コロナ禍でお金の使い方が変わった!?
コロナ禍により、失業や休業する人が大幅に増加しています。一方で、仕事はあっても自宅待機をやむを得なくされている人も多いもの。
休日も自宅にこもりがちになってしまい、自宅での過ごし方が大きく変わった人も多いのではないでしょうか。
生活が変わると同時に、起る変化と言えば「お金の使い方」だと思います。
たとえば、自宅で過ごす時間が長くなることから、自炊による食費、水道光熱費、デリバリーによる食費が増える傾向に――。
また、「コロナ禍でいつ仕事がなくなるかわからないから」「休業で収入が減ってしまったから」と、将来への不安から貯金をする意識が高まっている人が多いのではないでしょうか。
コロナ禍の貯金、注意すべきポイントは?
コロナ禍にかかわらず、将来のために貯金をする意識が高まることは、一般的には良いことですよね。
ただし、お金を貯めるにあたって、何点か注意すべきポイントもありそうです。ここでは、いくつか考えられる注意ポイントをピックアップしてみました。
その1:下手な投資に手を出さない
将来へのお金の不安、生活費の圧迫から、資産運用に興味を持つ人も多いでしょう。ポピュラーなものでいえば、NISAやiDeCoが有名でしょうか。
これらはお金を増やすための投資方法ですが、せっかくあったお金が減ってしまう恐れもありますよね。
資産運用にはしっかりとしたお金の知識が必要であり、素人考えで投資をするには大きなリスクが伴います。
元本確保型商品を選択するなど、リスクを回避した商品を選ぶか。リスクを踏まえてやるのであれば、専門家などに相談したうえで始めましょう。
その2:家計を圧迫させるほど無理をしない
貯金をすること自体は良いことですが、貯金にお金を回し過ぎてしまうと、生活が圧迫しかねません。よく「毎月給与の2~3割を貯金に回すといい」と言われます。
いくら将来に不安があるといえば、日々の生活を圧迫させるほど貯金をしていては、逆効果。日々の生活を維持しながら、余ったお金を貯金に回すという考えでお金を貯めましょう。
貯金をする習慣を身に着けるだけでも、大きな一歩です。無理のない貯金から始めることが大事ですね。
オススメの貯金方法は?
貯金は安心安全に、お金を貯めることが大事――。とわかったところで、一体どんな方法で貯金をしたらいいのでしょうか? オススメの貯金方法をいくつか考えてみました。
その1:貯金に回すお金を前もって用意する
いざ貯金をしたいと思っても、日々生活費や交際費などに、頻繁にお金を使ってしまう……。そんな人は多いのではないでしょうか。
お金はあると使ってしまうものです。そこで毎月給与が入ったら「2割は貯金に回す」と、貯金に回すお金をあらかじめ決めてしまったほうがいいかもしれません。
それこそ、貯金用の口座などを用意して、そこにお金を入れてしまうのです。
お金を賢く貯められる人ほど、余ったお金を貯金に回すのではなく、前もって貯金に回すお金を用意しています。
ここの意識改革ができると、いつの間にかお金を使ってしまって、貯金に回すお金がないリスクを避けられると思います。
その2:積立預金or積立保険を始める
別の口座にわざわざお金を移すのが面倒くさい。強制的に貯金にお金を回したい。そんな人には、積立預金or積立保険がオススメです。
積立預金で銀行にお金を毎月預けてもいいでしょうし、保険会社が行っている積立保険で貯金をしてもいいと思います。
積立保険の場合、途中解約すると元割れしてしまうリスクはありますが、利率で多少なりともお金が増えるメリットもあります。
何年預ければ元割れを防げるのか、事前に確認しておきましょう。
強制的に毎月お金が貯金に回ってしまいますが、将来に向けて備えたい。自分でお金の管理をするのに自信がない人は、オススメのやり方だと思います。
賢く正しいやり方で貯金をしよう!
お金を貯める習慣がないと、いざ始めようと思っても、なかなか貯めづらいですよね。普段お金の出費が多い人ほど、貯金をする習慣を作るのが難しいと思います。
それでも、意識を変える習慣を身に着けるだけで、お金は貯まりやすくなります。まずは考え方を変えて、正しい方法で貯金ができれば、お金は少しずつ貯まっていくでしょう。
コロナ禍で貯金の意識が高まっている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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