勘違いしすぎ…「痛いおばさん」に見られる見た目や行動とは

誰だって年を取ることから逃れることはできません。それならせめて、より素敵な年の重ね方をしたいもの。しかしなかには周りから「痛いおばさんだな……」と思われてしまう女性もいます。自分自身がそうならないためにも、痛いおばさんとはどんな見た目、行動をするものなのか? チェックしてみましょう。

痛いおばさんだな…… と感じる瞬間:見た目編

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人の印象を最初に決めるのは見た目です。というわけでまずは、見た目で「痛いおばさん」認定を受ける特徴について紹介します。

流行を追いすぎたファッションやメイク

「適度に流行やトレンドを意識するのはいいけれど、それがあまりに若い子向けのファッションだったり、全身まるっと流行で固めました! みたいなのはちょっと痛いかも(23歳女性)」

美意識が高く流行に敏感な大人の女性ほどやりがちなのが、トレンドを取り入れすぎてしまうこと。

ネットや雑誌で見たコーディネート例をそのまま着たようなものでは、選ぶアイテムによっては若作りに見え痛いおばさんと思われる可能性があります。

流行やトレンドはうまく取り入れ、あくまで自分に似合う、自分らしいファッションやメイクを貫く姿勢が大人の女性に求められているようです。

若い頃の服を今も着続けている

「20代の頃のワンピースを今も着てる!って自慢された。スタイルが変わらないって言いたいのかもしれないけど、デザインは古いし正直あまり似合ってない(24歳女性)」

高かったブランドものの服やバッグ、アクセサリーなど、後生大事に取ってありませんか? それがシンプルなデザインで長く使えるものなら良いのですが、そうではない場合はちょっと厳しいかも。

例えば、10代~20代前半の頃ならかわいく着られたガーリーなワンピースを、「まだ入るから」という理由で着続けているとか。

体重は変わらなくても、年を重ねると体型は変わります。顔つきや肌の色なんかも変化しているので、昔と変わらず似合うとは限らないのです。悲しいことに……。

良いものを長く使う精神はとても素晴らしいものですが、それが本当に今の自分、時代に似合っているか、鏡の前で冷静に観察してみてもいいかもしれません。

痛いおばさんだな…… と感じる瞬間:行動編

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続いては行動編を見てみましょう。正直、個人的には「服くらい、似合っていれば何を着たっていいじゃないか!」という気持ちもあるので、こちらの方がより気をつけたいポイントだと思います。

おばさん自虐がすごい

「『どうせもう若くないから~!』とか『おばさんだからそういう服似合わない』とか言われても、どう反応したらいいのかわからない。そうですね、と言えば不機嫌になるんでしょ?(21歳女性)」

日本における「おばさん」の地位は低い…… と思われがちです。そのため年齢を重ねるごとに、自分の価値がどんどん目減りしていくような感覚に陥る女性は多いでしょう。

そんな環境から生まれるのがおばさん自虐です。自分を「おばさん」と下げることで周りから笑いを取ろうとしたり、実は「いやいやそんなことないですよ」とフォローされるのを待っていたりと思っていることはいろいろでしょうが、これをして周りから好印象を持たれることはまずありません。

それどころか痛いおばさんだと思われるリスクまであります。おばさん自虐はやめておいた方が無難ですね。

年上だからと周りに対して偉そう

「会社の飲み会で自分より若い子をあごで使っている姿を見るのは、あまり気持ちのいいものではないです。いくら年長者で役職が上であっても、中身がどうなんだろうと思ってしまいます(26歳女性)」

年長者を敬うという文化自体は良いものだと思いますが、それを傘に着て威張ったり、若い子をいいように使ったりするのは褒められたものではありません。

若い子に媚びろというわけではありませんが、必要以上に偉そうにする必要もないですよね。結果的に周りからは白い目で見られてしまいます。

若い子の会話に割って入る

「同年代の子と話していたら突然割り込んできて驚いた。しかも話がズレてるし、こっちは合わせて相槌を打たなきゃいけなくて大変でした(24歳女性)」

さまざまな年代の話を聞くのは良い刺激になりますし、交流をはかる意味でも決して悪いことではありません。

しかしよくわからない話に何でもかんでも首を突っ込んで、会話を引っ掻き回すのは大人の女性がやることとは言えませんよね。

自分がその話題に詳しいならともかく、そうでなければ若い子たちが楽しそうに話している姿をじっと見守り、意見を求められたら口を開くくらいがちょうど良いのではないでしょうか。

まとめ

おばさんになって良かったと思ったこと5つ

周囲から「痛いおばさんだな……」と思われてしまう瞬間を、見た目と行動とに分けて紹介しました。筆者自身もそういう年代なので、大変身につまされる話ではあるのですが……。

正直見た目については、TPOをわきまえて周りに迷惑をかけていなければ「ある程度許容してくれよ」という気持ちもあります。流行を追いすぎても、追わなすぎてもおばさんと言われるのであれば、もう自分の好きな服を着るのが一番精神衛生上良いですよね? そうして元気に日々生きている女性が、なんだかんだいって一番輝いていると思います。

一方行動編については、やはり年々神経が太くなっていくことを実感しているので、とくに注意が必要だと感じます。大人の女性として、常に視野を広く持ち、周りに配慮できる立場でありたいところですね。

Written by 七尾なお

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