「LINE、やめたい」の意思表示で確保されるプライベートの時間はバカにならない
LINEが日本で普及してもう何年も経ちますが、利用者の中には「そんなの別に連絡してこなくて良くない?」と思えるほど、どうでもいいメッセージを送ってくる人ってのが多いんですよね。あと、無意味なスタンプの連打。あれも結構多くの人がやっちゃってます。
最悪なのが無料通話アプリの本来の機能である、電話連絡をしょっちゅうよこしてくる人たちです。携帯電話を買ってもらったばっかりの学生さんのようなテンションで、よくもまあ飽きずに毎日LINEに没頭できるものだ、と筆者などは常々辟易していました。
実際、面倒な連絡や、相手にしたくない人に対しては遠慮なく既読スルーをかましているわけですが、そんな対応をするとカドが立つという立場の方々も、きっと今このコラムを御覧になっていることでしょう。
しかしながら、1日は24時間しかありません。その大半の時間を仕事や睡眠に充てているわけですから、それ以外の残り僅かなプライベートな時間をLINEに日々費やすばかりというのは、あまりに勿体ないことです。
それが毒にも薬にもならないメッセージのやりとりに充てているなら、なおのこと。1日にそういう時間が30分から1時間程度発生すると考えても、積み重なったこの無駄は、決してバカにならない数字になるでしょう。
無駄なLINEはやめたいと思うのも、これは当然ではないでしょうか? もちろんLINEそのものをやめたいと思っても、なかなかそれが難しいのが現代社会の人間関係です。
でも、無駄なやり取りを発生させる状況ぐらいは「やめたい」と考えて、それを実行に移すべきではないかと感じるところです。
だってメリットがないんですもの。「この人とのやり取りには、何も利点がない」と感じたら、相手にしないというのも大事なプライベート充実術に繋がると思います。
めんどくさい人からのLINEはスルーする。「あなたとのやり取りはやめたい」という無言の意思表示。これって最初は心苦しいのかもしれませんが、そんな心苦しさを抱かせる相手がそもそも悪いのです。
しばらくすればどうでもよくなりますし、結果的に自分の生活におけるストレスを減らす効果をもたらしてくれるはずです。
LINEなんて昔はなかった=昔はLINEで無駄な時間を取られることもなかった
そもそもLINEなんて、ちょっと前まで普及すらしていませんでした。そしてLINEが存在しない間は、今ほど無駄なメッセージのやり取りも一般的ではなく、そういった意味では以前の私たちは、無意味な連絡の頻度が低かったということになります。
今、LINEを利用している人たちのメッセージなんかを見てみると、「それな」だの「わかる」だの、面白くもないスタンプを貼りあうだのして、とりあえずお互いに既読スルーをしないように気を遣っているようなやり取りばかりが目につきます。
こんな無駄なことを、私たちは毎日やってていいんでしょうか(笑)。
LINEなんて取り立てて何かを生み出すこともない、ただの無料通話アプリです。そして、1日か2日程度スマホで誰かと連絡を取り合わなくても別に問題なんて起こりません。
問題でもないことを「問題だ」とか「既読スルーしてしまった」とか、余計な心配をしあっているのが、今のLINEユーザーではないでしょうか。
やめたいなら、さっさとそういうわずらわしさから離れればいいのです。時間と、スマホの電池残量と、気遣いの無駄でしかないわけですから……。
おわりに
とにかく、繰り返しになるんですけども、今の時代のスマホユーザーは当たり前にLINEをインストールして、当たり前に本来不要なやり取りに依存しすぎています。
お互いに既読スルーをしないように牽制しあうなんてことを毎日、それも複数人相手にやるなんてバカみたいな話ですよね。こういう無駄なサイクルからは、さっさと脱却しちゃいましょう!
既読スルーをバンバンやっても、何ともないような人とLINEをしましょう! 面倒な人とのLINEのやり取りをやめたいと思ったときから、すぐに行動に移すべきです。メッセージのやり取りすら苦痛な相手なんて、仲良くしても意味がありません。
この記事どうだった?
1いいね!
1うーん…