手相占いって当たる? 運命線を見ただけで何が分かるの?

手相占い。これってハマりだすと結構面白くて、色々と勉強したくなるものです。かく言う筆者も一時期、手相鑑定の先生に本気で弟子入りを考えていた時期もあったもの。結局その先生はお店を閉めてしまったので野望は立ち消えになっちゃいましたが(笑)。

さて、手相鑑定って統計学のようなものなんですよね。莫大な量の人の手のひらの情報を収集し、「こういう相が出ている人は、データ的に見るとこういう人生を歩みやすい」みたいな感じで判断をすることができるようになっています。

なにせ大陸から渡ってきた手相占いは、一朝一夕では再現不可能なほどの、大勢の手相の情報を参照に行うものです。手相によって人の人生の方向性はある程度似ていくものなので、それを情報通りに判断する診断方法と考える方がいいかもしれません。

ただ、今回は便宜上「手相占い」という表現で通したいと思います。さて、手相占いに詳しくないという方であっても、生命線や感情線、運命線といった言葉ぐらいはご存じですよね。

今日はそれらの線のうち、運命線にスポットを当ててみようと思うのです。運命線を見るだけでも、色々と面白いことが分かるものなんですよ。

運命線ってどこにある?

運命線ってどこにある?

まず、本題に入る前に運命線がどこにあるかを上の画像で説明したいのですが、中指の下あたりから手首付近にまで一直線に伸びる紫色の線があると思います。これが運命線です。

人によっては運命線が短く、極端な話、手のひらの中間あたりからやっと線が手首に向かって伸びているのが確認でいるということもありますが、この短いものであっても立派に運命線としてカウントすることが可能です。

運命線が長い人と短い人

運命線が長い人と短い人

これは運命線に限らず、手相占いの全てに当てはまる話なのですが、線が濃くてハッキリ刻まれ、しかも長いという人の人生は簡単にいえば安定、濃密。人生の目標を早い段階から確立させることができ、その目標に対してブレずに進むことができるとされています。

一方で運命線が短い人はダメなのかといわれると、その限りではありません。人生における目標の発見が普通より若干遅れることはあるでしょうが、だからといってそれが後々の自分の生き方を左右するほどの影響を与えることは稀と考えておきましょう。あくまでも運命線の長短は、人生の目的にいつ巡り合うかどうかってだけの話に影響するものなのです。

運命線がない人もいる

運命線がない人もいる

さて、世間には運命線そのものがない人もいます。手相占いをしていると、たまにそういう人に出会うことも。そしてかくいう筆者も運命線を持たない人間です。

こういう人は運命線の話になると蚊帳の外になっちゃいますが、ご安心ください。運命線がないからといって、他人より薄味な人生を歩むというわけでもありません。手相占いの世界では、運命線のない人の人生は「別にそこまでドラマティックな出来事や情熱がなくても、なんだか普通にやっていける人の相」ぐらいの意味しかないのです。

つまり悪くいえば平凡で主役になれない人生。良くいえば無難で何かに依存していても問題なく歩める人生、ということですね。極端な話、ろくに仕事をしなくてもなんだか知らないが生きていける。そういう星の下に生まれたというわけです。運命線が見当たらないからといって、不安になることはありません。

終わりに

まあ、運命線についてはもっと突っ込むと様々な解釈の余地もあるんですけど、基本的なポイントってこれぐらいですね。あとはもう、本格的に手相占いに足を突っ込んでから、自分で調べるといいでしょう。

運命線はその人のおおよその人生の歩みを示唆してくれるものですが、運命って看板を掲げている割には、そこまで大きな影響を与えるものではない手相です。運命線の長短については、過度に気にしない程度で十分でしょう。

Written by 松本 ミゾレ

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