シングルマザーだって私たちと同じ人間。強く見えても、「こんな時に頼れる人が側にいてくれたら」と思う瞬間だってあるのです。
そこで今回は、シングルマザーの恋愛について考えてみましょう。
世の中には、シングルマザーが恋愛をすることを快く思わない方がいます。
「子どもが大きくなるまでは、女ではなく母であるべき」
「仲の良かった家族がバラバラになるのを見た。そうなって欲しくない」
というのが、その理由です。他人の言葉に左右される必要はないけれど、シングルマザーの恋愛は乗り越えるべき壁が多いのは事実かも……。
子どもがいることを相手に言えないという方もいます。でも母であることも、丸ごと自分自身。そういう歴史を歩んできた人間を、相手は「いいな」と思ってくれたのです。
子どもがいることを伝えて、上手くいかなくなるような方とは、所詮それまでの関係。子どもがいることを否定的に捉えてしまう彼とは、今後お付き合いしても長くは続かないでしょう。
彼と結婚をするつもりでいるならば別ですが、まだそういう段階ではないのに会わせるのは、リスクが大きいかも……。
子どもにとっては「知らないおじさん」です。
会わせた後、色々な葛藤の中でやっと「お父さんができた!」と喜んでいたのに彼と別れてしまっては、子どもを悲しませてしまいますよね。
彼氏ができる度に簡単に会わせていると、その度に子どもにいらぬ負担をかけてしまいます。
まずは彼と二人の時間をじっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。
シングルマザーの方は、心のどこかで「子どもがいる自分を好きになってくれた。そういう相手は、そうそういない」と思いがちです。もちろん、現実的に子どものいない女性の方が、恋愛まで発展しやすいかもしれません。
だからといって、相手に感謝することはあっても「子どもがいるのに大切にしてくれるから」という理由でお付き合いするのは、どうなのでしょうか。
「子どもの為に」とか「相手が優しいから」に重点を置きすぎると、知らないうちに上下関係が生まれやすくなってしまいます。
女性は付き合う相手によって美しくもなり、感情が不安定にもなりがちです。だからこそ、自分がプラスになれる相手と付き合っていきたいですね。
その上で、結婚などの次のステップを考えていった方が心地よい関係性が築けるのではないでしょうか。
母の笑顔は、子どもにも伝わります。大切な子どもに悲しい思いをさせないように、様々な角度から配慮しつつ、好きな人とも笑顔で側にいれたなら、幸せです。
そんな笑顔の連鎖が生まれるように、まずは今のパートナーが自分にとって笑顔になれる相手かどうかを見極めて、どんどん幸せの輪を広げていけたらいいですね!
Written by なつくま