同族嫌悪の心理4つとは? 恋愛において同族嫌悪になってしまう事例を紹介。

同族嫌悪とはいったいどのような感情のことをいうのでしょうか。

嫌悪ですから、マイナスの感情ですが、それが起きてしまう心理状態とはどのような状態なのかを説明します。

また、同族嫌悪をなくすための克服方法も網羅していますので、日々の生活に役立ててみましょう。

同族嫌悪とは

同族嫌悪の心理4つ|恋愛において同族嫌悪になってしまう事例とは

憎悪という言葉は、単に嫌うだけでなく強い憎しみの感情が入った言葉です。

かなり強い感情ですね。憎悪には様々なものがあります。家族を憎しみ嫌うことを近親憎悪という言い方をします。

他にも、同属嫌悪という言い方があります。これは同じ属にいるものを憎しみ嫌うことですね。

では、同音ですが、「属」が「族」の場合はどのように変わるのでしょうか。

同族嫌悪の意味は族、つまり同じ血統のものを憎しみ嫌うということです。

今回は、同族嫌悪について、どうしてそのような心理になるのか、そして心理を知った上での克服の方法などを見ていきます。

同族嫌悪の類語

「同族」と同じ意義の言葉には、「同属」があります。こちらの属は種類、部類が同じという言葉なので、類語といえます。

属は、血筋よりももう少し範囲が広く、同じ友達だったり、仲間だったりするものを含みます。同族、同属どちらを使ってもさほど差がありません。

しかし、家族、血族に関する話をするときは、類語である「同属」よりは、「同族」のほうがより好ましいでしょう。

同族嫌悪の心理4つ

 言葉の意味が分かったので、ここからは同族嫌悪の心理について詳しく見ていきましょう。

同族嫌悪があるときは、具体的にどのようなことが原因なのでしょうか。

ここでは漠然と同族嫌悪という言葉で片づけられている心理を、大きく4つにわけてご説明をします。

なぜ、あなたが同族に対して「嫌だな」と感じているのかが分かるのではないでしょうか。

同族嫌悪の心理1:ライバル心がある

 ライバル心というのは、赤の他人に持つだけでなく、家族内でも持つことがあります。

一人っ子はライバル心を持ちにくい環境で育つかもしれませんが、兄弟姉妹がいて年齢の差があまりないときは、お互いをライバル視することがあるのではないでしょうか。

子どもがそのような感情をそもそも全く持っていなかったとしても、子育てをしているうちに親や周囲が兄弟姉妹を比較してしまうことは多々起きます。

その比較が原因で自然とライバル視をしてしまい、それが嫌悪につながることがあります。

同族嫌悪の心理2:嫉妬心

 同族の中での嫉妬心も、兄弟姉妹の中で起きることが多いのではないでしょうか。

たとえば、子供の出来を筆頭に、お金があるなしやちょっとした自慢から嫉妬心は生まれやすく、同族であればあるほど、生まれた嫉妬心は根深く関係を悪化させる一途になるでしょう。

