Web系資格、取得しておくと転職に有利なものとは?

突然ですがみなさんは、現在お勤めのその会社に骨を埋めるつもりはありますか?結構な数の方々が「そんなこと無理でしょ」と思っちゃうかもしれませんね。

今の時代、一度入社した職場で定年まで働くということも遠い過去の話になりました。

そもそも昔から「会社の寿命は30年」という風説はありましたが、今は30年も持たない会社だって残念なことに増えています。

一つの会社に長く勤務することは、現実問題なかなか難しいものです。

となると転職をする必要性も浮上するわけですが、どうせ転職をしなければならないのなら、条件の良い会社に移るための資格取得は欠かせないところでしょう。

その資格にもさまざまありますが、たとえばWeb系資格を取得しておくというのは、この時代には悪くない選択肢のはずです。

今回は、現代において取得しておくと役に立つWeb系資格について、いくつかその実例を挙げてみたいと思います。

取得すべきWeb系資格1「ウェブデザイン技能検定」

一口にWeb系資格と言ってもいくつか種類もありまして、それぞれにメリットがあります。
転職の際に役立つポイントも個々に異なりますが、昔から採用担当者の大半は「国家資格」に弱いもの。

そしてWeb系資格にも、国家資格はあるんですね。
それが“ウェブデザイン技能検定”です。

読んで字のごとく、ウェブデザイン技能検定とはサイトを構成して管理したり、ウェブサイトのレイアウトをデザインする技術についての検定試験で、簿記検定、計算実務検定と同じように3級から存在しています。

3級の資格を取得していてもそれなりに重宝される資格であるともいえるのですが、面倒なのはいきなり2級、1級試験を受けることができないという点。

実力も経験も十分であっても、まずは3級から順に受験しなければならないというのがちょっと面倒ですね。

ただし、この資格を取得しているということは、ウェブサイトの構成についてかなり精通していることの証左になりますので、Web系の職場への転職を考えている方にとっては欠かせない武器と言えるのかもしれません。

取得すべきWeb系資格2「Google広告認定資格」

現在、各企業がウェブサイトを運営する際に必ず意識しているのがGoogleという企業の存在です。

さて。“Google広告認定資格”という資格があり、簡単に書いてしまうと、Google広告についての知識を有しているかどうかの資格になるわけですが、これを有していることで自分の名前の入った認定資格証明を得ることができます。

そしてこの証明書を提示することで、顧客に対しても、転職をするなら入社希望先に対してもGoogle広告認定の有識者として認識してもらうこともできるでしょう。

Googleへの広告出稿を考えている企業にとっては、まさに渡りに舟とも言うべき資格取得者として歓迎されるはずです。

ただし、一度試験に合格して資格取得をしても、1年でその認定が切れてしまう点には要注意。この場合は再度資格を取得することとなります。

オンライン広告は現在では多くの企業が効果的な活用を目論見ている分野。そのノウハウを把握している人材は、きっと引く手数多でしょう。

取得すべきWeb系資格3「Webクリエイター能力認定試験」

この手の資格取得を検討する際に、おそらく誰もが意識するものがあります。それが“Webクリエイター能力認定試験”です。

これもまた、読んで字のごとく、ですね。Webクリエイター能力認定試験とはW3C(ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム)が発行しているWeb資格であり、ウェブサイト作成についての知識、コーディングスキルなどの認定を行う試験となります。

試験自体は「スタンダード」と「エキスパート」の2種類があり、当然「エキスパート」のほうが試験の時間的制約や内容自体の難易度も高くなっています。

Webクリエイターとしての能力を計るための試験となりますので、これを突破して資格を取得したとなれば、当然このような資格が必須、あるいは重宝される職場への転職においては、手助けになることは言うまでもないことでしょう。

取得すべきWeb系資格4「アドビ認定アソシエイト」

今ではWeb系の仕事に従事していなくても、簡単な事務作業をパソコンで行う場合にはほとんどの方が活用しているのが、アドビのサービスですよね。

おそらく相当数の方のパソコンの中には、アドビの製品が何かしらインストールされているはずです。

そのアドビ関連のWeb資格として“アドビ認定アソシエイト”というものが存在しています。

アドビ認定アソシエイトとは比較的ビギナー向けの資格となりますが、要はアドビ製品の仕様を把握し、それを活用できるかどうかの試験を経て得られる資格。

Photoshopやillustrator関連の設問が存在しているので、純粋にウェブ系のお仕事を探している方以外にも、デザイナー志望の方たちにも注目されているWeb資格となります。

取得すべきWeb系資格5「ITパスポート試験」

Web資格もさまざまありますが、今度は“TIパスポート試験”についても触れておきたいと思います。

この資格は通称「Iパス」と呼ばれるもので、先に紹介した“ウェブデザイン技能検定”と同じく国家試験。経済産業大臣が実施する試験という範疇となります。

情報処理技能者試験というくくりの一種となる試験ですが、その難易度は最も低いとされています。

基礎的な知識があればまず試験に合格すると言われているもので、その具体的な難易度は日商簿記検定3級相当程度と目されています。

つまり、ちゃんと勉強していれば受かる国家資格ということになります。

むしろ簿記検定のように“級”で区分けされていない分、ITパスポート試験の方が履歴書には書き甲斐があるというか、映えますね(笑)。

 

取得すべきWeb系資格6「Webリテラシー」

ウェブに関する検定は山ほどありますが、結構敷居も低く、気軽に……という書き方はちょっと間違っているかもしれませんが、とにかく門戸が広い検定もありまして、その一つが“Webリテラシー”検定です。

この検定はプロデューサー、デザイナー、ディレクターなどウェブに関する仕事を志している方を対象にしたもので、この3つの職種についての重要な知識を問う資格検定という立ち位置のものとなっています。

ですので、Web系のリテラシーの伴っている人材かどうかが、この検定を取得しているかどうかで判断できるという見方もできるでしょう。

資格を取得した場合、以降2年間はこの検定合格者として履歴書などに書き添えることが可能となるため、転職にも役立つはず。

おわりに

といった具合に、かなり駆け足でそれぞれ基礎的な概要についてしか紹介できませんでしたが、とかくWeb資格は今現在、さまざまに種類は溢れていることがお分かりいただけたとは思います。

冒頭でも触れたとおり、今は1つの職場で定年を迎える労働者はかなり減っています。

待遇の改善を求めてスキルアップし、別の職場に移ることは珍しくない状況となりました。そしてまた、企業の体力もここ最近の不景気のせいで減衰気味です。

転職は自分が生きていくためには欠かせない要素となっている時代ですので、「ウェブ系のお仕事で食べていこう」と考えてるのであれば、様々な資格を取得するというのは必須の努力と考えるほうが良いのかもしれませんね……。

筆者の周囲にも能動的にWeb資格を取得していって、もはやそういう趣味があるのでは? と思えるほど資格だらけになっちゃったウェブディレクターがいますが、「なぜそこまで資格を取るの?」と質問したら「もしも、また転職をしなければならないという場合に肩書き、武器は多いに越したことがない。前の転職でそれを痛感した」と話していました。

どれほど優秀でも、Web資格が一つもないとたしかに正当な判断はされにくいものです。

Web資格の取得は、自分のスキルに正当性を担保するものという考え方もできるのかもしれませんね。

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