単に写真写りが7割増になるテクニックをご紹介します。
筆者はなんと143cmの38才。全くスタイルがいいとは言えません。ですが、ちょっとのコツで印象が大きく変わるので、是非鏡の前で真似をしてみて下さい。
■基本ポーズ
日本人は平たく寸胴な体つきをしています。そんな身体も、少しひねればメリハリが作れるのです。
1:カメラに対して斜め45度に立ち上半身だけカメラの方へ少しひねる
2:カメラ側の足を1歩カメラの方へ出し膝を軽く曲げる
3:骨盤を前傾させお尻のラインを出し、胸を上へ引き上げるようなイメージで胸のラインを出す
4:腰にあてた手はウエストラインよりも低い位置で、肘を外へ開き腰のラインを出す
5:胸を開くよりも下腹部を凹ませると胸のラインが高くなりお腹がすっきりする
6:鎖骨を開くようなイメージで顎を少し引き、自然な笑顔で
■しゃがみポーズ
集合写真などでよくある光景。前列になる人は中途半端にしゃがみ難しいポーズになりがちですが、しゃがむことで色気や可愛さを表現できるんです。
1.しゃがんだら身体は横をむけて腰と背中のラインを作る
2.膝を伸ばしてピースなどするときも猫背はNG
■立ち姿のお尻のライン
立ち姿のとき、変にかしこまったり力を入れて立つと、垂れたお尻が強調されてしまうことも。どんなお尻も骨盤の角度でトップの位置を変えられます。
1:カメラ側の足を半歩前へ出し、膝を軽く曲げる(全身が写る場合は、カメラ側の足だけつま先立ちに)
2:腰を少し反らせるようにしてお尻の丸みを出す
3:下腹部を力を入れ、お腹をすっきりと引き上げる
いかがでしたか? 誰でも、どんなスタイルの方でも、写真の写り方は変えられます。10年後に写真を見返したとき、人に自慢したいような写真を残したいですよね。
急に「写真撮るよー」と言われてもとっさにベストなポーズが取れるよう、鏡の前で練習してみて下さいね!
(アンドウミカ)