共依存とは何か? 共依存になりやすいカップルの特徴と克服方法を紹介!

突然ですが、過剰に依存し合う人間関係を結んでいませんか?

互いのことを想い合っているといえば聞こえがいいかもしれませんが、“過剰な依存”は人間関係を危うくすることがあります。

本記事では共依存をテーマに、共依存になりやすいカップルの特徴や、共依存状態から克服する方法をご紹介していきます。

共依存とは

共依存とは何か? 共依存になりやすいカップルの特徴と克服方法を紹介!

共依存とは、特定の相手に対して自分を犠牲にして尽くし、心の充足を得ることで、元々はアメリカでアルコール依存症の患者を治療していた医師が発見したものです。

医師は、なかなかアルコール依存症から抜け出せない患者のそばに絶えず世話を焼く妻や母親の存在があることに気が付きました。

共依存症を発症している人は、特定の相手の世話をする状態に「依存している」人なのです。

共依存になることで生じるデメリット

共依存とは何か? 共依存になりやすいカップルの特徴と克服方法を紹介!

共依存関係になると、次のような問題が起きやすくなります。

・依存している相手の存在が、自分の存在意義そのものになってしまう
・二人の関係を邪魔する者を排除しようと考えてしまう
・自分ばかりがリスクを負い、本当の気持ちや欲求を押し殺してしまう

共依存関係に陥った人は、依存していた相手が自分から離れようとするとパニックになり、死を考えてしまうこともあります。

また、二人の仲を引き裂く者がいればどんな手段に訴えてでも阻止しようとしたり、相手に尽くすことばかり考えて自分をボロボロにしてしまったりすることも。とてもじゃありませんが、健全とは言えない状態です。

共依存の原因とは

共依存になってしまう原因には、次のようなものがあります。共通しているのは、自己肯定感の低さと心の穴。自分自身を好きになれない為に、他者に尽くすことで存在価値を見出そうとするのです。

<子供時代のトラウマ>
何かとても傷つく出来事を経験すると、他者に尽くして充足感を得ることにより、自尊心を取り戻そうとすることがあります。

<愛情不足>
幼少期に親から十分に愛されないと、その心の穴を埋める為、特定の誰かに過剰な執着をしてしまうことがあります。

<自己愛が少ない>
行き過ぎた自己愛は良くありませんが、自分を好きだと思える気持ちは、人間が幸せに生きる上でとても大切なものです。子どもの頃から親や身近な人に愛されなかったり、傷つけられたりすると、自分の価値を信じることができず、共依存になりやすくなります。

共依存になりやすいカップルの特徴とは

共依存とは何か? 共依存になりやすいカップルの特徴と克服方法を紹介!

共依存になりやすいカップルには、次のような特徴があります。

<パートナーの存在が常に優先される>
依存するべき相手が見つかるとその関係を守る為、他の人間関係や用事をないがしろにしてしまいます。せっかく築いてきた信頼が崩れ、友達が離れてしまったり、仕事に支障が出たりすることも。

<相手がいないと生活に支障を来す>
常に相手のことで頭がいっぱいなので、離れている時間が長いと精神的に不安定になり、日常生活に支障が出てしまいます。上手くいっている時は良いですが、仲が悪くなると、浮気や自殺未遂などの自暴自棄な行動に出るケースが少なくありません。

<他人を傷つけたりすることが気にならない>
恋人以外はどうでもよくなってしまうので、他人の気持ちに無関心になり、傷つけたり迷惑をかけたりしても気にならず、人間関係がめちゃくちゃになってしまいます。

共依存の克服方法

「共依存かもしれない……」と思ったら、次のような方法で克服する努力をしてみましょう。

<二人の環境を変えてみる>
同棲を解消する、どちらかが転職をするなど、二人の環境をガラリと変え、今までの関係に変化をつけてみましょう。

<一人の時間を恐れない訓練をする>
一人でも十分に楽しめることに気が付くと、相手がそばにいなくても情緒不安定になりにくくなります。

<第三者に相談する>
当事者同士では問題点が分かりにくいので、信頼のおける第三者から客観的なアドバイスをしてもらいましょう。

<自助グループに参加する>
同じ問題を抱えた人の集まりに参加し、色々な話を聞くことで、自分でも気づかなかった問題点がクリアになったり、「苦しいのは自分だけじゃない」と気持ちが楽になったりします。

<共依存になった原因について考える>
親からの愛情不足やトラウマに向き合うのはとても辛いことですが、そこから逃げずに立ち向かい、感情の整理をすることで、少しずつ自分を認められるようになります。

終わりに

過去に辛い出来事があったり、愛情を十分にもらえなかったりすると、誰だって共依存に陥る可能性があります。しかも、共依存関係にある時はそれに気付けないことも多く、知らない間に事態が悪化してしまうことが少なくありません。

自分たちの関係に疑問を抱いたり、他者から指摘されたりした場合には、二人を取り巻く環境を見直すことも考えてみましょう。

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