家事の分担に不満…共働き夫婦が気をつけるべき2つのこと

共働き夫婦において、家庭内での一番の課題はなんといっても家事分担です。

家事分担に不満を抱く妻。不満をぶつけられてストレスが溜まる夫。そんな悪循環にならないために、今回は共働き夫婦が気を付けるべきことと夫婦円満のコツをお伝えします!

共働き夫婦が気を付けるべき2つのこと

共働き夫婦が気を付けるべき2つのこと

では早速、共働き夫婦がお互いに気持ちよく日常を過ごすために気をつけたい2つのことを見てみましょう。

共働き夫婦には話し合いの時間が必須

共働き夫婦に欠かせないこと、それは『話し合いの時間を作ること』です。「何だ、当たり前の話を」と思われるかもしれませんが、ここで強調したいのが「意識的に議論する」こと。いわゆる家族会議ですね。

普段の会話とは区別することで得られるメリットは以下の通りです。

・軽く受け流されるのを避ける
・感情的な喧嘩を避ける

日々慌ただしく過ごしていると、膝を突き合わせて話をする機会を逸してしまいます。そのうちに不満が溜まり、爆発して、喧嘩になってしまうのです。

「ちょっと相談したいことがあるんだけど……」の一言を皮切りに、冷静な話し合いの時間を作る心がけをしましょう。

家事分担の「見える化」を意識

話し合い必須な中でも、一度は議論にあげてほしいのが家事分担についてです。特に結婚したばかりの二人はまだ家族の形もあいまいで、家事分担が偏ってしまうケースも多いもの。

具体的に以下のようなポイントを相手に伝えましょう。

・どのような部分が大変なのか
・家事の中で自分が負担にならないのは何なのか
・何をどのように手伝ってもらったら嬉しいのか

例えば「月末月初は仕事が忙しいので家事も辛い」「生理前はイライラしているので、文句を言うかもしれない」「料理は嫌い」「洗濯は好き」「ゴミ捨ては回収の曜日を覚えるところから担ってほしい」という具合です。

なお内閣府男女共同参画局から「夫婦が本音で話せる魔法のシート「◯◯家作成会議」が共有されています。話し合いを「見える化」するためにこのようなシートを活用したり、「見えない家事」をリスト化したりするのもいいでしょう。

共働き夫婦が夫婦円満でいる4つのコツ

共働き夫婦が夫婦円満でいる4つのコツ

お互いに仕事が大変でも、家庭がいい状態だとそれが心の支えになります。ポイントをおさえて夫婦円満を保ちましょう。

感謝の言葉をかける

「ありがとう」の一言は、共働き夫婦の円満に絶大な効果を発揮します。

特別な日に伝えるのもいいですが、日常のちょっとした瞬間でも都度伝えていきましょう。「何をそれくらいで」という顔をされたとしても、感謝されれば内心は嬉しいものです。

例えばたまに夫が料理をしてくれたら、おいしいかどうかに関わらず、とにかく家事が一つ減って楽になった感謝の気持ちを伝えましょう!

感謝の言葉はパートナーシップにおいて愛情表現と同じくらい大事といえます。

家事時短ツールをフル活用する

時短ツールは夫婦円満にも一役買ってくれます。積極的に活用しましょう。

特に主婦の3種の神器と呼ばれるこの3つはおすすめです。

・食器乾燥機
・ドラム式洗濯機
・ロボット掃除機

いずれも高価な家電ですが、家事にかかる時間が30分〜1時間短縮され、長い目で見ても負担が減るメリットは大きいと感じられるでしょう。また、買い物の効率化や体調不良の際に活躍してくれる宅配食材もおすすめです。

ゆったり座れる時間が増えるだけで、気持ちに余裕ができ、夫婦の時間がとれるようになりますよ。

パートナーの仕事に興味を持つ

パートナーの仕事に興味を持つ

パートナーの仕事に興味を持って話を聞くのも夫婦円満の重要なポイントです。

その日一日、どんな仕事をしていたのか、職場の仲間や上司とどんな話をしたのかを聞いてみましょう。話の中に見え隠れするヒントから、パートナーの余裕の有無を感じ取れます。

生き生きと楽しそうに話をする日は、多少のお願い事をしても受けとめてくれる可能性があるでしょう。

仕事でトラブルがあった日や人間関係がうまくいっていない時は気持ちが消耗しがち。そんな日は何もいわずに家事を負担してあげる心遣いがお互いにできるといいですね。

共働きのために必要な出費を考える

共働き夫婦を細く長く続けるために、必要な出費にも目を向けるべきです。

家事の負担で夫婦喧嘩をするくらいなら、外食費や家事代行サービスの利用は必要経費と考えても無駄ではありません。

というのも、女性の生涯賃金を考えた時に、多少の出費を見込んでも共働きを継続した方が経済的に大きく有利になるからです。

ニッセイ基礎研究所における「大学卒女性の働き方別生涯所得の推計」の調べによると、女性が大学卒業後、同一企業で働き続けた場合の生涯賃金はおよそ2億6千万であるのに対して、出産退職は2億円のマイナスになるといわれています。

この2億円の差を考えれば、夫婦がお互いに気持ち良く働くための必要経費は有用であるといえるでしょう。

忙しい共働き夫婦も夫婦円満に

家族のため、家計のために共働き夫婦でいるのに、喧嘩が増えてしまっては元も子もありません。特に喧嘩のタネになりやすい家事分担は切っても切れない問題でしょう。

とはいえ、夫と妻の帰宅時間に差があったり、母親は子どもと密接に関わらざるを得なかったりと、5:5に分担するのは難しいのも実情。

まずは夫婦で話し合いをし、家事にかかる負担を上手に減らしながら、よりよい夫婦の形を作っていってくださいね。

<参考元>
夫婦が本音で話せる魔法のシート 「○○家作戦会議」|内閣府男女共同参画局
https://www.gender.go.jp/public/sakusenkaigi/

大学卒女性の働き方別生涯所得の推計|ニッセイ基礎研究所
https://www.nli-research.co.jp/files/topics/54356_ext_18_0.pdf

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