家で気軽に楽しめる! 自宅ドローンの遊び方と注意点

先日、友人がドローンを買いました。結構本格的な機能を有した高い奴なんですけど、ここで困ったことが。

そこそこの金額のドローンを買ってしまったので、もしもの事態が怖くて飛ばせないと言うのです。

そこで、後日もう少し安いドローンを購入して家の庭で飛ばすことにしたそうなのですが、無理に風の強い日に飛ばしたせいで、フライトから数秒で横風に流され、そのまま自分の家で管理している裏山に消えてしまったのだとか。

「高いドローンを飛ばしてなくて良かったね」とLINE(ライン)しておきました。

さて、そんなドローンも出始めの頃は結構な値段がしたものでしたが、廉価版なんか今、おもちゃ屋さんでも販売されているほどには普及しています。

でも、その割には屋外で飛行中のドローンを見かけることはそう多くありません。意外とみんな自宅の敷地内、あるいは室内で飛ばしているようです。

庭が家にあるという世帯なら、小さくて安いドローンを飛ばして楽しむことはできますよね。実は僕も廉価版の小型ドローンを所有していますが、猫の額ほどの庭や室内でたまに飛ばして遊んでいます。

今回は、この小さなドローンの、サイズの割に楽しめるスペックと、ドローン所有者にとっては醍醐味である空撮をする際のコツと注意点を書いていきたいと思います。

室内ドローン飛行をする理由、我が家の場合……

家の中で飛ばすドローン。これはどちらかというと遊びとしてのメリットというより、ドローンに馴れるためというのが大きいです。要は操縦スキルの習熟ですね。

いきなり屋外で飛ばすと、冒頭で書いた僕の友人のようにロストしてしまう可能性があります。

小型のドローンの場合は一度見失うと回収もかなり難しですし、いくら安いドローンでも、失くしてしまってはがっかりですから、そうならないために自宅でちょっと飛ばしてみるってのは大事です。家の中なら風も吹いてませんからね。

我が家では2階に猫が暮らしているので、下手に飛ばすと叩き落されてしまうため1階の広い空間で飛ばしているんですが、これでも最初の頃はなかなか思うような操縦ができずに苦労したものです。

操縦には感覚的なセンスが必須です。たとえばラジコンカーだと二次元の動きですが、ドローンの場合三次元的な動きをさせることができるので、その自由度に馴れるまで結構苦戦しました。

それに、ラジコンヘリを飛ばすよりも若干姿勢制御が簡単ってぐらいで、しっかり目的の場所に飛ばすこと自体が意外に難しかったりもするんですよね。僕の場合、室内でドローンを飛ばすのは、その操縦スキルを向上させるためです。

だけどまあ、雨の日で外に遊びに行けないときに気晴らしに室内で飛ばしたり、お子さんのいる世帯なら一緒にドローンを操縦するといった楽しみ方があるでしょうね。

ドローンで空撮をするポイントとは

自宅でしっかりドローンの操縦をマスターしたら、実際に屋外に出て飛ばしてみるのも面白いです。

ドローンにはカメラが内蔵されてるものも多く、今では家電量販店で5000円ぐらい出せばそういうモデルが購入できてしまいます。

たとえばキャンプをするときにドローンを1台持っていくと、テントを張った地点のはるか上空から自分たちを撮影することが可能になります。思い出に残る映像を記録することができることでしょう。

最近のモデルは障害物に衝突しそうになったら自力でセンサー感知して回避してくれるものも出回っていますので、これなら冒頭で書いたようなロスト事例も防げるはずです。

周囲に電線などの障害物さえなければ、空き地に行ってそこでドローンを飛ばしてみるのもいい空撮映像が撮れそうです。存分に楽しめるでしょう。

ドローン空撮、ここは気を付けよう!

ただし、ドローンを飛ばす場合、あるいはドローンで空撮する場合にはいろいろと守らなくてはならないルールがあります。

国土交通省の「無人航空機の安全な飛行のためのガイドライン」という項目にそのルールが記載されていますが、これはドローンを所有する人なら絶対に守るべき要項です。その一部始終を以下に簡単に書いていきましょう。

まず一般のドローンユーザーが空撮目的であれ、単に飛ばすだけであれ、ドローンを飛行させる場合には“飛行禁止空域”への侵入はご法度と覚えておきましょう。

飛行禁止空域とは空港周辺。人口密集区域。そして150メートル以上の上空を定義します。

空港周辺は旅客機のフライトの邪魔になりますし、人口密集地では万が一の墜落の際に事故の原因にもなってしまいます。

150メートル以上の高空となると、場所によっては航空機の安全な飛行の支障となる可能性もあるため、これも控えましょう。

これらが基本的な、飛行禁止空域例となります。ドローンを飛ばす際はいずれにも抵触しない場所であることが大事です。

また、このガイドラインでは、ほかにも物件投下の禁止というものがあります。分かりやすく言えば、ドローンに落下の可能性のある物品を搭載することを禁じているということです。

最初から内蔵されているカメラは別ですが、たとえば内蔵のカメラが故障した場合、外付けでビデオカメラを取り付けるといったことは危ないのでやめておこう、というような話ですね。

それから、原則飛行は日中、目視でドローンを追えるときに限られることも忘れないようにしておきましょう。これも余計な事故やロストを防ぐためです。

それと、各種催し物を行っている会場上空を飛行させるのも当然アウト。万が一落下したら怪我の元ですからね。やめておきましょう。

こんな感じで、ドローンを家の外で楽しむ際には細々としたルールがあることは忘れないでおきたいところです。

おわりに

こんな具合に、今では安価で手に入り、気軽に空撮も楽しめるドローン。最初こそ操縦にちょっとだけ手間取るかもしれませんが、慣れてしまえばそれほど難しくはないでしょう。

最近では大きな自然公園の草むらとかでもドローンを飛ばしている人をよく見かけます。今年のお正月には、砂浜で凧に混じってドローンが飛んでいるのも目にしました。どんどん身近になっていくホビー、それがドローンなのかもしれませんね。

とにかく誰でも手に入れることができますし、国土交通省のガイドラインに抵触しないよう、なおかつ誰にも迷惑をかけない飛ばし方をしていれば、誰でも楽しめる趣味と言えるでしょう。

ちなみに、冒頭で紹介した友人は、その後また安価なドローンを購入したそうです。「最初に買った高価な奴はどうするの?」と聞いたところ「あれ、しまってる間にロースペックになっちゃって、今はもっと性能が良いのが安く出回ってるから、もう飛ばさないかも」とのこと。

こういう製品って代替わりが早いですね(笑)

(参考)
国土交通省「無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の安全な飛行のためのガイドライン

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