手のひらに広がる未来予知図、ほくろは運気のバロメータ
ほくろは手相だけではなく、顔相においても重要視されてきました。
また、大きなほくろからは時として太い毛が生えることもあり、見た目は良くありませんが、この毛は「宝毛」と呼ばれており、昔から幸運の象徴とされています。
そして手相を診る上でも、このほくろはかなり重要な判定の基準と言えます。
手のひらのほくろですが、基本的には目立ってしっかりと黒いものですとそれだけで運気をプラスに働かせてくれると考えられてきました。
反対に、薄茶色の小さなものは、運気を下げてしまうとも言う指摘もあります。
そしてほくろの位置も大変重要です。
恋愛においては、薬指に発生したほくろは、絶対に無視することは出来ません。
薬指と言えば、結婚指輪をはめる指でもありますが、特に左手の薬指にほくろが出来た場合、非常に良い相性の異性との出会いを示唆していることの表れとなります。
多くの場合この手のほくろは、あるとき気が付くと発生しており、件の異性との関係が円熟するに連れて色濃く成長していきます。
筆者の友人がまさにこのパターンでした。
実例を数ヶ月スパンで観察させてもらったことがありますが、その後正式に結婚という運びとなり、今では友人のほくろの上を指輪が覆っています。
今のところ喧嘩も少ない、良好な夫婦生活を送ってるようです。
もちろん右手の薬指にほくろが出来た場合も恋愛運に大きく関与しています。
この場合は結婚に至るほどではないものの、重要な異性の出現を示唆しているということです。
どちらの場合も、色が薄いよりも濃い方が好ましいことを覚えておきましょう。
おわりに
今回ご紹介した手相の判別方法は、とっても単純で分かりやすいものだったと思います。
薬指のほくろは恋愛に重要な意味合いを孕んだ、見逃せない出会いの契機である、と考えてもらって結構です。
ちなみに、もしも色素の薄いほくろが出来た場合、そのままですとマイナスに作用することもあるようです。
望ましくない結果をもたらさないためにも、こんなときは強引な手ですが、油性マジックなどでほくろを上書きするのも有効とされています。
毎日上塗りするのはちょっと面倒ですが……。