部屋が汚い理由は不用品が多いから!片付けのコツは現状の把握から
部屋が汚いってことは、掃除をしていないということ。そして掃除をしていない理由は、掃除がしにくい状況を自分が作り出したという点にあるわけです。
片付けのコツとしては、まず自分の家がなぜ雑多なのかを理解することが大事です。日本の住環境って大抵は狭いのですが、かといって家電品はそこまでコンパクトなものが多いわけでもありません。
そりゃあ冷蔵庫は小さめなものもありますが、あんなの買ってしまうと、やれ野菜室がないだ、やれアイスを入れるスペースがないだ、結局損をしてしまいます。
家が狭くても、必須の家電品を置くためのスペースは確保しておくべきなんですよね。ただ、そうすると家はどんどん狭く見えてしまうので、大事なのは物がそもそも多くならないように生活することでしょう。
あの~、たまに女性の中には「いくら安くても、そんなの買ってどこに置くの」っていいたくなるようなデカブツを購入して、まんまと部屋を狭くする天才みたいな人がいます。
某腹筋を鍛える、ちょっと前に流行った器具とかがその最たるもの。いくらディスカウントショップで安価だからといって、そんなのに飛びつくから部屋がどんどん片付けにくくなるのに……といいたくなる人、割と多いですよ。
しかもそういったものをすぐ買う人に限って三日坊主。そもそも家が狭いなら、買わないという選択肢が第一に来るべきです。
家が狭いのに重くて大きいものを買うのは、片付けのコツ以前の問題。汚い家って、大小問わず、不要な物が多いんですよね。
「え、でもこれは必要だから買った」っていいたくなる場合もあるでしょうが、それってゴミ屋敷の住人も同じことをいいますので、冷静になりましょう。
片付けをするには、片付けができる環境を自分で作る必要があり、つまり現状の自分の家の広さ、間取りを把握しておくことが大前提。
なので、物が多いなら少々惜しくても、もう1か月使ってない家財は捨てましょう。そういうのがなくならないことには、片付けも掃除も無理ですので……。
「そこに物があったら掃除しにくい」を何よりの基準に
断捨離に傾倒するぐらいになると極端でたとえにもなりませんが、部屋が清潔に整理整頓されている世帯って、物の数が家の規模からするとやや少なめです。
片付けが行き届いている家は、物が少ない。これを強く意識しておきたいですね。
物が少ないということは、毎日の掃除の際にも手が届かない場所がそれだけ少なくなるってことです。
掃除機を持って移動する際に、雑多に物が溢れている家だといちいちストレスがかかります。
しかもその物をどかさないと、掃除も満足にできず、ストレスが溜まります。これじゃあ片付けも掃除もしたくなるわなって話ですね。
片付けのコツというのは何もお掃除名人になれってことではなくって、自分が掃除しやすい空間の確保と維持をできているかどうかに集約する工夫がなされるかどうかです。
掃除機を持ったまま、スムーズに家を移動できるかどうか。これができれば毎日の掃除が楽になります。片付けができているので当然です。
「そこに物があったら掃除しにくいだろうな」の目線を持っておけば、不要な物をどうにかしたいという気持ちになります。そしてこれを解決すれば、次からの掃除が断然楽になります。
片付けのコツとは、片付けやすい空間維持の努力にあり!
どんな汚部屋も、どんなゴミ屋敷も、最初は綺麗です。何もなければ散らかりようがありません。
生活空間は綺麗に片付いてこそ、精神も安定して安らげるものです。なので、そういう空間を住んだ当初から、それこそ老朽化して取り壊すか立て直すまでキープすることが大事。そしてそれができるのは家主だけです。
雑多な部屋の完成を回避し、常に綺麗に整頓された家を維持するための片付けのコツは、特別な機材を使うとか、重労働でごみを処分するとか以前の段階にあります。
余計なものを買わない。ごみが出たらすぐまとめて処分する。そのうえで掃除をするスペースを常に確保し、毎日掃除をする。これこそが片付けのコツの、本当の意味での極意でしょう。
物が多い家はいずれ住人の管理が行き届かなくなります。埃の掃除もしにくくなり、家がどんどん汚くなります。
そうなったらもうおしまい。そしてそんな最悪な部屋に住んでいる人は絶対モテませんし、恋人を家に上げることもできません。
そんな家に来る人なんて、よほどの物好きか、同じような汚い部屋に住んでも平気な人だけでしょう。
部屋が片付いていないというだけで、長い目で見れば人間関係にさえ悪影響をあたえます。片付けを、常にしやすい環境を意識して家のコンディションを保っておきましょう。
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