【知っておきたい】クラフトビール基礎知識&もっと楽しむ方法

お酒の飲めるお店に入ったとき、とりあえず一杯目にビールを注文する方は多いですよね。ビールが飲める人は大勢いますし、団体で飲む場合には、最初は「とりあえず生を下さい」とでも言っておくと、オーダーもスムーズです。

ただ、ビールには色々と種類もありまして、たとえば近年ですと、クラフトビール推しの飲み屋さんなんかも少なくありません。

クラフトビール。耳にすることはあるし、口に含むこともあるけれど、ぶっちゃけクラフトビールが具体的に普通のビールと何が違うのか分からないという方って多いんじゃないでしょうか。

そこで今回は、クラフトビールのちょっとした、ほんの初歩的な知識を紹介したいと思います。基礎知識だけでも頭に入れておけば、きっと、もっとクラフトビールのことが好きになるでしょう!

クラフトビールとは?

まず、かなり大雑把になりますが、クラフトビールの定義について紹介したいと思います。

これ、物凄く簡単に説明すると、醸造所の規模がさほど大きくなく、独立しており、伝統的な製法に基づいて作られているビール。それをクラフトビールと呼ぶんですね。

つまり、普通のビールとは異なり、マイナーながらも歴史のある製法で作られたビールが、クラフトビールの総称ぐらいに考えておくだけでも、知識としては十分となります。

もっとも、これはアメリカに本部のあるブルワーズ・アソシエーションという業界団体が定義したもので、日本でクラフトビール扱いされているビール全てが、厳密な意味で本当のクラフトビールとして流通しているかどうかは、ちょっとまた別の問題です。

だけどまあ、あんまり気にしなくていいです。日本の寿司が海外で魔改造されてもなお、寿司扱いされているようなものですね。

知っておきたいビールの知識

【知っておきたい】クラフトビール基礎知識&もっと楽しむ方法

クラフトビールも普通に大量生産されてるビールも、基本的には共通した原料をもとに作られています。知識としておぼえておくべきこと、というわけでもありませんけど、一応ビールそのものの定義を書いておきましょう。

公益財団法人「日本関税協会」が提示していますビールの定義としましては、麦芽、ホップ及び水を原料として発酵させたもの、あるいは麦芽、ホップ、水、麦、米、とうもろこしなどを原料として発酵させたものとされています。

既にこれらの原材料がもとになってビールが作られていることをご存知という方も多いわけですが、その上でアルコール分が20度未満のものが、日本においては明確なビールの定義ということですね。

 

<参考元>
酒類の分類及び品目と酒類の定義|公益財団法人「日本関税協会」
http://www.kanzei.or.jp/refer/in_t/internal_tax1.htm#beer

知っておいて損はない? クラフトビールの種類

ところで、一口にクラフトビールと言っても、前述のように伝統の製法から作られるだけあって種類は様々です。そこでこちらでは、その製法の差異について書いていきたいのですが、これはさほど難しい話でもありません。

皆さんも耳にすることが多いエールやラガー。これらは醸造の際の温度の違いで分別されるものとなります。常温で作るビールはエール。そして低温で作るビールがラガーと分けられています。

それから、クラフトビールとしても目にする機会の多い自然発酵を謳うビールについてですが、これは野生酵母を使って作られるビールを指します。天然酵母とも呼ばれていますね。

この野生酵母は、特定の品質のお酒を作る際には取り除かれるものですが、あえて野生酵母で作るビールというのも存在する、という程度に理解しておけばいいでしょう。

知っておきたい個性的なクラフトビール

【知っておきたい】クラフトビール基礎知識&もっと楽しむ方法

ところで、日本でも目にする機会の多いクラフトビールですが、いくつか特徴的なビールの、その特色について簡単に挙げてみましょう。

・ピルスナー
 チェコ発祥のラガービール。独特の苦味が特徴で、日本人の味覚からすると新鮮な味わいが楽しめる。

・インディア・ペールエール
 通称IPA。その名のとおり、ペールエールのインド版。こちらもホップの苦味が際立つが、昔はもっと苦かったらしい。IPAという名前は知っていても、正式名称を知らない“自称ビール”通も多い。

・フルーツビール
 ビールの苦味に抵抗がある人にもオススメな、フルーツを使用したビール。りんごやさくらんぼなど、地域によって材料となっているフルーツは数多く、古くは6世紀頃から愛されていたという推察もある。

クラフトビールをもっと楽しむ方法

普通に味わうだけでも十分楽しんでいると言えるのですが、こちらではクラフトビールの楽しみ方について、もうちょっと踏み込んでいきたいと思います。

たとえば最近は、クラフトビールに凝ったお店も多くなってきましたので、ビール通と連れ立って、そういったお店で楽しむのもいいでしょう。また、複数のクラフトビールを並べてみて、それぞれの味、コク、キレの違いに唸ってみるのも悪くないところですね。

それから、前述のフルーツビールなど、クラフトビールには食前酒の意味合いが強いものも少なくありません。食前のワインの代替品として、そういったビールを楽しむのもまた、面白いところでしょう。

知れば知るほど奥が深いクラフトビール

【知っておきたい】クラフトビール基礎知識&もっと楽しむ方法

といった具合に、ちょっと長くなってしまいましたが、できるだけ簡単にクラフトビールについて紹介していったところです。

ビールが飲める社会人は大勢いますが、いつもいつも生ばかり注文していると、それはそれで味気なく感じられるもの。

せっかくクラフトビールが日本にも多数輸入されているわけですし、日本各地でもクラフトビールは製造されているわけなので、それらに目を向けてみても悪くないでしょう。まあ、こういう知識なんかあってもなくてもビールの美味しさには、本来全く影響ないんですけどね。

何にしてもそうですけど、まずは自分が飲んでみて「美味しい」と感じられるビールを探してみて、それがたまたまクラフトビールだった、そこからクラフトビールへの興味を抱く、ぐらいがちょうどいいのかもしれません。

松本 ミゾレの他の記事を読む


この記事どうだった?

0いいね!

0うーん…