その失恋をいつか幸せに変えるための秘訣

■失恋をしたときにわかることって?

 失恋は悲しいものですよね。とくに大好きな恋人からフラれた場合は、本当にキツイものです。でも、失恋したときにわかることがあります。それは、「相手への愛情が本物だったのか」ということです。大概、人は失恋をしたときに、

□自分が相手と一緒にいることで幸せになる
□自分が相手と別れることで不幸になる

 といった「自分」を基準とした二者択一で後者になってしまった、と思うものです。

 でも、その失恋には他の見方もあります。

□相手が自分と一緒になると幸せにならない
□相手は自分と別れることで幸せになる

 この「相手」を基準とした二者択一では、後者になったのだと。

 そんな視点で見て別れをやむを得ないと思えることができたなら、「自分は相手をきちんと愛せていた」と言えるでしょう。反対に「相手が不幸になっても、自分と一緒にいてほしい」と願うのは自己愛で、そもそも相手を愛しているわけではありません。

 あなたの愛情は、本物だったのでしょうか?

■失恋の乗り越え方

 「相手が不幸になったとしても自分と一緒にいてほしい」という、自分勝手な恋愛観をもっている人の場合、失恋の乗り越え方は簡単です。元恋人の代わりの人が見つかれば、問題は解決します。別に相手を愛しているわけではないからです。自分にとって都合の良い相手がそばにいてほしいだけなのです。

 「失恋は新たな恋が生まれたら立ち直れる」なんてよく言われるものですが、それは、自分にとって都合の良い相手を次々と変えているだけなので、それで満足できる場合は、まさに「自己愛による恋愛」です。

 別れを本当に終わらせるのは、次の恋ではありません! 自分が失った恋愛とどう向き合い、心の中で決着をつけられるかが大切なのです。「相手を本気で愛せた。別れることで相手が幸せになれるのであれば、別れることを認めるしかない」そう思えたとき、そこまで人を愛せた自分を誇りに思えるでしょう。

 そして、その恋愛で学んだ自分の欠点を知り、成長できたとき、やっとその恋愛から旅立てるのです。

 つまり、失恋の乗り越え方はこの2つです。

□相手を本当に愛していたら

相手が幸せになるための別れなら、やむを得ないと思うしかない。その後、その失恋と向きあい、学ぶことで、卒業する。

□別れをやむを得ないと思えないとき

そこにあるのは愛ではないのだから、他に代わりを見つければ問題解決。

 できれば前者でありたいものです。あなたの愛情はどうですか?

■ひどいフラれ方をしたときは?

 ときには、恋人に傷つけられて、フラれる人もいます。以前、私のところにこういったお悩み相談がきました。

 「3年ほど付き合い、結婚も考えていた彼が、自分よりも年下の女性と浮気をし、結果、自分の方がフラれてしまった」

 さすがにこんな場合で、相手の幸せを願って別れられる人は多くはないでしょう。ただ、相手を恨んでいる場合ではありません。見方を変えれば、こんな不誠実な男性と結婚しない方が、相談者さんにとってラッキーなこととも言えます。そして、次こそ幸せな恋をつかむために、この失恋できちんと学ばなくてはいけません。

 彼女の場合で言えば、そんな男性を恋人に選んだのは「自分」であり、「自分に見る目がなかった」とも言えます。さらに言うと、本当にきっちりと愛情&信頼関係を築けていたら、彼はそんな年下の彼女とはすぐに別れ、土下座してでも戻ってきたはずです。

 彼がそこまでしなかったのは、なぜでしょうか? それは「そこまでの関係が築けなかった」からです。そうなってしまったのは、誰のせいですか? 彼だけのせいでしょうか? 違いますよね?

 恨んでいたら、何も学べないし、先にも進めないし、性格も表情も「ブス」になるだけです。人に裏切られると心が痛むし、苦しいものですが、失恋から自分の欠点をきっちり学んで、さらなるいい女になって、次はもっと素敵な恋をつかむことが大切です。

 そしていずれ、「今は幸せ。あのとき彼と結婚しなくてよかった!」と思えるようになるのです。

■失恋したときこそ、人は成長する

 人生を振り返ったとき、「あのときが自分の人生を好転させるきっかけとなった」と思うターニングポイントは、意外にも、自分にとって不運な出来事が起きたときだという人は多いものです。

 不運な出来事は「鉄アレー」のようなものです。重ければ重いほど、心の強さを身に付け、魅力的になるチャンスなのです。

 人はうまくいっているときよりも、そうではないときの方が学び、成長することが多い。だからこそ、どんなに失恋して苦しくても、自分の心をごまかしたりしないで、きっちり向き合い、悲しみを乗り越えることが大切なのです。

 それこそが、失恋を幸せに変える秘訣です。

【恋愛ガイド:ひかり 】


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