自分に向き合うの「自分」ってなに?
さて、よく耳にする「自分と向き合う」という言葉。もしくは他人から「自分と向き合いなさい」と説教じみた感じで言われたりする言葉でもありますが、ここで言う「自分」とはなにを指しているのでしょうか。
と言ってもこれはそこまで難しい話ではなく、ここで言う自分とは「どうあるべきか」という判断基準のことを言います。
人生で遭遇するなにかしらの問題。それに対して、自分はどんな対応をしていくのか。その指標こそが自分なのです。
自分と向き合うのは短所を見つけることじゃない
「それじゃあさっそく、自分と向き合うために自分の短所を見つけよう!」そんな風に考えてしまうかもしれませんが、自分と向き合うというのは決してそういうことではありません。
上記したように自分と向き合うとは、「自分はどうあるべきか」もしくは「自分はどうしたいか」を考えることであって、思考をネガティブ方面に持っていくことではないのです。
だから本当に自分と向き合いたいのなら、短所を見つけ出すという方法はNG。
自分に向き合うために試してほしい3つの方法
さて、それでは自分と向き合う方法、つまり「自分はどうあるべきか」もしくは「自分はどうしたいのか」という問いを明確にする方法をご紹介いたします。
落ち着いて集中できる場所で
自宅でも行きつけの喫茶店でも構いません。自分が落ち着ける場所へ移動しましょう。
ただしリラックスしすぎる場所はちょっと不向き。あと、なにかやっておくべき雑用があるなら先に片付けておくのが吉。
余計な心配事は自分と向き合うために邪魔になってしまいます。
それからスマホやPC、テレビなどの余計な情報が入ってくるものは電源を切っておくこと。
ノートに問題を書き出す
では次に、ノートに「自分が今なにを思っているのか」と書き出してみましょう。ここで言う「なにを思っているのか」というのは、個人によって全く違ってきます。
例えば転職しようかと悩んでいるなら、「上司が嫌い」、「給料はいいけど仕事内容が好きじゃない」、「職場が家から遠い」などなど、そんな感じで「とにかく思いつくこと」を書き出してみるのです。
こうすることによって「自分がなにで悩んでいるのか」という問題を明確にすることができるわけです。
また、いま自分が持っている考えは、自分の内から出た考えなのか、はたまた他人の考えなのかを明確に分けることができ、本当の自分の考えを知ることができるのです。
自分が「どうありたいのか」を考える
さて、あらかた書き出していくと「自分の抱える問題」が見えてくるはずです。
そして、その問題に対して「自分はどうするべきなのか」もしくは「自分はどうしたいのか」と考えてみましょう。
例えば、友人含め自分も結婚する年齢に差し掛かって。だけど、自分は結婚に向いてないかもという考えもある。
その場合、自分はどうしたいのか。それを考え、自分の指標を打ち立てることこそこそ、自分に向き合うということなのです。
自分はどうあるべきか、それが自分と向き合うこと
さて今回は「自分と向き合う方法」についてご紹介いたしました。
自分と向き合う必要を感じたとき、それはなにかしらの問題を抱えている場合が多いはずです。
恋人との別れ、結婚や婚期の話、会社で上手くいかない、両親の死別などなど、「自分の人生はこのままでいいのかな」と思う瞬間。
そんなとき、今回紹介した方法をぜひ試してみてくださいね。
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