シンプルに生きるには?
シンプルに生きるのは難しいです。けれど、できるだけそう生きてみようと思えば、肩の荷がおり、不毛なことで悩む時間は減るはず。
少しずつでも良いですし、あっさり受け流せる人の真似から始めるのもオススメです。
世の中って「なんだ、そんなことだったのか」と思えることや「深く考えない方が素直でいられた」と思うことがたくさんあります。
心も環境も、できるだけシンプルでいられるようにしましょう!
シンプルに生きる人の5つの共通点とは
「シンプルに生きたい」と思っても、人間関係のしがらみや過去への執着心、あるいは将来への根拠のない不安などによって、がんじがらめになってしまっている人も少なくありません。
今の生活に生きづらさを感じているのならば、シンプルに生きるためのヒントを得ることが大切です。
そこでここからは、シンプルに生きる人に見られる共通点についてチェックしていきましょう!
シンプルに生きる人の共通点1:優柔不断とは無縁で決断力がある
シンプルに生きる人の共通点としてまず挙げられるのが、優柔不断さとは全くの無縁であって、決断力をもって生きているということです。
自分らしい考えや価値観が確立されているため、小さなことであっても大きなことであっても、ウジウジと悩んだり迷うことがありません。
自分がどうしたいかをきちんと理解しているからこそ、いつも正しい決断をすぐに下せるのでしょう。
シンプルに生きる人の共通点2:他人の意見に流されない
他人の意見に流されないというのも、シンプルに生きる人の共通点のひとつとして挙げられるでしょう。
自分というものをしっかりと持っているからこそ、安易に他人の意見に流されて、自分の本来の考えや気持ちとは裏腹の選択をしてしまうことはありません。
そのため、世間の風潮や他人の評価に惑わされることなく、自分の生きたいような人生を生きられるでしょう。
シンプルに生きる人の共通点3:出来事をありのまま捉える
シンプルに生きる人の共通点のひとつとしてご紹介したいのが、出来事をありのまま捉えられるということです。
他人の言動を変に深読みして、「あの人に嫌味を言われたのでは?」「あの人から嫌われているのでは?」と、あれこれ考えたり悩んだりせず、シンプルに考えることができるという意味になります。
そのため、不必要なストレスを受けずに自分らしい生き方ができるでしょう。
シンプルに生きる人の共通点4:部屋が綺麗
部屋が綺麗であるというのも、シンプルに生きる人ならではの共通点ですよね。
シンプルに生きる人とは、物理的にはいわゆる「モノを持たない暮らし」をしているミニマリストであるとも表現できます。
本当に必要なものだけを持っていて、必要のないものを買い揃えたり、捨てるのを渋ることはありません。
整理整頓された部屋で、きちんと暮らすことができるのがシンプルに生きる人です。
シンプルに生きる人の共通点5:受け入れる心を持っている
何事も受け入れる姿勢であるというのも、シンプルに生きる人の特徴でしょう。
これはとっても難しいのですが、自分にとっての基準を定めているので、意外と「まあそれぐらいならいいか」と思えるようになります。
例えば、「これ以上のことをされると私は不愉快になる」「こういうことをされると信頼できない」など、ある程度の決まりを作り、それ以外は上手く流せるのです。
たいしたことでもないのに、イライラや不信感が出てきたとしたら、それはあなたの心がまだ未熟だからです。
シンプルに生きる為に手放すこと7選
「なんだか人生に疲れてしまった」「思うような人生が歩めずストレスを感じている」と、今の自分の生活に不満を抱いている人も多いのではないでしょうか?
