もしかしてアタシ恋愛対象圏外? アラサーの恋愛術

■「やっぱり20代女性が好き」な男の心理とは?

 「友だちが34歳の女性と付き合ってるって聞いた時、『30代(と付き合うのは)はナイだろ~!』って思わず叫んじゃいました」と、ある22歳の男子がいっていた。30女の前で失礼な発言だ。

 「実際に会ってみたら魅力的な女性なのかもしれないけど、僕の身の回りに30女はほとんどいないゆえに、未知の世界だから……」と、慌てて言い訳していたけど。

 やっぱり、基本的に、男の人は20代の女が好きなんだなぁと、しみじみ思った。以前は「イイ男は、そんなことないもん!」と思っていたけれど。訂正。違いの分かる相当いい男か、2割くらいのマニアをのぞいては、老いも若きもイイ男もダメ男も理屈抜きで20代の女(とりわけ、20~24歳)が好き。これはまぎれもない事実であり、本能レベルの話のような気がする。

 なぜだろう?

 「それは、すっごく単純な理由だよ」と別の男友達(32歳)はいう。

 ひとことでいうと、癒されるから。20代の女子は絞りたてのフレッシュジュースのようなもの。水を弾くボディや、素直でかわいげのある性格は、日々仕事で疲れている男の人たちにとって、飲み心地よく、即効でエネルギーになってくれるのだという。

 一方、30代女は、何かと「メンドくさくて癒されない」のだという。どこか恋に臆病だったり、「どうせ、30女だし……」的なひがみが随所に感じられたり、ジュースはジュースでも、余分な添加物が多い感じなのかな。

 とはいえ、30女がすべて恋愛対象圏外なわけじゃない。むしろ、大人の女だからこそ、抗えないほどの強力な魅力を感じることも多いし、ずっと長く付き合いたいと思えるのは、30代女のほうだったりするともいう。恋愛対象圏内の30女と圏外の30女。その境目は、見た目と中身の両方あるという。

■30代女だからこそ、見た目が大事。

 恋愛対象圏内の30女、圏外の30女。その境目はどこにあるんだろう? 周囲の男友達(20~40代)に聞いてみた。そのうち、6つを厳選して紹介すると……。

・境界線1:肌がキレイかどうか

 身も蓋もないけれど、やっぱり男は美肌が好き。女性の魅力として大切なのは、スタイルのよさか美肌か? 究極の選択を突きつけられた時、男は大人になればなるほど「美肌」を選ぶようになるらしい。「女としての清潔感や、生活、性格まで肌で分かる気がする」のだ。大人だからこそ、忙しさに飲み込まれず水気も艶もある美肌をキープしておきたい。

・境界線2:ウエストがくびれているかどうか

 もうひとつ、身も蓋もない話だけど、ウエストのくびれ具合には、やはりキチント感や色気etc……女としてのさまざまなものが表れる。

 実は、肌とウエストだけじゃない。「髪がキレイかどうか」「ヒップがあがっているかどうか」とか、外見上のことを境界線にあげる男は多かった。キレイごと抜きで30代女と恋愛できるかどうかは、“見た目”のプライオリティが想像以上に高いらしい。「20代の女なら、見た目がいまいちでも新鮮さで可愛く見えたりするけど、30代の女は……」ってさ。キツイ意見だけど、その通り。

 20代は、男も女もほとんどの人が恋愛市場にいるから、どんな見た目でも選ばなければ恋ができる。けれど、30代で恋をするなら(それも、魅力的な人と)、見た目は磨き込まれていて当たり前なのだ。しかーし、見た目の若さや美しさを必死になって作ろうとする大人の女は美しくない。さりげなく、でも確実に磨きをかけたい。

・境界線3:心からよく笑うかどうか

 多くの男は、「30代以降の女性は、笑わない人が多くて怖い」という。たしかに、「箸が転がってもおかしい」年頃を過ぎると、年齢を重ねるにつれて笑うことが少なくなっていく女は多い。笑わない女=素直じゃなくて可愛げがない。ひいては、感性が鈍っていて、心が角質化しているように見えるのかもしれない。
よく笑う人、心から笑える人というのは、心がやわらかくいつも変容しているということ。

 “揺れない強さ”は、大人の女のカッコよさではあるけれど、一方、恋愛には“揺れる心”が不可欠だ。時には、相手の都合に流されたり、影響を受けて価値観が大きく変化したり。その揺れ感は、女の特性であり、魅力なのだと思う。経験値を積んで腹がすわっているはずの30女だからこそ、もっと表面的な部分ではふわふわと揺れる想いを楽しみたいし、心から笑える感性を保っていたい。

・境界線4:知性があるかどうか

 やはり、可愛げはあろうと、年齢を重ねてもそれだけの女じゃサムくみえる。30過ぎても知性がない女性には、「がっかりしてしまう」ものらしい。見た目がいくら磨き込まれていても、会話のセンスや気遣いができないと、かえって虚しく映ってしまう。それはそうだ。中身はいきなり詰め込めるものじゃないからこそ、日々の重ね方が大切だなと思う。

・境界線5:謙虚であるかどうか

 32歳の男友達が村上春樹さんの本の中で読んだ、40歳になっても魅力的な女でいるための、「3つの条件」というものが至極、納得のいくものだったという。それは、「カリカリしない」「自分に甘えない」「大きく出ない」こと。友だち的に、もっとも大事なのは「大きく出ない」こと。とかく、年上の女は尊大な場合が多いという。しかも、悪気なく、無意識にエラそうだから、タチが悪いのだと。「その仕事のやり方、ちょっと違うわよ」「これはこうしたら?」的なアドバイスはありがたいけど、どこか、「上から目線」の態度がにじみ出ている女性は美しくないし、老けて見えるのだそう。だから、もちろん、絶対に恋愛対象にもならない。もちろん、大人の女性たるもの、仕事場で言うべきことを言える強さは必要だけれど……。一方では自分に対する謙虚さは保っていたい。

・境界線6:愛情の器が大きいかどうか

 与えられるだけの20代女性に比べて、「与えることもできる」という器の大きさは30女の最大の魅力だという。年齢を問わず、恋愛の基本原則として、「愛されるのを待っているだけの女、愛を欲しがっているだけの女は、愛されない」というものがある。たとえ、一瞬、相手の気をひいたとしても、長く愛され続けることはないなと、周囲を見ていてもつくづぐ思う。愛する人にどれだけ集中して愛を注げるか–それが本質的なシアワセの鍵であることは間違いない。

 40代の男友達もいっていた。

 「仕事や人生の話を聞いて、ちゃんと理解しながら受け入れてくれる大人の女性は、どんな若くて可愛い子よりも大事にしようと思う」ってね。

 結局のところ、最終的な大人の女の魅力って、コレにつきる。見た目で恋心をそそることは大切だけど、恋愛はその先のほうがずっと長く奥深いものなのだから。

 こうして聞いてみると、30女だから大切なことではなく、女として人として当たり前に大切な要素が多いなと思う。「男はどうせ20代女が好きなんでしょ」「恋愛したいけど、恋愛できない」と嘆く前に、自分は、恋愛対象圏内の女か我が身を振り返ってみたい。

【恋愛ガイド:All About 編集部】

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