ワークショップの意味とは?
まずワークショップとは、そもそも何なのでしょうか。ひと言で言い表すと、日本では「体験型講座」という意味があるといわれています。「講座」と聞くと堅苦しいイメージを抱く人もいるかもしれません。
でもセミナーと違って、ひとりの先生を招いて講義のように一方的に話を聞く形ではなく、ワークショップは参加者ひとりひとりが、体験し、学ぶことができるのが、ワークショップの特徴です。
セミナーは仕事など関係者がより専門的な知識を勉強することが中心的ですが、ワークショップは仕事よりも趣味に近い感覚で、その道の初心者でも安心して参加ができます。
たとえば、茶道体験、演劇体験、アクセサリー体験など。どちらかというと、普段あまり体験ができないようなモノやコトほど、楽しく感じられるのでは?
また、ワークショップと聞くと、ハンドメイドのイメージが根強い人も多いでしょう。ワークショップに参加することで、お手製の技術を身に着けられるのはまさに体験を通じてだからこそできることですよね。
いま話題沸騰中のワークショップ3選
ちなみに、いまどんなワークショップが流行っているのか。今回は、人気傾向の高いワークショップを3つほど取り上げてみました。
●ハーバリウム
作ったことはなくても、目にしたことがある人も多いのでは。ドライフラワーなどをガラスの小瓶に入れて、専用のオイルに浸して作るハーバリウム。元々は植物を長期保存する目的で生まれたものですが、現在はインテリアフラワーとして観賞目的で人気を博しています。
一般的な花や植物と違って、手入れは一切せず、ずっときれいな状態で保てるのは嬉しいポイントですね。また、オイルに入った状態での鑑賞も、ひと味違った魅力があります。同じハーバリウムでも、中に入れる花や植物を変えるだけで、ひとつひとつ違った印象を与えるので、この辺りも魅力のひとつだと思います。
●アクセサリー作り
自分好みのアクセサリーが作れるのも、ワークショップの醍醐味のひとつですね。たとえば、ブレスレット、ピアス、イヤリング、ネックレスなど。同じアクセサリーでも、ビーズ、ビジュー、レジンなど、使うものによって、印象も変わってきます。
また、手作りでいいのは、自分好みのデザインを作れることです。それこそ鉱物、宝石が好きな人なら、レジンで自分の好きな色の鉱物、宝石を見立てて、ピアスを作ることができます。市販では売っていない、自分好みの石と形を選んでブレスレットを作るのもいいでしょう。
世界でひとつだけのオリジナル作品が作れるのが、アクセサリー作りの魅力ではないでしょうか。
●トートバック作り
いくつあっても困らないバック。なかでもトートバックはバックの定番であり、シチュエーションを選ばずに使えるので便利ですよね。シンプルな形なので、手作りに挑戦しやすいのもメリットのひとつです。
生地をレザー風にしたり、リバーシブルにしたり、なかには布団カバーやTシャツといった、再利用でトートバックを作る方法もあるようです。
いくつあっても困らないバックですので、作り方を一度押さえておけるだけで、何度でも挑戦できるのでは。アレンジの仕方ひとつで、自分好みのカバンを作れるでしょう。
流行りのワークショップ参加方法は?
さて、人気のワークショップが分かったところで、次に気になるのは具体的な参加方法ではないでしょうか。ワークショップという言葉は聞いたことがあっても、実際に参加したことがない人は多いでしょう。
ワークショップの内容によりますが、多くの場所では1~2時間のレッスンが多いようです。値段も手軽なものならワンコインで済むものもあれば、3000円前後で手作りの〇〇を作れる体験ができるものもあります。
本格的に教室などで学ぶ前に、気軽な気持ちで体験し、参加できるのがワークショップのいいところです。友人や知人を誘って、気になったところに足を運んでみて、自分の趣味を広げたり、好きなものを見つけたりできるといいですね。
オススメのワークショップ3つ
最後に人気傾向の高いワークショップから、オススメのショップを3つほどピックアップしてみました。
●「Brillante Rosa」(https://tabica.jp/travels/21054)
ここのワークショップでは、オンラインでハーバリウムキーホルダーを作ることができます。まず申し込みをして、好みのキーホルダーのカタチ、花材等を選びます。するとキットが送付され、当日道具等を準備して待ちます。
当日はZoomにてレッスンをしてくれます。料金は大人が1650円。時間は約一時間で、基本的にワンツーマンでの対応になるようです。
●「RainbowUnion」(https://tabica.jp/travels/18497)
ガラスでオリジナルのアクセサリーが作れるのが、こちらのワークショップ。ワークショップというと、少人数ながらグループでやるところもありますが、人見知りで恥ずかしい人にオススメ。
初めての方でも分かりやすく指導をしてくれます。ひとつの時間で2名まで対応が可能。ボロシリケイトガラスを使って、オリジナルの宇宙ガラスを作成できます。大人一人4000円から、時間は約2時間前後です。
●「ツバキネ」(https://tabica.jp/travels/9825)
こちらは、クラフトバンドでかごバックを作るワークショップ。かごの底を編んだら、次はかごの側面を、最後にかごの仕上げをして、完成するようです。
作り方は意外と簡単なようで、子どもでも可愛く作ることができるそうです。料金は、大人一人4000円、体験時間は約2時間前後。作り方さえマスターしてしまえば、家でも作ることができるので、オススメですよ。
おわりに
親御連れで参加できるワークショップも多いですね。定員人数も1~2名といったものから、数名とグループでやるものから実にさまざまです。恋人と一緒に行ってもいいですし、好きなものや趣味を通じて、交流関係を広げる目的で行ってみても楽しそうです。
いずれも低価格&短時間で、楽しく自分だけの作品を作れたり、自分がしたい体験ができるのが、ワークショップの最大の魅力です。全国各地で、様々なワークショップが開かれているので、気になるものがないか、一度ネットで目を通してみるのもいいかもしれませんね。
ぜひ興味のあるワークショップが見つかったら、足を運んでみてください!
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