結婚しない男はずるい? 結婚しない男の本音とは【ひとみしょうの男って実は】

結婚しない男はずるいと誰が言い出したのか知らないけれど、でもネットでは「結婚しない男 ずるい」という検索で、たくさんの記事がヒットします。

結婚するしないは本人の自由なのだから、外野がとやかく言うべきではない――女子に対してはこういう世論が幅を利かせていますね。結婚しない女子や出産を望まない女子を擁護する向きが、世間には多い。がしかし、男に対しては「結婚しない男はずるい」ですよ。そんなの、あんまりだと思わないですか?

ということで、今回は、結婚しない男はずるくない! 寂しい男なのだから同情のひとつくらいしてあげたらどうか、というお話をします。

結婚しない男はなぜ寂しい男なのか?

結婚しない男はずるい? 結婚しない男の本音とは【ひとみしょうの男って実は】

結婚しない男は、現実と可能性とのはざまで常に心が揺れ動いており、それ故小さく絶望しているから寂しい男なのです。例えば、結婚しない男が「この女性となら結婚してもいいかも」と思ったとします。でも彼は実際に結婚しません。だから結婚しない男なのです。

彼はなぜ結婚しないのか?

例えば、「もう少し独身でいて、自由にお金を使って自己投資すれば、もっといい男になれるかもしれない」と彼は考えるからです。つまり彼は、自分が持っている(と思っている)可能性と現実とを天秤にかけているのです。つまり葛藤しているのです。この葛藤に絶対的な正解なんぞないので、彼は常に葛藤しつつ生きています。常に葛藤するのって、やってみると分かるけど、すごくしんどいことなのです。「誰かこの葛藤を消してください!」と思うくらいしんどく辛いことなのです。

このとても辛い葛藤のことを「絶望」と、昔の哲学者は呼びました。

あるいは彼は「もっと他にいい女がいるだろう」と思うから、結婚しません。でも、他にいい女が現れる可能性が現実のものになるとは限らないですよね。今彼の目の前にいる彼女が、もしかしたら最高の女かもしれないでしょう? だから彼は葛藤します。そしてその葛藤に絶対的な答えがないから絶望するしかないのです。

絶望している人の心理

結婚しない男はずるい? 結婚しない男の本音とは【ひとみしょうの男って実は】

絶望している人とは、簡単に言うと「別の人間になりたい」と思っている人だということです。今俺はこの彼女と出会っている、がしかし、あと半年待てば、もっといい女性と出会える男になれるかもしれない、いや、そういう男になるんだ!

つまり彼は、「今の自分」を捨てて「こうありたいと願う別の男になりたいと思っている」のです。結婚しない男に限らず、何らかに葛藤している(=絶望している)人って、全てこのパターンです。今の目の前に生活感覚に溢れる、手堅い幸せがあるのに、彼はそれを見ようとしないのです。

見ようとしない? いや、見れないのです。

それはなぜか? 五感が死んでいるからです。仕事ばかりして、あるいは理想の自分を思い描くばかりで、実際に身体を動かして何かをしていないから五感が死んでしまっているのです。簡単に言えば、頭でっかちになっているのです。

ご飯を作る、でもいいんです。布団を干す、でもいいんです。何か生活に密着したことをすれば、感覚が蘇ってきて、その蘇った感覚が、彼に本当の幸せを教えてくれるにも関わらず、彼はそれをしようとしないのです。常に「もっといい女がいるはず」「もっといい女にみそめられるもっといい男になれるはず」と、未来を夢見てばかりなのです。

だから彼は、自分で自分の人生に絶望してしまうのです。そしてもっと具合の悪いことに、絶望している自分を、彼は女性の前で隠そうとします。だから、結婚しない男はますます結婚できなくなる、つまり、マジで可哀そうな寂しい男なのです。

終わりに

結婚しない男はずるい? 結婚しない男の本音とは【ひとみしょうの男って実は】

結婚しない男を女性から見れば、女をとっかえひっかえ遊んでいるチャラい男みたいに見えると思います。あるいは、好きな時にキャバクラに行って、好きなだけ酒を飲んで、さぞやいいなあと思うかもしれないですね。遊び金を持っていない結婚しない男に対しては、仕事に集中できていいなあと思うかもしれないですね。

でも結婚しない男は、自分の人生に絶望しています。先に書いたように、葛藤するとは、絶望するとイコールなのです。なので、結婚しない男と結婚したい女性は、彼の絶望に寄り添ってあげるだけで、即結婚できる――理論的にはこういうことが言えます。

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