賃貸で失敗した経験談
家賃の支払いで生活がカツカツ!
初めての一人暮らしで多くの方が失敗した経験談では、「家賃の支払いで生活が大変」というものがあります。
会社から通いやすく、築年数が浅い綺麗な物件に入居したら、家賃の支払いで手一杯になってしまったという失敗談です。
収入に見合わない高い家賃の物件に入居してしまうと、家賃と生活費を差し引いたら自由に使えるお金がほとんどなかった…… という経験をしたことはありませんか?
中には、貯金ができないだけでなく、親に補助してもらっている人もいるようです。
隣の部屋や外の音が部屋の中まで筒抜け
隣の部屋や外の騒音の音漏れ問題も、よくある失敗談の1つです。内見の時には分からなかったものの、住んでみたら騒音がひどくて生活のストレスになるというケースです。
階上の部屋の住人が歩く度にドンドンと振動が伝わり、隣の部屋の住人が喋っている声が聞こえてプライバシーがないなど、騒音問題は結構精神的に堪えます。
友達が部屋に遊びに来てもひそひそ声で話さなければいけなかったり、深夜のテレビに気を使ったりしなければいけないので、音漏れ問題は想像以上に深刻なトラブルです。
毎日の買い物が不便!
相場よりも安い物件に住んだ人の中には、周辺環境が悪かったという失敗談も少なくありません。家が綺麗で設備が揃っていても、周辺環境が悪くて毎日の買い物が不便だったという例です。
最寄りのコンビニまで徒歩10分、スーパーまで20分で、毎日の買い物が疲れてストレスになるというケースでした。
「近くにスーパーがある物件を選んだ方が自炊もしやすかった」という声が多く挙がっています。
通勤に時間がかかる
家賃が安い物件を探した人の中には、通勤に時間がかかって時間がもったいなく感じることや交通費がかかること、電車の混雑で朝から疲れてしまうといった後悔の声が多く上がりました。
会社まで片道電車で1時間かかる人もおり、朝から1時間電車に座ることもできず通勤するだけで疲れてしまうという失敗談です。
往復2時間あれば趣味の時間など他のことに時間を使えること、そこまで疲れないこと、朝ゆっくり眠れるなど利点の方が多くあることに気付いたそうです。
「内見時、実際に電車で目的地まで行ってみれば良かった」と嘆く声が多く聞こえます。
賃貸物件を選ぶ時に気を付けたい5つのポイント
立地や周辺の環境、設備を確認する
初めての賃貸暮らしでは、設備よりも立地を優先してしまうことも多いですよね。しかし、実際に住んでみると周辺の環境や設備が整っていないと、暮らすのに不便なことが分かります。
駅から近くても、収納スペースやバイク置き場がないなど、設備面で不満を感じる人は少なくありません。
逆も然りで、設備が良くても立地が悪くて通学・通勤しにくいということも考えられます。立地・周辺の環境・設備の確認を物件選びの際にしっかり行いましょう。
家賃は収入の1/3までの金額に抑える
家賃が高すぎると、毎月ギリギリの生活をしなければいけないことになります。家賃は、手取りの1/3までが妥当と言われているため、物件選びの参考にしましょう。
初期費用の確認をする
賃貸物件に住む際、初期費用として敷金・礼金・仲介手数料などの諸経費がかかります。家賃のことばかりに気を取られていると、初期費用に必要な金額を見てびっくりしてしまいます。
初期費用がどのくらいかかるのかは物件によるため、家賃だけでなく、初期費用の確認もしましょう。
音漏れの確認をする
住んでから後悔した人が多い失敗談と言えば、騒音問題です。隣の部屋から生活音や泣き声などが聞こえたり、階上の部屋の住人が歩く音が響いたりするなど、騒音問題は深刻です。
毎日暮らすとなると、できれば音漏れが少ない部屋に住みたいものです。築年数が古い家は、音漏れしやすい傾向にあります。
隣の部屋の人がいる時間帯を狙って内見をして、どのくらい音漏れするのかを確認しておきましょう。
自分の希望をまとめる
物件探しの際は、「家賃」「初期費用」「希望エリア」「設備」「その他の要望」をまとめてメモしておきましょう。
しっかりと自分の要望をまとめてから下見に行くことで、その物件が自分の要望に合うかを見極めやすくなって、物件選びで失敗しにくくなります。
おわりに
賃貸物件を契約する時には、初期費用がかかります。「気に入らなかったら後から引越せばいいや」という考えで物件を決めてしまうと、初期費用が無駄になったり引越しの手間になったりしてしまいます。
部屋探しの際は、どんな部屋に住みたいのか自分の希望をまとめてから部屋探しをしてみてくださいね。