お金を貯める11の方法とは? 貯まらない原因や節約方法も詳しく紹介

「お金のことを考えると将来のことが不安」「なかなか貯金ができない」と感じている人も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、貯金をする簡単な方法と考え方を紹介しています。お金のことで不安を感じている人は、ぜひご覧ください。

お金を貯めるにはどうすればいいの?

お金を貯めるにはどうすればいいの?

将来や老後のためにお金を貯めたいと考えている方は多いのではないでしょうか。貯金を増やすためには、まず貯金の仕組みについて考える必要があります。

貯蓄は収入から支出を引いて成り立ちます。そのため、貯蓄を増やすためには支出を削減すること、または収入を増加させることが必要です。

支出の削減をする

お金を貯めたい方は、支出を削減することを心がけるようにしましょう。

お金の節約方法にはいろいろとあります。今までの生活を振り返り、できる範囲から始めましょう。少しの意識と行動が積もると、大きな金額の節約になる可能性もあります。

収入を増加させる

収入を増加させることも貯蓄を増やす方法の1つです。収入を増やすためには、本業の仕事でのキャリアアップや、残業などをするという方法があります。

また最近では副業を認めている企業も多いです。空いた時間で、他に収入を得られることを行い収入を増やすのも良いでしょう。

お金が貯まらない原因

お金が貯まらないという人は、自分の家計の現状を把握できていない場合があります。現在いくらの貯金があっていくら使えるのかを把握せず、どんどん使ってしまうため、お金が貯まりません。

また、衝動買いやお金があるとすぐ使ってしまう行動なども、お金が貯まらない原因となります。貯金が苦手と思う方は、まずは自身の生活やお金に対する考えを見直す機会を作るようにしましょう。

お金を貯める11の方法

お金を貯める11の方法

お金を貯める方法を大きく分けると、収入を増やす、または支出を減らすという2つがあります。ここからは、もっと細かくお金を貯める方法を見ていきましょう。

貯蓄を増やす方法を11個紹介します。まずはできる範囲から無理をせず、実施してみましょう。

1:家計の収支を把握する

まずは、自分の家計の現状を把握するところから始めましょう。収入がいくらで、その中から生活費や固定費にいくら支払っているかを確認します。そのためには、家計簿をつけましょう。

また家計簿は記入するだけでなく振り返ることも必要です。毎月何にいくら使っているのか、来月はどこを節約したいかなど月末にはしっかり振り返ることが大切です。

最近では、家計簿もいろいろな種類があります。ノートに記入するものから、アプリで簡単に記録できるものまで様々です。

家計簿をつけることは、貯蓄を増やすためにはとても重要です。継続して家計簿をつけ、毎月の家計の状況を把握しましょう。

2:目標貯金額を決める

お金を貯めると決めたら、いつまでにいくら貯めるという明確な目標を定めましょう。何事も目標があるほうが、成功しやすいものです。

やみくもになんとなく節約し貯金をするのでは、いくら時間がたってもお金が貯まらない場合があります。目標と期間をしっかり設定することは、お金を貯めやすくするコツの1つと言えるでしょう。

3:銀行口座を目的別に分ける

クレジットカードなどのキャッシュレス決算が普及した今日では、銀行口座を1つにしておくと、実際にいくら貯められているのかが分かりにくい場合があります。そのため、お金を貯めるには銀行口座を目的別にいくつかに分けるというのも良い方法です。

今まで銀行口座を1つしか持っていなかったという方は、まずは貯蓄用と日々の生活費用の2つに分けると良いでしょう。また管理できるならば、もっと細かく目的別に分けるのもおすすめです。

緊急時用

日々生活をしていると、緊急でお金が必要になることもあります。たとえば、家電が壊れてしまってすぐに購入しなければならない時などです。

そのような時のために、毎月収入が入ったら緊急時用の口座にいくらかお金を入れておきましょう。先に貯めておけば、本当に必要になった時にお金が足りないと困ることもありません。

また緊急時用に貯めたが、そんなに使わなかったという場合は、貯まったお金を貯蓄にまわすこともできるでしょう。

生活費用

次は生活費用の口座です。毎月の家計簿を参考に、月々いくらで生活できるかを確認します。そして、その生活費を専用の口座に振り入れておきましょう。

あとは振り分けられたお金で1か月生活し、足りなかった場合、その月は使いすぎており、余った場合は節約がうまくいったことになります。

生活費口座を作ることは、あといくら残っているかがすぐに分かるという点がメリットです。目に見える数字で、家計をしっかり管理したい方は生活費用の口座を作ることをおすすめします。

固定費用の引き落とし用

生活費用の口座とはまた別に固定費用の引き落とし口座を作るのもおすすめです。固定費とは、毎月ほとんど金額が変動することがない支出のことです。家賃や、通信費などが固定費にあたります。

