「幸薄い」ってどういう意味?
さてさて、それではまず「幸薄い」の正しい意味について知っておきましょう。
「幸薄い」という言葉には「幸せに恵まれない人のこと」という意味があります。似たような言い回しとしては、「幸薄い人・幸薄な人・不幸そうな人」というもの。
正直言って「辞書としての正しい意味」だけであれば、この言葉はポジティブな言葉であるとは言えないのは確かです。
<参考元>
weblio類語辞書|weblio
https://thesaurus.weblio.jp/content/幸が薄い人
「幸薄い」と思われる人の特徴とは
では、いったいどんな顔が幸薄い顔なのか。
そんなことを言うと、「ブサイクな顔が幸薄い顔」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、実際、顔が悪いからというよりも、表情や立ち姿によって「幸薄そう」と思われることが多いのです。
で、具体的に、幸薄い男女の特徴を上げるとするなら「笑顔が少ない・姿勢が悪い・声が小さい」という3つの要素。
どんよりして口角が下がっている顔、立ち姿が情けない、声が聞き取りづらい、このような状態の人間であれば「幸薄そう」と言われてしまうのは必然。そして、そういった人間には近寄り難い印象が生まれてしまうものです。
というより、もっと言ってしまえば「人生楽しくなさそうだな」なんて他人から思われた時点で、「幸薄そう」な人間の烙印を押されてしまう可能性もあります。
覇気(はき)やオーラという不確かな言葉。でも実際、その人の雰囲気を左右するのは、表情・姿勢・声の大小と言ったものなのです。
「幸薄い」と言われる女性の顔の特徴とは
さてさてここからは、女性を対象に「幸薄そう」と言われてしまう理由をご説明。正直なところ、「幸薄い」という言葉は男性にはそこまで使用されず、女性に使用されていることが多いです。
で、この「幸薄い」という言葉が指す女性の顔の特徴、それは主に「色白・あまり笑わない・顔の線が薄い」という3つの要素。身近に「幸薄い顔」のお知り合いがいる方には「確かにー」と思って頂けたはず。
そして、「んん?」と思った方もいらっしゃることでしょう。「そこまでネガティブじゃないよね」と。しかしその通りなのです。実際、女性に対する「幸薄そう」という言葉には、そこまでネガティブな意味が含まれているわけではないのです。
もっとも近いニュアンスの言葉なら「美人薄命」と言った感じでしょうか。「綺麗な顔立ちをしているものの、どこか儚く悲しげな雰囲気を纏って(まとって)いる」、それが「幸薄い顔」であるのです。
「幸薄い」と言われてしまう芸能人も
「幸薄い」という言葉には「綺麗な顔立ちをしているものの、どこか儚く悲しげな雰囲気を纏っている」という意味もあると上記しましたが、そう聞いて思い浮かべる芸能人の方って結構いませんか?
例えばですが、木村多江さんなんかもそうですし、吉高由里子さんや、宮崎あおいさんなどなど、なんとなく「幸薄そうな顔」の役が、はまり役になっている気さえします。ということで、幸薄い顔がブスかと言えば全くそんなことはないわけですね。
「幸薄い」より「幸せそうな人」を目指そう!
「幸薄い」より「幸せそうな人」を目指そう!
幸薄い、という言葉は別段悪い言葉ではありません。が、同時に「100%良い」という意味でもありません。言ってはアレですが「夏の夕暮れに鳴くヒグラシ」みたいな感じの哀愁を漂わせているのです。なればこそ、他人から見られて幸せそうな自分を目指しましょう。
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