同族嫌悪の心理3:自己嫌悪が強い

 自己嫌悪が強い人は、同族嫌悪になりやすい傾向があります。自分に自信がなく、とにかく何かするたびに嫌悪しがちです。

そんな自己嫌悪がある人が、自分と同じ環境で育った家族を見た時、嫌悪感を強く持ちがちです。

それは、自分が嫌だと思っている性格や態度などを見る確率が非常に高くなるため、同族嫌悪になってしまいます。

同族嫌悪の心理4:自分の嫌な部分を見ている

 自己嫌悪とほぼ同じですが、同族嫌悪が生まれるのはやはり自分が苦手だな、嫌だなという部分を見ることがある時です。

この場合は、族は血縁や親戚という意味ではなく、自分が嫌だと思っている性格の部分が似ているということです。

どうしても自分が嫌だと思っているのを、他人の行動の中に見ることが多ければ多いだけ、同族嫌悪を持つでしょう。

恋愛において同族嫌悪になってしまう事例5つ

同族嫌悪の心理4つ|恋愛において同族嫌悪になってしまう事例とは

同族嫌悪は、決して家族や血縁関係、あるいは普段近くに居て親しい友人の間にだけ起きるものではありません。

恋愛においても同族嫌悪というのが起きがちです。

同族嫌悪が起きてしまう確率の高い恋愛関係とはどのようなものがあるのでしょうか。

ここでは同族嫌悪がおきやすい5つの事例を、ご紹介します。

あなたが嫌悪感を抱いてしまった理由を見つけることができるでしょう。

それでは見ていきましょう。

恋愛において同族嫌悪になってしまう事例1:性格が似ている

 恋愛において同族嫌悪になってしまう事例のひとつに、相手と性格が似ているために起きてしまうということがあるようです。

恋愛関係になるということは、パートナーとあなたに似た部分があるということです。

どこかしっくりくるからこそ、あなたとパートナーは恋に落ちたといえます。

しかしながら、上手くいっているときは、問題ない「似ている」性格の部分が、一度喧嘩をしたら自分の嫌なところを見せつけられているようで、最悪だという風に変わってしまう可能性が大です。

恋愛において同族嫌悪になってしまう事例2:価値観が同じ

 性格の一致がひとたびうまくいかなくなった途端に、自分の嫌なところをみているようだというカップルは少なくないでしょう。

同様に、付き合う時や仲良くやっている時は、価値観が同じというのが心地よかったはずなのに、関係がダメになると価値観が一緒であることにイラつきを覚えてしまうことが出てくるでしょう。

何をしても価値観が一緒だと、何かを変えたくて悪戦苦闘しているのに、結局またパートナーと価値観が合ってしまい、「こんなところだけ一緒でも……」という自己嫌悪の気分とともに、パートナーへ同族嫌悪を覚えるでしょう。

恋愛において同族嫌悪になってしまう事例3:生活リズムが近い

 生活リズムが近いことも、不満に感じる相手に対して、同族嫌悪を増長させてしまう原因の一つになります。

同居をしていて生活のリズムが近い状態なら、より顔を合わせることが多くなってしまい、同族嫌悪を強める形になってしまうでしょう。

嫌だなと思った時にほどよく距離を保てることで、嫌悪にまでいたらなかったパートナーとの仲も、生活リズムが近いということで、嫌悪ばかりの最悪な結果になることもあるでしょう。

