ケトジェニックと糖質制限に違いはあるのか?

世間のアラフォーの人々を見ていると、その大半の腹回りは男女問わず体型が崩れています。そしてそういう人々もいろいろとダイエットをしてきたはず。それでもきっと、残念な腹回りになってしまうのでしょう。

これは相当気合いを入れてダイエットしないとダメ、ということでしょうね。

さて、ダイエットといえば、糖質制限というワードが有名ですよね。

それに加えて最近では、ケトジェニックという耳慣れない言葉も、ダイエットに関連するものとして浸透しつつあります。

ケトジェニックって何?

ケトジェニックと糖質制限に違いはあるのか?

まず、このケトジェニックって一体何なんでしょうか。

メディアでは食事制限系のダイエットという括りで紹介されていることが多いのですが、一口で説明すると「レギュレーションがより明確になった食事制限系ダイエット」といえるでしょう。

というのも、ケトジェニックは1日のカロリー摂取量のうち、炭水化物の割合をわずか5%未満で抑えるダイエット方法と定義されているんです。

これってかなり重い制限と考えてもいいでしょう。

世の中には炭水化物を豊富に含有している食品は多いですから、ケトジェニックを実践する場合、その大半を選べなくなるということになってしまいます。米もパンもダメということですね。

ただ、炭水化物の苛烈な摂取制限と比較して、もう一つ注目すべきなのが脂肪分に対してはほとんど制限がないという点。これがケトジェニックの大きな特徴です。

炭水化物は極力摂取せず、一方で脂肪は従来以上に摂取しても良しとされるダイエット方法が、ケトジェニックダイエットというわけです。たんぱく質については、従来どおりの水準の摂取で問題なしとされています。この仕組みについては後述します。

ケトジェニックと糖質制限の一番の違い

ケトジェニックと糖質制限に違いはあるのか?

従来からよく認知されている、糖質制限ダイエット。

この定義としては、文字通り糖質を多く含む食品をなるべく避けて食事をし、血糖値の上昇に注意しつつダイエットをする、というものです。

これも正攻法でガッツリ取り組むと結構キツく、長続きすることはほとんどありません。

ただし、極端に言えば「人間は食わなきゃ痩せる」ため、地道に我慢を重ねて糖質制限に取り組むめば結果は出ます。

最近では、かなり長期的なビジョンでもって糖質制限に取り組む“ロカボ”というやり方も支持されているところです。そこまで無理をせずになるべく糖質を避ける、という方法ですね。

現代人は何かとストレスを抱えやすくなっていますので、食事に際してまでイライラするのは本末転倒。この方法は割と理にかなっているのかもしれません。

では糖質制限とケトジェニックの一番の違いはどこにあるかという話なのですが、前述のようにケトジェニックは「先鋭化した炭水化物制限」&「脂肪分については我慢しない」ダイエットと考えるのが、一番分かりやすいでしょう。

食べるダイエット(ただし食べるものをきちんと精査する必要がある)ということです。

ケトジェニックと糖質制限に違いはあるのか?

人間の体は、まず炭水化物を先にエネルギーとして燃焼させるという仕組みになっています。炭水化物を沢山摂取していると、いつまでも炭水化物優先で燃焼され、肝心の脂肪の燃焼に行き着くことができず、そうこうしているうちに日々の食事でまた大量の炭水化物がチャージされ、どんどん太っていくというわけです。

が、仮に脂肪分ばかりが燃焼されるような状態になれば、話は変わります。

脂肪が燃焼されれば、私たちの体の中にはケトン体と呼ばれるアミノ酸の一種の物質が生成されるようになります。このケトン体が血中に多数作られた状態をケトーシス体質と呼びます。

一度ケトーシス体質になると、体に蓄積されてきた脂肪分が燃焼しやすい状態となり、その上で炭水化物も極力摂取しなければ、余計にその効率は高まるとされているのです。

ケトーシス体質はすぐに手に入るわけではないので、最初はちょっとキツいようですが……それもケトン体の血中濃度が高まるまでの話のようです。

おわりに

これまでいくつものダイエットに挑戦したけど効果が得られない、あるいは一時的に体重増加を食い止めるので精一杯だった、という方は多いと思います。

その原因の一端は、炭水化物が担っていた可能性も決して低くないでしょう。

効率的に痩せるには、まずその炭水化物を避けて痩せやすい体を作る必要があるという考えに基づくケトジェニックダイエットは、ある意味でこれまでとはなかなかに趣向が違うダイエットと呼べるかもしれません。

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