【miho】結婚約10年、いつまでもラブラブな二人の夫婦生活とは?

今夜の夕飯は、すき焼きでした。

リビングには夫が選曲した物騒な雰囲気のhiphopが流れていて、ダイニングテーブルには筋肉隆々の夫と、すき焼き。

なんともミスマッチな光景を前に、私は「この人と結婚できて良かったな」とボーッと考えていたのです。

なぜかって? 人生が予測不能なジェットコースターみたいに、面白いものになったからです!

挨拶とほぼ同時に交際がスタート

挨拶とほぼ同時に交際がスタート

初めて出会ったのは私が10代のときでした。

仕事を通じて出会い、初めて会ったときは1分程度の自己紹介のみでした。

そして数ヶ月後、たまたま別の仕事で再会。きちんと話をしたのはこの日が初めてです。

仕事が終わると早々に、夫から突然「これから一緒にいてほしい、後悔はさせない」というようなことを告げられました。

私が人生で一番ぶったまげた、予想外の瞬間でした。

鳩が豆鉄砲を食らった顔というのは、まさにあの瞬間の私の顔だろうと思います。

脳内が混乱状態だったため答えは一旦保留させてもらい、家へ帰宅。

家へ帰ってから、すごく力強く「絶対に後悔させない」と真っ直ぐに目を見て伝えられたことを何度も思い出しました。

初対面でプロポーズ級の告白を受けるとは予想もしておらず、色々な不安はあったものの、まるでタイムトラベラーなのかな? と思ってしまうほどに「幸せを保証する」と言い切る夫に、めちゃくちゃ惹かれて交際することとなりました。

本当に結婚した

 
 
 
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夫の宣言に間違いはありませんでした。

結婚したのは私がハタチのとき。そして同棲期間はゼロ。

籍を入れてすぐ、私たちの結婚生活はスタートしました。

ハタチで結婚。決断できた理由とは?

 
 
 
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“ハタチのときに結婚した” と人に話すと「そんな早い段階でこの人だ! って決断できたキッカケは何だったの?」と聞かれることがよくあります。

そもそも二人とも【結婚】に特別な思い入れがあったわけではなく、むしろどちらかというとステレオタイプな結婚生活の構図は苦手なタイプ。

結婚前も現在も婚姻という形式上の夫と妻という感覚は、ほとんどありません。

世間に迎合して人前では「うちの主人が/妻が」などと呼んではいますが正直なところあまりしっくりきていません。

そんな私たちがなぜ結婚を選んだのかというと、理由はとてもシンプル。

お互いに「この人といたら何をしても楽しいし、何をやっても成功しそう」と思ったから。「一人より二人の方が強いし楽しいじゃん」というようなワクワクする感覚です。

私は人生を共に過ごすパートナーに出会えたことを【結婚=新しい人生の始まり】として捉えていました。

結婚後、実際のところは?

 
 
 
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結論から言うと「結婚生活めちゃくちゃ楽しいんですけど」というのが正直な感想です。

とはいえ同棲期間もなく突然二人の生活が始まったので最初は戸惑うことだらけでした。

しかも私は一人暮らしの経験もなかったため、1から10まで主人に教えてもらう始末。

ある日、コーヒーを入れて欲しいと頼まれ、砂糖と塩を間違えて出したこともありました。

毒を盛られたかのような苦悶の表情で、コーヒーを吹き出した主人の顔を、私は一生忘れないでしょう。

 
 
 
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ビンに入った塩と砂糖の見分け方も教わりました。私の名誉のために言いますが、その後は一度も間違えていません。

また日常生活だけでなく、教えてもらう妻・教える夫の構図は仕事面でも同じです。

自営業で生計を立てている主人に、経営のことを色々と教わりながら”好きなことを仕事にする”ことも学びました。今は念願叶って自分の好きなことを仕事にすることができています。

こんな毎日を繰り返し、結婚して約10年が経った現在。

結婚後どんな変化があったか? と問われれば【結婚=新しい人生の始まり】と捉えていたと冒頭で書きましたが、生活や仕事環境がガラリと変わったのは間違いなく結婚がキッカケ。

価値観も大きく変わり人間として成長できたと痛感しているので、その予感はあながち大袈裟ではなかった、と思うのです。

恋愛、結婚を通じて大切なこと

 
 
 
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恋愛から結婚を経て学んだのは、自分の考えや価値観を相手に押し付けないこと。互いを尊重することの大切さを学びました。

以前こんなことがありました。

初めて二人でハワイへ行ったとき、ダウンタウンへディナーへ向かう道中に人気の少ない場所を二人で歩いているときのことでした。

 
 
 
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夫は無言でズンズンと歩き続けます。その姿はまるでターミネーターのよう。

「手を繋いで歩きたい気分なのに、なんでそんなターミネーターみたいに歩くんだ!」と不満が募った私は不機嫌な態度をとり「なんだか今日は嫌な感じ!」と夫にクレームをつけたところ、予想外の回答が。

「万が一に備えている」というのです。

私はランボーと結婚したのか? と思いましたが、話を聞くとかつて海外で暴漢に遭い死闘をした経験から、いつどんなときも事件や事故は起こりうると悟り、特に私といるときは守らないといけない立場にあるため常に気は抜けないというのです。

私はそれを聞いて、自分勝手な欲求で機嫌の悪い態度を取ったことを恥じました。

互いを尊重するということは、相手の価値観を知り、尊重すること。そこに矛盾が一切なければ自然と信頼関係が育つということを身をもって経験しました。

夫婦円満の秘訣

 
 
 
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私たち夫婦は結婚当初から今もずっと【自分たちらしいスタイルとは何か】を模索しながら結婚生活を送っています。

夫婦円満や結婚生活だけでなく「人生において大事なのは、自分らしくストレスフリーに生きることだよね」という根本的な部分の価値観が同じなので、結婚生活も同様に【自分たちらしい形】を目指しクリエイトしているというと分かりやすいかもしれません。

海外と日本を行き来する生活を選んだことも、会社や将来の話を熱く語れることも、自由を大切にしていることも……。私たち二人が何年もかけて行き着いた【一番楽しそうな人生の道のり】への通過点です。

理想のライフプランは1つじゃなくていいはず。人を真似する必要はないし、常識に囚われる必要もない。

誰かの言葉に影響されたり、周りに流されるがままに人生を過ごすなんて、まっぴらごめん。自分たちの人生は自分たちで決定する。

これが私たち夫婦が円満に過ごすために定めた暗黙のルールかもしれません。

幸せのかたちは人それぞれだから。

私ですか? 100%自信を持って「今わたしめちゃくちゃ幸せ!」と胸を張って言えます。

まとめ

結婚観も人生観も、何をもって幸せと呼ぶのか? という基準は千差万別。

しかしこの地球に人間として生まれた以上、ご飯を食べ仕事をし眠りにつくという繰り返しのルーティンは皆平等に訪れます。

私が思う【幸せ】とは、その当たり前の日常をとびきり楽しく過ごせること。

その日常の幸せに、より一層の彩りを加えてくれる愛するパートナーや、好きな仕事や気が休まる自宅、たまのご褒美の休暇など…自分なりの楽しみを見つけていくのが人生の醍醐味ではないでしょうか。

自分の人生のパレットを自分の好きな色で彩る。

私は死ぬ直前まで、少し風変わりな夫と共に【当たり前の日常】を好きな絵を描くみたいに楽しく生きていきたいと思うのです。

Written by miho

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