■マンネリは悪いことではない
誰しも、好きな人とつきあいはじめた頃は、ハイテンションになるものです。まだ慣れない相手への新鮮さも手伝って、ボルテージは最高潮に。しかし、どんなに盛り上がっていたふたりでも、数カ月~半年もすれば、関係にも落ち着きが生まれます。すると、脳裏に浮かぶのは「マンネリ」の4文字。
人間は慣れる生き物です。むしろ、ずっと慣れずに緊張したつきあいをしていたら、今度は恋人といる時間がストレスへと変化してしまいます。トラブルや喧嘩の耐えない関係に疲れてしまうのと同じです。そういう意味では、マンネリは悪いことではありません。むしろ、ストレスなく「一緒にいると癒される、ホッとする」関係になるのはいい変化。
反面、今までどんなにドキドキする相手でも、慣れてしまうと色気が半減してしまうことも。マンネリを恐れるのは、その点につきるといってもいいでしょう。
穏やかな関係の中、ちょっとしたドキドキを感じさせるには、どうすればいいのでしょうか?
■彼女のために彼氏が心がけたいこと
□照れずに誉めよう
「その服似合ってるね」「今日の髪型いいね」。あなたとのデートのためにオシャレしている女性の気持ちを受け取ったら、ちゃんと言葉で伝えましょう。
女性がデートに気合いを入れなくなるのは「手抜きなデートコース」「彼のファッションが手抜き」「気合いを入れても彼は気づかない」といった要因です。どの手抜きもいいとはいえませんが、せめて彼女をちゃんと見ているというサインが伝われば、あなたのためにキレイでいようとする気持ちが継続されるはず。
□愛は言葉で伝えよう
誉めるだけでなく、言葉で愛情を伝えるのはとても大事なこと。ほとんどの女性は愛の言葉を好みます。あうんの呼吸でわかりあえる関係になってもそれは同じ。「言わなくてもわかるだろ」は通用しません。どうしても恥ずかしいなら、メールで伝えて。ハートの絵文字ひとつでも、愛は伝わります。
「愛している」「好きだよ」ばかりが愛の言葉ではありません。「ありがとう」という感謝の気持ちもきちんと伝えて。親しき仲にも礼儀ありです。
□彼女をエスコートしよう
気取らない関係はとても心地よいものですが、たまにはメリハリも必要です。自宅デートや同棲しているカップルは特に、普段着で接しているせいか、色気がなくなってしまいがち。
いくらリラックスした関係になっても、彼女をエスコートする紳士的な振る舞いは大事。女性が「女らしさ」を常に意識するには、身近な男性(あなた)が彼女を女性らしく扱うことが不可欠なのです。
■彼氏のために彼女が心がけたいこと
□恥じらいをなくさずに
馴れ合いになるほど恥じらいを失ってしまいがち。たとえば(セクシーな場面以外で)平然と全裸でいるほど恥じらいをなくしてしまったら、色気も何もありません。
男性にとってのロマンティシズムを壊さないことは、恋愛においてとても重要。相手は異性であることを忘れずに。
□恋人だから口説こう
振り向いてくれるかわからない相手ではないからこそ、不安を感じることなく、安心して口説けるというもの。恋人という関係に落ち着いてからも、多角的なアプローチを実行して。手料理で胃袋を虜にしてもよし、あえてラブレターを書いてもよし、ときにはセクシャルなアプローチも照れずにやってみて。
□「キレイなお姉さん」でいよう
どんな男性も、キレイなお姉さんは大好きです。飽きられてしまう不安や他の女性に浮気されてしまうかも……といった無用な恐れを抱かないためには、自分磨きに精を出すことが大切。
完璧を目指す必要はありません。今のあなたにできるベストであればいいのです。最低限、彼に手抜きと思われない程度の身だしなみやケアは怠らないこと。他の男性も放っておかない「キレイなお姉さん」でいれば、彼もあなたに夢中になり、よそ見をする余裕がなくなるかも。