仕事の愚痴を延々5時間…女性がデート中に「帰りたい!」と思う瞬間

せっかくのデートなのに、「早く帰りたい……」と思ってしまったことはありませんか?

私の周りの女性に聞いたところ、ほとんどの人が一度はデート中にそう思ったことがあると言っていました。では、一体どんなデートのときに「早く帰りたい」と女性は思うのでしょうか。実例をもとに紹介していきます。

相手が自分の話しかしない

相手が自分の話しかしない

S絵さんが、マッチングアプリで知り合った男性と初デートをしたときのことです。

相手が自分の話ばかりしてこちらの話を全然聞こうとしなかったので「もう帰りたい」と思ったそう。なんと相手は自分の仕事の話、しかもグチを延々5時間近く喋ったのです。

二人で居酒屋に入ったものの楽しくお酒を飲むどころではなく、料理は冷めるし、お酒の追加注文もしようともしない相手にS絵さんはうんざり。きりのいいところでトイレにでも立ち、帰るように仕向けようと思いましたが、話が終わる気配は全くないまま5時間が経過。

ようやく相手が話をやめてトイレに立った隙にS絵さんはお会計を済ませました。相手から飲み代を半分もらったのですが、全額出してくれてもいいのに~とも思ったとのこと。

自分の話しかせず、会話のキャッチボールができない相手とはもうデートしたくないと思ったそうです。

相手がデートのプランを何も決めていなかった

Y美さんは、友達の紹介で知り合った男性と二人きりでデートをすることに。

ワクワクしながら待ち合わせ場所に行ったら、その男性はいきなり「どこに行きたいですか?」と尋ねてきたそう。えっ! デートの行き先も考えてくれていなかったの!? と驚いたY美さん。でも「そうですね。どこかでお茶しましょうか」と無難に答えました。

二人で街をぶらぶら歩き始め、「じゃあここにしましょうか」と言われたのがファーストフード店。ムードも何もあったものではないですよね。もう帰りたいと思ったY美さんですが、お茶くらいはしないとと思い、一杯100円のコーヒーをおごってもらったそうです。

1時間くらい話をしたら、男性は「このあとはどうしましょうか?」とまた聞いてくる始末。こんな頼りない人とはもう嫌! と思ったY美さんは、「ごめんなさい、用事を思い出しましたので帰ります」と苦し紛れの言い訳をして急いで立ち去ったのでした。

興味の持てない話しかしない相手

興味の持てない話しかしない相手

R子さんは、オンライン交流会で知り合った男性とデートをすることになりました。その男性はギターを弾くのが趣味。音楽好きのR子さんは、この人とは趣味が合いそうと思ってデートの誘いを受けたのです。

二人で雰囲気のいいイタリアンレストランで食事をしましたが、その男性は自分のギターの話を延々していたそう。家に何本ギターがあるとか、学生時代のバンドの話とか、とにかくギターにまつわることしか話さなかったのです。

R子さんもギターの話が面白くないわけではなかったのですが、途中からこの人は私には何の興味もないんだなと気づき、デートを切り上げて帰りたくなったとのこと。

自分のことをわかってもらうのも大事ですが、相手を理解しようとする気持ちも大事ですよね。

相手が店員に横柄な態度をとった

S代さんは、ずっと気になっていた職場の先輩と二人きりで飲みに行く約束をしました。

当日はウキウキ気分でオシャレをしていったS代さん。その男性と雰囲気のいい焼き鳥屋さんへ行ったそうです。

二人は生ビールをまず注文したのですが、ジョッキがまったく冷えていませんでした。すると男性は店員さんに強い口調で文句を言ったそう。そのくらい許してあげてもいいのにと思ったS代さん。

その後も料理にケチをつけたり、「空いてる皿持ってけよ!」と言ったり、とにかく店員さんに対する態度が横柄だったとのこと。S代さんは、きっと親密になったら私にもこんな態度をとるようになるのに違いないと思い、怖くなってデートの途中で帰りたくなったのでした。

相手がデートにそぐわない服装で現れた

相手がデートにそぐわない服装で現れた

同窓会で久しぶりに会って意気投合した男性とデートの約束をしたM子さん。雑誌やテレビに取り上げられるほどのオシャレなレストランを予約してくれたのですが、待ち合わせ場所にいた男性を見てM子さんはびっくり! なんと相手はTシャツに短パン、サンダル姿!

TPOに合った服装もできないのかと即帰りたくなったとのことです。M子さんはせっかくオシャレをしていったのに、損をした気分に……。

おわりに

デート中に「もう帰りたい」と女性が思う理由はいろいろです。男性側に悪気があったわけではなく、少し配慮が足りなかっただけかもしれません。しかし、そのせいで生まれそうだった恋が消え去ってしまうのはもったいないですよね。

デートのときに大事なのは、相手を楽しませようとする気持ちと、相手に心地よい時間を過ごしてもらおうとするサービス精神なのではないでしょうか。

Written by 紅 たき

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