zoomは英語、日本語など、さまざまな言語に対応している
zoomは数多あるビデオチャットアプリの中の一つに過ぎないものですが、前述のように最大100人での同時通話が可能になるという大きな特徴を持つアプリです。
これをうまく使えば、オンライン教育を取り入れる際にも役立ちそうですね。
諸外国に比べて日本はリモートでの教育という観点で後れを取っていると聞きます。
しかしスマートフォンやパソコンの普及率自体はかなり高いので、アプリをインストールするだけで同時通話が可能になるzoomは、一気に日本のオンライン教育の拡充と供給の底上げに通じるのかもしれません。
ところでこのzoom。運営している会社はアメリカ・カリフォルニア州に所在しているのですが創業者は中国人だということも、一部では注目されています。
昨今の中国の台頭は目覚ましいものがありますが、ガジェット方面においても、中国の力って大きいようですね。
アプリとしてのzoomはアメリカ産ということになりますので、当然基本的には英語が表示言語となっていて、これにいくつかの主要な国々のローカライズされた言語バージョンが存在するという形になっています。
まあ、最近は純日本製のアプリもだいぶ少なくなっているので、日本語はローカライズ版で表示するという形式が主流ですが……。
現在、zoomが対応している言語は英語、中国語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語、日本語。
これに加えてzoomのウェブサイト自体はロシア語での表示も可能となっているということです。
広く世界中のITユーザーに訴求する力のある、便利なビデオチャットアプリと考えても間違いはないでしょう。
zoomの表示言語の設定変更は簡単!日本語以外に設定することも
このzoom、当然のように日本語にも対応しているアプリですが、人によってはスマートフォンやパソコンなどのガジェットにアプリをインストールし慣れておらず、表示言語設定が上手く行かない場合もあるかもしれません。
アプリをインストールした時点で大体感覚的に操作はできますが、どうしても日本語表記にしたい場合は自分でカスタマイズすることをオススメします。
その方法は簡単です。
Windows版の場合は、まず「^」をクリックし、トレイの中に表示されているzoomのアイコンを右クリックします。
すると「Switch Languages」という項目がポップアップの中にありますので、ここにカーソルを合わせることで表示される各種言語を任意で選択することにしましょう。日本語にしたい場合は、「日本語」をクリック。
その後zoomを再起動させれば、無事に日本語版にローカライズされた形で表示されているはずです。
スマートフォンの場合も、簡単に日本語表示にすることができます。
元々表示言語はOS依存ですので、iOSの場合は端末の「設定」を開き「General」をタップしてみましょう。
すると「Language & Region」という項目がありますのでこれをまたタップ。
さらに表示されて文字列の中に「iPhone/iPad Language」という項目がありますから、ここをタップ。
仕上げに「Done」をタップすれば端末で使用される言語そのものが日本語に変更されているはずです。
あとはzoomを再起動させれば日本語表記となっている、というわけですね。
android端末の場合はもっと簡単です。「設定」を開いて「Language and Input」をタップ。
その後「Japanese」をタップし、あとはアプリを再起動させれば表示言語も日本語として反映されるようになっているはず。簡単ですね。
zoomはオンライン飲み会でも活用されている!
元々このzoom、ビジネス用のチャットツールとして開発されたものですが、日本では巣ごもり中の人たちにとって、オンライン飲み会の開催するためのツールとしても活用されるようになっています。
「zoom飲み会」なんて呼ばれてますよね。
僕もzoomはパソコンにインストールしているので参加を促されたことがあるんですけど、ちょっと画面越しに人と飲むってのがどうにも気乗りしなくて、誘いのすべてを断っています。
それにzoom飲みの場合、無料版だと40分毎に接続が切れて再度つなぎ直す必要があるみたいなので、そこもなんか「時間を気にする感じでちょっとなぁ」って思っちゃうところです。
それに究極的な話、“家で一人で飲めばいいじゃん派”なので……。
しかし、こういうツールを使ってみんなで飲み会をしたい! という方にはうってつけのアプリですよね。
なんせ100人同時接続が可能なわけですし、大勢で騒ぎたいという人にはオススメなのかもしれません。
おわりに
zoomに限らず、使い勝手の良いアプリが日本語に対応しているという例は多いものですが、これってありがたいことですよね。
アプリの開発側も、日本を重要な顧客需要が見込める国と認識しているわけですから。おかげでちょっとの設定で英語がからっきしダメという方でもスムースに利用できるのです。
ところで筆者はzoom飲み会には全く興味もないし、参加しようとも思わないタイプですが、周りの友人たちは結構やってるようです。
それこそ知り合いの中には、TwitterやLINEのグループチャットで近々のzoom飲み会の参加者を募集している人なんてのも見かけます。
また、小さなアパート住まいのある夫婦の場合、旦那さんが週に3回のzoom飲み会に参加するので、奥さんがその間うかつにカメラの前を横切ったりしないように注意している、なんて話もあります。
外出の自粛によって生活の様式がちょっと変化した感がありますよね。
まあ、さすがに狭い家で週3もオンライン飲み会なんてされたら、奥さんもたまったもんじゃないとは思いますが……。
ただし、zoomは普段使いするにもストレスのかからない、良い仕事道具という印象です。
ビデオ通話が40分で一度切れる仕様というのも、考えてみれば話の長い上司に対しての防波堤にもなるし、優秀な機能だと感じられますし(笑)。
是非、みなさんも使ってみてくださいね。
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