夫が家事をしないのは認識のズレ⁉ 家事をやってもらう3つのコツとは

夫婦での家事分担に不満を抱いている女性は意外と多いです。二人でルールを決めたはずなのに、妻の家事負担がいつの間にか増えていたり、手伝ってと言わないと夫が動いてくれなくてイライラしたりという経験はないでしょうか?

今回は、夫婦で上手に家事分担をするコツをご紹介しましょう。

夫婦で家事認識がズレていませんか?

夫婦で家事認識がズレていませんか?

夫婦共働きが当たり前になっている今、家のことも夫婦で分担する時代です。イクメンなどの言葉も流行し、家事や育児をする男性こそ素敵という価値観も生まれています。

しかし、現実的にはどうなのでしょうか?

妻の不満ポイント3つ

夫婦の家事分担で妻が不満に感じやすい主なポイントは、

「夫の自己評価が高すぎる」
「やってほしい家事ではなかった」
「言わないとやらない」

の3つです。

妻からすると、ほとんどの家事は自分が負担しているのに、全体量を把握していない夫はさも自分は家事をやっていると思い込んでいる、家事をする夫だと自慢して、それを他人に評価されていることに強い不満を抱いています。

また、「そこじゃない」家事に夫がこだわっているなど、やるべき作業を優先せずに風呂だけ丹念に洗うようなズレにイライラを感じているといった事例も。

さらに、言わなけらばやらない、指示しないとできない夫に対して、わざわざ言うのが面倒という声もあります。

夫目線からの不満ポイント3つ

夫側も家事分担に不満を抱いています。どのような部分に不満を感じやすいかチェックしてみましょう。

まず1つ目は、「妻からのダメ出しが多い」ことです。夫なりに家事をしているのに、妻が細かい指示やダメ出しをしてきたり、あとからやり直されたりしてやる気がなくなるという声があがっています。

2つ目は、今すぐにしなくても問題なさそうな家事を「疲れているからあとでやればいいと思っていたら怒られる」などの不満です。夫にしてみれば、自分だって疲れているのに、妻側ばかり疲れていると思わないで欲しいと言いたいというところでしょう。

そして3つ目は、結局は何をいつどうすればいいかわからなくなるという点です。

手を出せば細かくダメ出し、自分なりに丁寧にやればそこじゃない、かといって何もしなければ言わないと動かないと怒られ、一体妻が何を求めているのかが分からないという切実な声もあります。

夫婦の家事分担ギャップは「名もなき家事」のせい?

夫婦の家事分担ギャップは「名もなき家事」のせい?

夫婦の家事分担が揉めるのには、妻側と夫側で家事に対する認識がズレていることに大きな原因があります。

揉めないようにするための鍵は、いわゆる「名もなき家事」にあります。

名もなき家事とは

1つの家事は、その裏に多くの工程を含んでいます。毎朝のゴミ出しを例に挙げると、ゴミ置き場にゴミを捨てに行くことだけがタスクではありません。

ゴミの日を把握し、時間に間に合うように家中のゴミ箱からゴミを集めて、新しいゴミ袋を各部屋にセットすることも「ゴミ出し」の一部ですし、新聞紙や雑誌を紐でしばり、空き缶を洗い、ペットボトルの蓋やラベル剥がすなども事前に必要な作業です。

ゴミ置き場にゴミ出しをしている夫は、自分がゴミを捨てる家事全般をしているような錯覚を起こしてしまっているかもしれませんが、その裏側にある「名もなき家事」については認識していない可能性が大いにあります。

家事分担で揉めないために

そもそも家事に対する認識にズレがあったとしたら、意見にズレが生じるのも当然でしょう。

人は、認識していないことについては学べないので、逆に言えば、認識さえあれば学べるということです。家事分担で揉めないためには、「名もなき家事」を見える化することが有効です。

見えないところにも家事があることを夫に知ってもらうために、どんな工程があるか、見える化し細分化して書き出してみましょう。さらに、それぞれの家事について頻度や時間を明確にし、誰がこなしているかもクリアにしてみてください。

家事をしない夫に家事をやってもらうコツ

家事の全体像が分かったにもかかわらず夫がなかなか家事をしないなら、その理由を考えて対策していきましょう。

夫の家事スキルを上げる

夫の家事スキルを上げる

夫が得意な家事からスタートさせ、できるだけ夫に任せるようにします。「持ち場」を任された男性は仕事に責任感を持ち、しっかり取り組むはずです。

ハードルの低い家事から分担して、徐々に家事ができる夫になってもらいましょう。

稼ぎだけで役割分担をしない

家事は稼ぎが少ないほうがするものだと思い込んでいる男性もいます。自分の方が稼いでいるから家事をしなくても良いとの主張は筋違いです。

夫婦の家事分担は、収入の比率で決めるものではなく、労働時間の負担を公平にする視点で考えるべき問題と言えます。

パート労働も育児も立派な仕事なので、妻の1週間の平均労働時間を数値化して示してみましょう。

家事の重要さを伝える

名もなき家事を含めると、家事は思っている以上に多岐に渡っています。人の生活が衣食住で支えられている以上、それらを整える家事は生活に欠かせない重要なものです。

料理・洗濯・掃除などの家事全般は、休む日もなく誰かがやらなければならない仕事です。やらずに放置すれば生活が成り立たないこと、家事は家族全員の仕事であることを知ってもらいましょう。

おわりに

夫婦にとって家事分担とはお互いにイライラしがちなものです。相手に対してイライラするのは、そもそもの認識が異なるからなので、まずは家事を見える化して共通認識を持つようにしてみてください。

そのうえで、どうしても「言わないと動かない」夫なら、思い切って妻側が「(夫が)言ってきたらやる」という姿勢をとり、期間限定で試してみれば、きっと夫の価値観も変わってくることでしょう。

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