自己主張できない原因と対処法 コツを知ればもっと楽になる

自己主張が苦手な人は、言いたいことがあっても我慢してどんどん自分の中に溜め込んでしまいます。
これでは、ストレスが溜まるばかりで辛いですよね。

自己主張できない原因とは一体何なのでしょうか? 対処法と合わせて詳しく解説します。

自己主張できなくなる原因

自己主張が苦手なのは、これまでの人生で自分を尊重してもらうことが少なかったり、自己主張することでバカにされたりした経験があったからです。

上手に自己主張して周りともうまくやっていける人は、子どもの頃から「あなたの意見はとても大切なもの。じっくり聞きますよ」と尊重してもらってきたので、恐怖心を感じにくく、必要なことはどんどん口にすることができます。

しかし、親の都合で自分の意見を否定されてばかりいた人や、勇気をだして主張したことを嘲笑されたりしていた人は、「また嫌な思いをするかもしれない」と怖気づき、我慢してため込んでしまうのです。

また、「自分勝手な意見は和を乱すから、周りに合わせて自己主張してはならない」と教えられてきた人も、自分の意見を口にするのが苦手になりやすいです。

自己主張=悪いことではない

自己主張が極端に少ない人は、「言っていいことと悪いこと」で区別するのではなく、「自分の意見を言うこと自体が周りにとって迷惑なこと」と思い込んでいないでしょうか。

確かに、周りの気持ちも考えず、思ったことをポンポン口にしてしまうのは良くありません。

しかし、自分の考えを他人に押し付けたり、ワガママを通そうとしたりするのでなければ、「私はこう思う」という意見は、むしろどんどん口に出したほうが周りも助かるのです。

そうすることで、周りの人はあなたが何を考え、どんなことを望んでいるのかが分かるし、変に気を使わずにすみますからね。
自己主張=悪いことではない

自己主張できるようになるためのステップ

ステップ1・原因を考える

自己主張が苦手になってしまうのには、人それぞれ必ずどこかに原因があります。

前述したような子どもの頃の親子関係もそうですし、学校や会社で自己主張した時、大勢の前で恥をかいた経験があったという人も多いでしょう。

辛い過去と向き合うのは苦しいものですが、まずはここを乗り越え、「なぜ自分は堂々と考えを口に出すことができないのか」を明確にしなければ先に進めません。

「そんなこと言われても、何が原因なのか自分ではよく分からない」という場合は、日記をつけてみることをおすすめします。

毎日の出来事やそれに対する気づきなどを書いているうちにだんだん自分の行動パターンや思考が整理されていき、より客観的に見つめ直せるようになっていきますよ。
ステップ1・原因を考える

ステップ2・自己肯定感を高める

自己主張が苦手な原因がおぼろげながらでも分かったら、今度は過去の自分も丸ごと認め、受け入れることができるよう、自己肯定感を高めていきましょう。

ポジティブな人も失敗はしますが、あまりクヨクヨ考えず「次は頑張ろう!」と前向きに行動しますよね。これは、「人間は誰だって失敗するけど、またやり直すこともできる。自分の力を信じて頑張れば大丈夫」と自分に自信を持っているからです。

自己主張して恥をかいたり、嫌な思いをしたりした時も、「だからもう人前で話さないようにしよう」と黙り込むのではなく、「どうしてあの時は失敗したのだろう? 次はこういう風にやってみよう」と前向きに考えてみませんか。

小さな成功体験を何度も繰り返すうち、いつの間にか低くなっていたはずの自己肯定感が高くなっていることに気づくはずです。

ステップ3・人と交流する機会を持つ

自己主張の苦手な人は、会話を避けるために人が集まる場所を敬遠しがちです。

しかし、人から逃げていたらいつまでたっても会話は上達しないし、失敗して反省することを繰り返さなければ成長もできません。

それに、人と交流する機会を多く持つと必ず自己主張がうまい人に出会えるので、じっと観察しているととても良い勉強になります。

恋人がいない人におすすめなのが「婚活イベント」。年齢や職業だけでなく、趣味などの細かいカテゴリで分けられたイベントに参加できるので、自分に合ったものを選べば「全然話が合わない」という困った状況が起こりにくいのです。

当日はスタッフが適切にサポートしてくれるので、一人参加でも大丈夫!

また、趣味の習い事を始めてみたり、SNSで気の合いそうな人とやり取りをしてみたりするのもおすすめです。
ステップ3・人と交流する機会を持つ

おわりに

上手に自己主張ができるようになると、人と話すことが億劫ではなくなり、新たな可能性もどんどん広がって、毎日がとても楽しいものになります。

克服するまでには自分の過去と向き合うなどの辛い作業も必要ですが、頑張って乗り越え、会話をリラックスして楽しめる自分になりましょう!

Written by まぁこ

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