共感力の鍛え方①まずは気張らないこと
共感力を鍛えるというと「相手の話や気持ちにしっかり耳を傾けて、共感してあげる!」と頑張りすぎてしまう女性もいますが、実は気張って共感しなくてもいいんです。
無理をして作り出された共感力は自己アピールにすぎません。そもそも共感力とは、相手を知り、理解し、受け入れる力なのです。まずは共感しようと気を張らず、相手を知りたいという気持ちを持ってください。
例えば、相手の趣味や価値観を聞き出したり、「もっと教えてほしい」という姿勢を忘れなかったりするだけで、相手は心を開いてくれるのです。自分を知ってほしければ、まずは相手を知ることだと心得ておきましょう。
共感力の鍛え方②相手の気持ちを想像する
共感する為に相手の話をよく聞き「そうなんだ、分かるよ〜」と共感の言葉を返す……だけでは、真の共感力ではありません。「分かるよ」と口に出す前に、まずは相手がどんな気持ちだったのか想像してみましょう。
例えば相手が「仕事で嫌なことがあって。その時上司に言われた言葉に酷く傷ついている」とあなたに相談したとします。
この時「それは辛かったね」と言う言葉だけでなく「自分が同じ立場だったら、どんな感情になるだろう?」と想像するのです。
すると「それは辛かったね。私ならその後も悲しくて仕事に手がつかないかもしれない……」と、相手を想像して浮かんだ感情まで、伝えることができます。
こう言われると、ただ聞いてくれただけでなく、自分の気持ちにも共感してくれているんだ! と思ってもらえますよね。
共感力を鍛えるには、相手の立場や感情を想像するしかない
共感力を高める為に、おうむ返しをするなんて意見もありますが、上辺だけの態度では真の共感力を鍛えることができません。共感力は口先だけでなく、心で相手に寄り添う力です。
もしもあなたが相手と同じ状況になった時、どんな感情が湧くのだろうか? 自分ならどうやって対応したり行動したりするのだろうか? と、相手になったつもりで想像しなければ意味がありません。
好意を抱いている相手だからこそ「私のことをもっと知ってほしい!」と期待してしまいますが、自分のことを知ってもらうには、相手のことを知る必要があるのです。相手の気持ちを100%理解することはできなくても、あなたが相手に寄り添おうとした心は相手にも伝わるのです。
<まとめ>共感力が相手も自分も幸せにしてくれる
共感力は恋愛だけでなく、仕事やプライベートでもいい環境を気づく為に欠かせない要素となります。どこでも思いやれる関係を築いていると、もっと幸せになれると思いませんか?
人間関係は自分を映し出す鏡とも言われますが、あなたが誰かにしたことはいいことも悪いことも返ってくるのです。
見返りを求めて生きろというわけではありませんが……分かってもらいた気持ちから、まずは相手を分かりたいという気持ちにシフトすれば、相手の感情を読み取るのが上手な人になれるのです。
相手の気持ちを想像して、もっと素敵な関係性を築けるよう努力してみてくださいね!
この記事どうだった?
0いいね!
1うーん…