「恋人がいる人とのデート」で損な気持ちにならないための割り切り術

■「友達以上、恋人未満」の甘い罠

 食事に誘えばOKするし、たまに週末デートすることもある。好きだから本当はつきあいたい。だけど彼・彼女には恋人が。

 恋人の存在を知ったところですぐにあきらめがつけば、悩むこともなかったはず。しかし多くの人は、デートに誘ってきたり、逆にデートの誘いに乗ってくる相手に恋人がいるとは想像しないものです。何度かデートを重ね、本気で好きになったところで「実は恋人が……」などと告白されても、簡単には気持ちを切り替えられないもの。ただの友達とは言い切れない、深い関係に発展していたらなおのこと、悩みは尽きないのではないでしょうか。

 「恋人以外の異性」と成立する関係は、大きく分けて3つ。まずはできるだけ客観的な視点で、二人の関係を見つめてみましょう。

□1. 浮気相手

 シビアにとらえれば、恋人以外の異性との色っぽい関係はすべて「浮気」の範疇です。浮気は誰だってしたくもされたくもないもの。しかし、浮気相手のような立ち位置になってみると、理性で感情をセーブするのが難しいことに気づくでしょう。それは相手だって同じです。善悪だけで判断するのは後悔のもと。相手の思惑を知るためにもよく観察してみましょう。

□2. 完全に二股

 客観的には浮気相手と似たようなものですが、今の恋人と別れてあなたとつきあう未来図を描いているのであれば、状態としては恋人と同じです。しかし、世の中には、どちらとも別れるつもりがなく、言葉巧みに二人の恋人を操ってしまう人もいます。後悔しないためには「だまされてもいい」くらいの構えでいきましょう。

□3. 親友、あるいはただの友達

 こっちは相手に恋愛感情を持っているとしても、相手はもしかしたら、まったくあなたのことを異性と意識していないかもしれません。あるいは、体だけの関係という可能性も。価値観は人それぞれ。親密さと愛情の深さが比例しない人もいるのです。

 大事なのは、いずれの関係も「今」この瞬間を指すものであること。逆に言えば、将来的にはいくらでも変わる可能性はあるということ。とはいえ、相手の気持ち次第では、将来どころか今の関係を維持することすら無意味かもしれません。中途半端な関係にどう折り合いをつければいいか、考えてみましょう。

■可能性のない未来はない。しかし現実は……

 よく言えば未知数、悪く言えば煮え切らない二人。それでも期待してしまうのは、あなたとデートするという既成事実が成立しているから。デートそのものは、別に恋人でなければしないというものでもありません。むしろ恋人に発展するかどうか未知数な二人にとって、デートを重ねることは有意義です。

 「あの人に恋人さえいなければ……」とあなたは思うことでしょう。だけどよく考えてみてください。「恋人がいながら他の異性とデートする」。それも現実なのです。

 おそらく、あなたとデートしていることは、恋人には秘密にしているはず。目の前の彼・彼女は、そのような振る舞いができてしまう人なのです。それでもブレーキをかけられないのが恋というもの。ならば少しでも明るい未来へと導かれるよう、下記3点を心がけましょう。

□1. 期限を決めよう

 私たち人間が不安を感じる要素には「終わりが見えない」ことが大きく影響します。ならば、自分で決めてしまえばいいのです。いつまでもズルズルと平行状態でいることに、何のメリットもありません。望み薄ならば、なおのこと。無用なストレスも「期間限定」だと思うことで軽減するかもしれません。

□2. 「恋人の存在」はあなたとは無関係

 恋人とつきあうこととあなたと仲良くすることは、まったく別の話。厳しいかもしれませんが、彼・彼女が恋人と別れたからといって、あなたとつきあうとは限らないのです。そんな現実も踏まえた上で、今後の接し方を考えてみましょう。

□3. 割り切って楽しんだもの勝ち!

 デートはデート。たとえ恋人でなくても好きな人、あるいは気になる人と二人で過ごす時間そのものが楽しいのであれば、無理にセーブする必要はないのかも。「楽しければいいじゃん」と割り切るのはいささか軽薄かもしれません。しかし頭であれこれ考え過ぎて楽しい時間をつまらなくしてしまったり、立場に不満を抱き、ストレスをためるよりはずっといいのではないでしょうか。

【島田佳奈の恋愛コラムガイド:島田 佳奈】


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