恋愛において同族嫌悪になってしまう事例4:刺激が少ない

 関係が長くなればなるほどフレッシュさはなくなり、無駄に性格が似ていたりすると、一緒にいても行動がワンパターンになりがちで刺激が少なくなってきます。

自分に落ち度があったり、自分が刺激的なことを相手に提案できていなかったりするにもかかわらず、パートナーに対して嫌悪を持ってしまいがちです。

刺激が少ないのはワンパターンでもありますが、ある意味落ち着いてお互いがよく分かり合えているとも言えます。

嫌悪が生まれてしまうと、なかなかネガティブな気持ちを消し去るのは難しいでしょう。

恋愛において同族嫌悪になってしまう事例5:趣味が同じ

 恋愛関係にある人と趣味が一緒というのは多いでしょう。

同じ趣味があるということで、お付き合いのきっかけになった人も少なくないはずです。

しかしながら、趣味が同じであることで、常に一緒で疲れる、飽きてしまう、嫌悪が生まれるなどということが出てきます。

趣味のおかげで急速に近くなった関係というのは、細かい部分は見えていないまま恋愛関係になってしまっているパターンも多いでしょう。

付き合っていくうちに相手の嫌な部分も見え、嫌悪感を抱くことが多いでしょう。

同族嫌悪の克服法5つ

 嫌悪を持ってしまう場合は、自分の考え方ひとつで、どうにかできる場合もあります。

感情ですので、自分の気持ちに素直であるといえば聞こえはいいですが、ほんの少し見方を変えるとそこまで相手を嫌悪する必要がないということもあります。

ここでは同族嫌悪を克服するための方法を挙げていきます。

5つ挙げますので同族嫌悪をなくしたいと感じている方は、できそうなものから試してみましょう。

同族嫌悪の克服法1:自分自身の悪いところを改善する

同族嫌悪の心理4つ|恋愛において同族嫌悪になってしまう事例とは

まずは自分自身の見直しから始めることです。自分が嫌だと思っている性格を直し、自己嫌悪に陥りやすい原因を見つめ直してみましょう。

相手の性格が鼻につくという前に、なぜ自分がそのように思うのかを考えてください。

相手に嫌悪を感じるのは自分の性格に似た部分があるからなど、なにかしらの原因があるはずです。

まずは自分の良くないだろうと感じる部分を直してみるように心がけましょう。

同族嫌悪の克服法2:相手の立場に立って意識して考える

 同族嫌悪の克服方法ですが、相手を嫌悪したり、相手のことを糾弾したりする前に、なぜ相手が自分をイライラさせたり、ムカッとさせるような行動をとったりしてしまうのかを少し考えてあげましょう。

嫌悪感を抱いてしまった相手の立場を少し考えて、なぜ相手がそのような言動に出たのかを理解することで、相手への同族嫌悪が軽減することがあります。

同族嫌悪の克服法3:相手のいいところに目を向ける

 嫌い嫌いと思ってしまうと、相手の嫌なところばかりが目に付いて、あの人のことが苦手、嫌いだと同族嫌悪の感情ばかりが増長していきます。

でもほんの少し角度を変えて相手のことを見てみると、嫌悪感が減るかもしれません。

次に嫌悪感を抱いている人に会う時に、相手のいいところを見つけるように接してみましょう。

相手のいいところを見つけることで、嫌な部分がカバーできたりするものです。その結果、同族嫌悪が薄くなる可能性はあります。

同族嫌悪の克服法4:自分の嫌な部分を認める

 相手にばかり要求をしていても、同族嫌悪の気持ちというのは薄れることはありません。

ひとたび持ってしまうと、嫌悪感というのはなかなかぬぐいきれるものではないからです。

それでも同族嫌悪をなくそうとするなら、自分のダメだな、ここは嫌だなという部分を直す努力をしてみましょう。

自分への嫌悪感がなくなればなくなるほど、他人の中に自分と似た部分を見つけたとしても、そこを嫌だと感じなくなるでしょう。

自分を卑下しないようにするだけで、相手が自分に似ていたとしても同族嫌悪を持つ確率が低くなるでしょう。

同族嫌悪の克服法5:成功体験を積み重ねる

 自分自身のことが好き、また、自己肯定感がある人は、嫌悪感を相手に持つことは少ないといえます。

相手の中に、自分と同じ嫌な部分を発見したとしても、それ以外にも自分には良い点がたくさんあると知っている、プライドがある人は、それだけ自分を蔑むことをしません。

そのため、嫌悪感を自分にも持たないと同時に、他人にも持たないので、結果的に同族嫌悪を持つ傾向がぐんと低くなります。

同族嫌悪は自分の欠点を受け入れることが大切

 自己肯定感がある人は、精神的に強いからできるのかというと、決してそういうことではないでしょう。

ただ、あるがままの自分を受け止める強さはあるでしょう。自分の欠点を嫌わずにそのまま、自然体でいましょう。

自分をそのまま受け止めてあげることで、相手の嫌な部分にも嫌悪感を持つことが少なくなるでしょう。

そのことが同族嫌悪を持たなくなることへと繋がります。

自分の欠点を受け入れ、そして心穏やかに同族嫌悪を持たないように、増長させないように生活することが大事です。

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