1: 太陽の光に当たっていない
「昼夜逆転した生活を続けていたら、次第に寝つきが悪くなってきて、寝ても寝ても疲れがとれない体質になってしまった。でも生活リズムを改善して明るい時間帯に活動するようにしたら、体の調子がよくなった気がする」(29歳/IT)
人間の体に備わっている体内時計は、光を浴びて目覚めたときから14時間前後で眠気が生じる機能が備わっているといわれています。つまり、寝ても寝ても疲れがとれないのは、睡眠のリズムが乱れているから!
遮光カーテンはやめて、明るくなったらしっかり太陽の光を浴びて体を起こしましょう。
2: 寝る間際までスマホやPCを見ている
「毎日LINE(ライン)をしながら寝落ちしていたら、寝ても疲れがとれなくて体がしんどくなってきて……就寝前に読書をする生活に変えたら、目覚めもよくなった。よくブルーライトは体によくないって聞くけど、その通りだと思った」(27歳/金融)
スマホやPCの液晶画面が発するブルーライトは、睡眠の質を左右する「メラトニン」の分泌を阻害して、体のリズムを狂わせてしまうといわれています。眠りにつきにくくなったり、浅い眠りになって寝ても疲れがとれなくなってしまうのは、スマホ操作のせいかもしれません。
あなたも就寝前の行動を見直してみてはいかがですか?
3: 体を動かしていない
「学生時代はスポーツをしていたけど、社会人になってから1日中座りっぱなし。運動といえばオフィス内をちょっと歩くくらいの生活を続けていたら、体型は崩れるし腰痛はひどいし、寝ても疲れがとれないし、何一ついいことなし! 休憩中にストレッチをして、極力階段を使うように心がけていたら、いい具合に体が疲れて眠りにつきやすくなった。やっぱり体を動かさないとダメだよね」(26歳/事務)
社会人になるとどうしても運動不足になりがち。気が付いたら、デスクワークで1日中座りっぱなしだった……なんて女性は要注意ですよ。
休憩中にヨガやストレッチを取り入れたり、エレベーターではなく階段を使ったり、日常生活に運動を取り入れてみましょう。寝ても疲れが取れなかった体がスーッと軽くなるのを実感できるはずです。
おわりに
このほか、「朝食抜きの日が多い」「水分補給が足りていない」という女性は寝ても疲れがとれないことが多いようです。
あなたも仕事やプライベートに大きな影響を与える睡眠の質を高めるために、日ごろの行動・習慣を見直してみてはいかがですか?
(取材協力)
・ 20~30代独身女性
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