婚約破棄? 周りに反対された結婚のエピソードとその結末6つ

恋や愛だけでは語れないのが結婚。結婚前提で付き合いを進めていたにも関わらず、思いがけず周りに反対された経験がある方もいるのではないでしょうか? 今回は周りに反対された結婚とその結婚の結末についてみなさんの体験談をお伝えします! また結婚を反対されてしまったときの対応策もお伝えしますので、参考にしてくださいね。

【理由別】周りに反対された結婚のエピソードとその結末

お金を理由に周りに反対された結婚

金銭感覚が似ている

お金の問題は結婚において1番シビアでしょう。生きていくうえでお金は必要。場合によっては金銭面の厳しさが夫婦仲を壊すことにもなりかねません。

・5歳年上の彼。中小企業のサラリーマンでした。年収が格段に低いため(アルバイトの方が上だったかもしれない。月収10万未満)「生計がなりたたないのでは」と反対されました。その彼とは結婚していません。

当時私は20代で若かったこともあり、愛があれば何とかなると思っていましたが、お金は結婚においては大事なものだとその後わかりました。彼とは結婚しなくてよかったと思っています。今、別の彼との結婚を考えているところです。(42歳/女性/著述業務)

・卒業して務めた会社の取引先がNTTや電力会社で出会いも多かったのですが、偶然会った中学の同級生に紹介された年下の漁師さんに惹かれ付き合い始めました。「安定した生活を過ごせる相手が周りにたくさんいる環境なのに」と、友達や職場の人たちにはかなり反対されました。

その後、漁師の彼と結婚しましたが、彼と彼の家族に多額の借金があることが分かり、喧嘩が絶えず別れました。再婚はせず、今は二人の子どもたちと一緒に楽しく生活しています。(48歳/女性/准看護師)

年齢を理由に周りに反対された結婚

結婚を反対される理由として年齢が挙げられる場合、男女どちらが年上かではなく、その差の大きさが問題視されるようです。

・相手は自分よりも8歳年上の女性でした。親は「それだけ年上の人だと色々苦労がある」と結婚を反対。それでも押し切り、結婚して8年になりますが、今でもラブラブです。親も二人を認めてくれるようになりました。(38歳/男性/SE)

職業を理由に周りに反対された結婚

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今回取り上げる理由の中でも、割と解決しやすいのが職業の問題でしょう。選択肢として、転職や昇進も考えられます。

・私が歳上だったこと、彼がフリーターだったことで私の親は結婚を反対。彼の親にも、遊びなら許さないと言われました。何ヶ月かたったある日、私の妊娠を機に彼は働く様になり、両家の両親も孫が出来たなら先の事を考えようと言ってくれました。今は大変上手くいっていますし、幸せです。(53歳/女性/専業主婦)

家庭環境を理由に周りに反対された結婚

生まれ育った家庭環境は、本人が作る家庭環境にも影響を及ぼす可能性があります。しかし、子どもの頃の環境になぞらえた家庭を作るか、反面教師にするかは、本人次第の面もあるでしょう。

・相手は、家出して故郷を追われた身の女性です。自分の家族ともうまく行っていないのに、他人と家族を作ることが叶うとは思えない。自分の親からそのように意見されて反対されました。

その後、結婚。現在は良好な家族関係を築けています。どこでどう育っても、その後の生活は自分達で努力すればしっかりと良いものになるから、今の結果があります。(32歳/男性/営業)

離婚歴を理由に周りに反対された結婚

離婚歴を理由に結婚を反対されるのは、単に人柄が伝わりきっていないパターンもあります。とはいえ、お金遣いや性格に問題がないとも言い切れないのが難しいところです。

・過去に2度の離婚歴の女性でした。お金に無頓着でだらしがないとは知っていました。地元に住めなくなり、北海道に移住して来たことから、私の両親は大反対。しかし私を好いて寄り添ってくれたので結婚しました。2年前に離婚。その理由は、陰で借金を作り私の会社のお金や手形を使い込んだからです。(57歳/男性/コンサルタント業)

出身地を理由に周りに反対された結婚

出身地が遠い人と結婚してしまうと、親心としては「我が子に会えなくなってしまうのではないか」と考える気持ちもあります。親の気持ちを考慮する必要はありますが、本人たちの幸せには差し支えのない問題でしょう。

・遠方に住んでいて、交通アクセスが不便な地域の人、地方で物価が違うので相手の給料も安い、付き合って間もないころに結婚するといったこと。結婚しました。不便なことも多いですが、すべての物価が安いので、給料は気になりません。食べ物も安くておいしいし、人も穏やかです。とても住みやすく幸せです。(48歳/女性/主婦)

どうする? 周りに結婚を反対されたときの対応

出身地を理由に周りに反対された結婚

結婚を反対されてしまったら、まずは反対している両親や友人の意見を冷静に受け止めましょう。本当は祝福したいところ、真剣に考えているからこそ、言いづらい意見を述べてくれているのです。

結婚は一生に関わります。万が一離婚を考えれば、話し合いや手続きの労力も生半可ではありません。周りの人は自身の経験や見聞きしてきたことから「結婚で大変な目に合わせたくない」と考えているのでしょう。

恋愛感情だけで結婚を決めてしまっていませんか? 結婚後の生活を想像し向き合えていますか? 一度立ち止まり、周囲の言葉に耳を傾けてから決断できると良いですね。

周りに反対された結婚の結末は本人たち次第

周りに反対された結婚の結末は本人たち次第

ここまで見てきたように反対される理由も、お金・年齢・家庭環境…… など様々。特に結婚後に生計が成り立たないほどのお金の問題は深刻です。

とはいえ、結婚する女性側が社会的に独立していて、メインの稼ぎ頭になる覚悟があれば問題ない、というように個人の状況による部分もあります。導き出した決断が、良きに転ぶか悪きに転ぶかは、結局のところ本人たち次第なのです。

Written by 田中なお

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