ケトジェニックダイエットとは?
そもそも、ケトジェニックダイエットとは、具体的にどんなダイエットなのでしょうか。冒頭で糖質制限ダイエットの仲間と説明しました。
糖質とは、炭水化物から食物繊維を除いたもの。糖質を含む食べ物には、ご飯や麺類、パンなどが挙げられます。
こうした糖質をできるだけセーブして、代わりにたんぱく質、食物繊維、ミネラルを多く摂取する食事法といわれています。
つまり、何も食べないで痩せるダイエットではなく、あくまでも食べて痩せるダイエット法というわけです。
ケトジェニック食がダイエットになるワケ
具体的には、糖質を制限することで、ケトン体というものを作り出します。ケトン体とは、急激な体重の減少を引き起こす、ケトンの濃度が増加する代謝状態のこと。
糖質の代替エネルギー源として、体内の脂質を摂取するのが狙いです。脂肪をエネルギーに変えることで、脂肪を消費しやすい体へと変えていくことで、ダイエットになる仕組みです。
ケトジェニック食とは?
食事法としては、糖質は1食20g以下に制限する必要があるそう。また1日に体重1kgあたり、1.2kg~1.6kgのたんぱく質を摂取するとのこと。
タンパク質であれば、動物性、植物性どちらでもよいようです。肉、魚、卵、大豆類から摂るとよさそうですね。
食物繊維は、1日20g以上。同じ野菜でも糖質の多い、根菜類、イモ類、果物類は少量に。葉野菜なら、重量の3~5%が食物繊維だそうです。
ケトジェニックダイエットのデメリットは?
ケトジェニックダイエットの理屈は、上記の通りです。では、気になる健康面のデメリットはないのでしょうか。
例えば、ケトジェニックダイエットは糖質を制限するダイエットです。主食である、ご飯や麺類、パンなどを制限する影響でしょうか。
炭水化物の割合が通常時よりも摂取量が少なくなることから、その危険を指摘する声があるようです。
また、ビタミンやミネラルの摂取量も低下することから、栄養不足面で不健康であるという意見も。便秘の原因となる、食物繊維不足の問題もあります。
本来、ケトジェニックダイエットは、糖質を制限する代わりに、たんぱく質、ミネラル、食物繊維を多く摂取する食事法ですが。
たんぱく質を多く摂取することで、肝機能に負荷がかかるので、肝臓や心臓に問題のある人には医師に判断を仰ぐ必要があるでしょう。
他にも、記憶力や集中力の低下、口臭を引き起こす問題もあるようです。
終わりに
デメリットについては、ケトジェニックダイエットのやり方をきちんと押さえることで、回避できるものが多いかもしれません。
しかし、素人判断は危険です。本格的に実践する際は、専門家への相談をした方が安全にダイエットできるでしょう。
気になった方は、ケトジェニックダイエット法について検討し、試してみては……?
<参考元>
・ケトジェニックダイエットの欠点と利点(みんな健康)
https://minnakenko.jp/ketojenikku-daietto-ketten-riten/
・脂肪がみるみる燃えていく?!今すぐできる「ケトジェニックダイエット」実践法|eltha
https://beauty.oricon.co.jp/column/1120/
・ケトジェニックダイエットを試す前に知っておくべき6つのこと|MYLOHAS
https://www.mylohas.net/2018/07/171018keto.html
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