そんな時には、自分の生き方を見つめ直してみることが必要です。そして、自分らしい人生を歩んでいるシンプルな人の生き方を学んでみましょう。
ここからは、シンプルに生きるために手放すべきことやものについてご紹介していきます。
シンプルに生きる為に手放すこと1:他人に認めてほしいという欲求
最近では一般人でも、インスタグラムなどのSNSに自撮りを頻繁に載せる人が多くなっていますよね。
フォロワーの評価を過剰に意識して、自撮りをびっくりするほど加工している人も少なくありません。
このように、「他人によく思われたい」「褒められたい」という承認欲求に囚われてしまうと、他人の評価によって自分の生き方が決められてしまうので、シンプルな生き方ができなくなってしまいます。
醜い承認欲求を手放すことが必要です。
シンプルに生きる為に手放すこと2:見た目のコンプレックス
ナルシストでもない限り、人は多かれ少なかれ自分の容姿にコンプレックスを抱えているものです。
ほとんどの人はコンプレックスと上手く折り合いをつけて生きていますが、中には「私は可愛くない」「あの子のほうが綺麗」と容姿へのコンプレックスに憑りつかれて、自分を追い込むようなダイエットや美容整形に手を出す人もいますよね。
シンプルで幸せな人生を歩みたいのならば、このようなコンプレックスから距離を取り、自分を自分で認めてあげることが必要です。
シンプルに生きる為に手放すこと3:思い描く通りの人生
シンプルに生きたいならば、自分の人生を完全にコントロールしたいという欲求を手放すことも必要でしょう。
絵に描いたような、完全に自分の思い通りの人生を歩める人など、どこにもいません。
傍から見ると大成功を収めていて順風満帆な人生を歩んでいるように思える人でも、その人なりに挫折をしたり苦しんでいます。
だからこそ、思い描いた通りの人生を歩もうと固執をするのではなく、「あるがまま」の精神で生きられるようなタフさも身につける必要があるのです。
シンプルに生きる為に手放すこと4:過去への執着
過去への執着も、シンプルに生きたいならば手放すべきです。
終わってしまったことについて今更あれこれ考えたとしても、過去に起こったことは変えられませんよね。
もちろん過去の失敗を反省し、それを教訓にすることは大切です。
ですが、「なんであの時あんなことをしちゃったんだろう」「ああすればよかった」と後悔しても、建設的なことは何もありません。
シンプルに生きる為に手放すこと5:他人と自分を比較する心
シンプルに生きるためには、他人と自分とを比較する癖を手放すことも必要です。
もちろん、自分を客観視するために、多少なりとも他人との比較の視点を持つことは大切でしょう。
ですが、いつも他人と自分とを比べてばかりいると、「あの人のほうが恵まれている」「自分はあの人よりも劣っている」とコンプレックスに囚われてしまい、シンプルに生きられません。
シンプルに生きる為に手放すこと6:あれこれ考えてしまう癖
あれこれと考えてしまう人こそ、本当はシンプルに生きたいと思っているはずです。
なるようにしかならないことは分かっているけれど、一度考えだすと止まらなくなり、本来の目的や周りからのアドバイスがどんどん遠くなってしまうのです。
シンプルに生きるということは、きちんと受け止めることでもあります。
他に原因を探ったり、どうしてそういう態度だったのかを深く考えすぎたりすると、人間不信になり本質とはズレた答えに縛られてしまいます。
シンプルに生きる為に手放すこと7:必要のないもの
物が多い環境だと、頭の中にもたくさんの思いや悩みが湧いてきます。
部屋や机の上を見てみると、何となく捨てなかった袋や、二度と使わない古い化粧品、空の容器がありませんか?
何となく捨てないって、別にたいしたことじゃないと思いますよね。
けれど、物への執着が結果として表れていることが多いんです。一度断捨離や大掃除をしてみると、心がとてもスッとします。
不要なものを片づけることも、シンプルに生きる為に必要なことです。
シンプルに生きる為に読んでおくべき本
過去への執着や別れた恋人への未練、あるいは過剰な承認欲求などによって自分を自分でがんじがらめにしてしまっている人も多いのではないでしょうか?
そんな時には、人生をもっとシンプルに生きるヒントを得るために、良書を読むことをおすすめします。
たとえば、ミニマリストの整理整頓術に関する本や、生きづらさを感じている人向けの自己啓発本を読んでみてはいかがでしょうか?
シンプルに生きる事で心が楽になる
今回はシンプルに生きる人の特徴や共通点についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
あれこれと考える癖があると、何をするにも「それは楽しいのか」「傷つくことはないか」「ただ疲れて終わるのではないか」と疑念を持ってしまうことがあります。
断捨離の時に外出しやすいスニーカーや、持っていて疲れないバッグ、メモ帳、筆記用具などを分かりやすい位置に置いておくようにしましょう。
それだけでも出かけてみようかな、楽しいかもしれない、と思う気持ちが湧くはずです!
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