それ訴えられるかも…やりがちな「パワハラ」「モラハラ」6例

あなたの何気ない一言や機嫌の悪さが、パワハラやモラハラだと思われているかもしれません。過去、パワハラやモラハラを受けて大きく傷ついたのに、自分が周囲に対してハラスメントで威圧するケースがあります。そこで今回は、気づいていないだけでやりがちな、パワハラとモラハラの例を紹介します。

パワハラとモラハラの違い

パワハラ(パワーハラスメント)とは、優位性のある立場を利用した嫌がらせや叱責のことです。同じ職場で働く相手に対して、常識を越えた指導や要求、無視も含まれます。

おもに、殴る蹴るなどの「身体的暴力」と、怒鳴るなどの大声で威圧する「精神的暴力」があります。上司から部下、先輩から後輩のように、上の立場の人間によるハラスメントです。

一方モラハラ(モラルハラスメント)とは、場所や立場に関係なく、精神的な暴力を行うハラスメントです。職場ではもちろん、夫婦間など家庭内で発生するパターンもあります。

夫もしくは妻の配偶者に対して、暴言を吐いたり傷つけるような発言はもちろん、過度な監視、意見を尊重しない、生活費を渡さないといったこともモラハラに該当します。

ハラスメントが行われる場所、立場や人間関係を利用しているか、身体的暴力を受けているか、3つの違いがあるといえるでしょう。

気づいていないだけ? 職場のパワハラとモラハラ

パワハラ:「これくらいならできるでしょ?」|仕事量の過度な欲求

特定の人だけに、絶対にこなせない仕事量、周囲の人より何倍もの仕事を一方的に与えることは、立派なパワハラです。結果的に仕事をこなせたとしても、明らかに常識の範囲を超えているのなら心身に大きな負担がかかります。

また、遠回しに長時間の残業を欲求をするような発言、休日出勤を命ずるような仕事量を与えることもパワハラになるでしょう。

パワハラ:「派遣社員のくせに」|正社員から非正規・派遣社員へのいじめや差別

職場のグループ、社内の雰囲気で蔓延しがちなのが、非正規や派遣社員に対する差別です。時短勤務をして休日出勤がなく、比較的責任が少ない非正規社員を見ると、このように思う人は少なくないでしょう。

ただ、実際に非正規社員へ「バイト(派遣)のくせに」と言ったり、あからさまにひどい態度をとったりするとパワハラです。

パワハラ:担当から外す・仕事を与えない

過度な仕事量を与える、言葉の暴力以外にも、自分の立場を利用した無視、担当外しも立派なパワハラです。

・まっとうな理由がないのに担当から外す
・仕事の担当を割り振らない、仕事を与えない
・業務に必要な資料を渡さない

パワハラでありながら「職場いじめ」ともいえる卑劣な行為です。

モラハラ:「恋人はいるの? 結婚はいつするの?」|必要以上にプライベートの話を聞き出す

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女性同士の会話で、ごく自然に彼氏の有無、結婚の予定を聞いてくる人がいます。話題のひとつではありますが、話したくない相手に対して、以下の行為はモラハラに該当するでしょう。

・あまりにもしつこく聞く
・聞いた内容をほかの人に口外する
・恋人がいないことをばかにする
・◯歳までに結婚、出産しないとだめと言う
・無理やり男性社員と仲良くさせようとする

世代や思考によっては悪気なく、結婚や出産が当たり前、若いうちにしなければならないと思う人もいます。しかし、最近ではモラハラと捉えられがちです。

男性から女性に対して恋人の有無や結婚の予定を聞くと、セクハラになる雰囲気はありますよね。しかし、女性から女性への質問も、ケースによってはモラハラの可能性があると覚えておきましょう。

モラハラ:特定の人だけランチや飲み会に呼ばず仲間はずれにする

いわゆる仲間はずれも、モラハラに該当します。たとえば、社員が参加する飲み会の連絡を回さないケースを目にした経験がある人は多いかもしれません。

「どうせあいつは来ないから」「あいつが来ると楽しくない」といった何気ない仲間はずれや愚痴は、将来的に目に見えるモラハラにつながるでしょう。

食事に誘わないなど小さな仲間はずれが行われる職場では、担当から外す・仕事を与えないような大きなパワハラも起こりやすいのです。

モラハラ:「こんなこともできないの?」|職場・家庭でありがちな暴言

後輩へ仕事をお願いしたとき、想像以上に作業が進んでいない、質が低いことはあるでしょう。このようなとき、つい「こんなこともできないの?」と言いがちですがこれはパワハラです。

感情にまかせて、思わずネガティブな言葉を口走ることがありますよね。ただ、仕事内容がどうであれ、言ってはいけない言葉の線引きは必要でしょう。

この発言は、夫婦間、子どもから親に対するモラハラでも起こりがちです。職場でつい口にする人は、家庭内でも口走っていないか振り返ってみてください。

おわりに

パワハラやモラハラは、加害者である相手が「した・言った」ではなく、言われた相手がどう思うかです。叱咤激励で前向きなエールを送ったつもりでも、言われた相手からするとひどく傷つく言葉かもしれません。

相手によっては傷つきやすい性格であるため「何を言っても悪くとられて、何も言えない」というケースがあるでしょう。このようなときは、同僚や後輩など第三者の意見を聞きつつ、自分の言動がキツくないか確認すると安心ですね。

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