離婚の原因になることも…!?夫婦喧嘩を減らすコツ

夫婦喧嘩が絶えず、悩んでいませんか? できることなら喧嘩の回数を減らし、穏やかな日々を送りたい……夫婦喧嘩を減らすコツを知りたい……。

そんなあなたに、結婚して約10年、あまり夫婦喧嘩をしたことのない筆者がちょっとしたアドバイスを送ります。

喧嘩するほど仲が良いとは言うけれど……

喧嘩するほど仲が良いとは言うけれど……

「喧嘩するほど仲が良い」という言葉がある通り、喧嘩そのものが悪だとは限りません。

結婚当初は大きなものから小さなものまでしょっちゅう喧嘩をしていた友人夫婦は、時を経ていつの間にかまったく喧嘩をしない穏やかな夫婦に変わりました。

その理由は、「昔たくさん喧嘩して、お互いの価値観をしっかりすり合わせてきたから」だそう。雨降って地固まるを繰り返した結果、夫婦として良いかたちに落ち着いた、ということでしょう。

一方、筆者と夫は結婚前からほとんど喧嘩をしたことがありません。これはお互いに不満がないわけではなく、あまり人と争いたくないという生来の気質から。

わりと穏やかな日々ではありますが、正直結婚生活がそこそこ長くなっても、地が固まった感はあまり感じられません。

とはいえ、激しい夫婦喧嘩を繰り返すと疲弊しストレスが溜まりますし、行き過ぎると離婚の原因になることも。やはりあまりに喧嘩が多い夫婦の場合は、少し夫婦喧嘩を減らす工夫をした方が良いでしょうね。

夫婦喧嘩を減らすコツ

では、筆者なりの夫婦喧嘩を減らすコツについて紹介します。どれも日々実践していることなので、それなりに効果はあるはずですよ。

文句があっても頭ごなしな言い方をしない

文句があっても頭ごなしな言い方をしない

夫婦といっても所詮他人。しかも年月が経てば、恋人時代には確かにあったはずの「盲目」というフィルターもすっかり消失しており、日常のなかで何かしらの「イラッ」が生じるのは避けられません。

でもその度にカッとなって、頭ごなしに文句を言ったり非難したりするのはNG。その瞬間争いが起こるのは目に見えています。

文句があってもまず深呼吸し、穏やかな口調で伝えましょう。この際、「なんであなたって~~しないの!?」と責めるより、「私は~~してほしいな」と自分を主語にして、お願いベースで伝えるのが良いとされています。

普段からコミュニケーションを取る

当たり前といえばそうですが、普段から仲の良い夫婦の喧嘩は後を引きません。逆に、常にピリピリしている夫婦の喧嘩はまさに一触即発。

あいさつをする、何かしてもらったらお礼を言う、どうでもいい雑談をするなど、ちょっとしたことでOKです。普段からコミュニケーションを取り、夫婦間に流れる空気を穏やかに保ちましょう。

機嫌が悪いときはあえて近寄らない

誰だって機嫌が悪いときがあります。こういうときは、普段ならさらっと受け流せることが引っかかり、喧嘩の火種になってしまいがち。

夫はあまり怒るタイプではありませんが、「なんか機嫌悪そう」と感じることは時折あります。そういうときは静かにしてなるべく近寄らず、機嫌が直るのを待つようにしています。

ご飯を食べてお風呂から上がると、自然と元通りになっていたりするものです。

相手の嫌がるポイントを理解する

「私は気にならないけど相手はすごく気になるらしい」というポイントがあります。1回ならスルーできても、毎日のことになるとそうはいきません。あるとき爆発して「いっつも思ってたけど、なんでこういうことするわけ!?」という日が必ずやってきます。

しかし言われた側にとってはその重要性がわかりません。「なんでそんなに怒ってるの?」「ならもっと早く言ってよ!」となり、あっという間に大喧嘩の勃発です。

これはどちらサイドからも起こる可能性を秘めているので、「気になることがあれば爆発する前に小出しにして伝える」ことを意識しつつ、「一度言われた相手の嫌がるポイントはちゃんと覚えておく」ことも大切です。

感じ方は人それぞれなので、仮に自分にとってまったく理解できないポイントであっても、歩み寄る姿勢が必要でしょう。

なるべく早く仲直りする方法

では、喧嘩が起こってしまった場合、なるべく早く仲直りする方法についても触れておきましょう。

時間をおいて頭を冷やす

時間をおいて頭を冷やす

まずは距離を取り、時間をおくこと。シンプルですがやっぱりこれに尽きます。

カッとなって喧嘩しても、距離と時間をおくことでお互いに落ち着きを取り戻し、冷静に話し合いができるようになるのです。

ただし、逆に時間をおきすぎるとどんどん気まずくなってしまい、かえって仲直りしづらくなるのでご注意を。

ちゃんと謝る

悪いと思ったときはちゃんと謝る。これもすごくシンプルですが仲直りの真理です。

たとえ喧嘩の原因を作ったのが相手でも、自分に100%非がないケースは稀でしょう。「私は悪くない!」と意地を張るのではなく、歩み寄りの姿勢を見せて。

仲直りのルールを決めておく

夫婦喧嘩した際のルールを決めておくのも良い方法です。

例えば、「喧嘩は翌日に持ち越したくないから、寝る前には必ずごめんなさいを言い合う」とか、「仲直りしたいときは、◯◯を買って帰る」など、お互いが納得できるルールなら何でもOKです。

まとめ

夫婦喧嘩を減らすためのコツと、なるべく早く仲直りするための方法を紹介しました。

お互いを信頼しあっていれば、ちょっとやそっとの喧嘩では関係は壊れないはず。試行錯誤を繰り返しつつ、自分たち夫婦なりの良いかたちが見つかると良いですね。

Written by 七尾なお

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