固定費の多くは銀行口座からの引き落としですが、引き落とし日はそれぞれ異なるため、生活費の口座と一緒にしておくと、あといくら残っているか分かりにくい場合があります。可能ならば固定費も専用の口座を作っておくと、お金の管理が行いやすくなるでしょう。

貯金用

銀行口座を分ける上で、一番重要なのが貯蓄用の銀行口座を作ることです。収入が入ったらまずは、貯蓄分のお金を振り分けましょう。この銀行口座は目標達成までは入金のみで、引き出しは行わない口座と決めることも大切です。

一度心が緩み、引き出してしまうと、何度もこの口座を利用してしまう可能性があります。貯蓄用は、その時が来るまで手を出さないと決めて作ると良いでしょう。

4:クレジットカードのメリットを利用する

クレジットカードを上手に使うのもお金を貯める上では良い方法です。クレジットカードは、使うとポイントが貯まります。また、カードによっては優待が受けられるものもあります。

ポイントの貯まり方や優待制度はクレジットカードによって異なります。自分がよく使うお店では、どのクレジットカードを使うと一番お得なのかを見極めて、クレジットカードを選ぶと良いでしょう。

5:住宅ローンの借り入れ条件を見直す

住宅ローンを組んでいる場合は、一度借り入れ条件について相談してみるのもおすすめです。自分が組んでいるローンの金利が高いのではと思う方は、借り換えを検討してみましょう。

相談だけならば無料で行ってくれます。気になる方はまずは一度話をしてみるのも良いでしょう。

6:副業をする

本業での収入アップがなかなか望めないようならば、副業してみるのもおすすめです。会社勤めの方でも、隙間時間でできる副業が今はいろいろとあります。

また企業の中には副業を禁止しているところもあるため、副業を行う際は、自分の勤め先が副業についてどのようなルールがあるのかを確認しておくようにしましょう。

7:転職をする

現在の勤め先の給料に納得がいかないようであれば、転職を考えてみるのもいいでしょう。今と同じ仕事内容で、もっと良い給料を与えてくれる企業がある可能性も否定できません。

しかし、転職は給料だけで決めるのは避けましょう。労働環境や自分がキャリアアップできるかなど、様々な面から考え総合的に判断することが大切です。

8:不用品を売る

今すぐお金が欲しいという場合は、不用品を売りましょう。最近ではネット上で簡単に不用品を売ることができます。

写真撮影やコメント入れなど手間はかかりますが、物によっては出品するとすぐに買い手が決まるようなこともあります。断捨離をかねて家を片付け、不用品を売ってみるのも良いでしょう。

9:所得控除制度を利用する

所得税は、1年間に得られた利益や所得に対してかかる税金のことを指し、所得控除制度という個人的事情を考え、所得税を控除してくれる制度があります。

ふるさと納税も、所得控除制度の1つです。自己負担金2,000円でお礼品をもらうことができます。また、他にも控除できる要件は様々あるため、自分が当てはまるかどうか一度確認してみるのも良いでしょう。

出典:所得金額から差し引かれる金額(所得控除)|国税庁

10:先取り貯金の制度を利用する

なかなか自分では先取り貯金ができないという方は、先取り貯金の制度を使ってみるのも良いでしょう。勤め先に財形貯蓄があれば使ってみるのもおすすめです。財形貯蓄がないような場合でも、銀行の自動積立貯金などを活用し、自動で先取り貯金をするという方法もあります。

この制度を使うと、自動で強制的に貯金を行うことになります。そのため、残った金額で生活しなければなりません。まずは無理のない金額で始めてみると良いでしょう。

11:小銭を貯金する

自分の中でルールを決めて、小銭を貯金していく方法もあります。たとえば、買い物から帰った後のお財布の中の小銭はすべて貯金するといったものです。

他にも500円玉貯金など、特定の硬貨を見つけたら必ず貯金にまわすというのも良いでしょう。塵も積もれば山となります。小銭を貯めていくのも、お金を貯める手段の1つです。

節約してお金を貯める9つの方法

節約してお金を貯める9つの方法

お金を貯めるためには、収入を増やす以外に節約して支出を削減するという方法があります。次は節約をし、貯金を増やす方法を9つ紹介します。

節約はやりすぎると、ストレスがたまってしまう恐れがあり、そのストレスが衝動買いなどに走ってしまわないように気を付けるようにしましょう。

まずはどのような節約術があるのかを知り、節約を意識するところから始めてみましょう。

1:自炊をする

生きていく上で、食費はかかってしまうものです。しかし食費はやり方次第で、節約がしやすい費用でもあります。

外食が多い人は、まずは自炊をすることから始めてみましょう。週に何度かは家で自炊をするようにするなど、ルールを決めて取り組むのもおすすめです。また、昼食をいつもコンビニで買っていたり外食していたりするという人は、お弁当を持参するのも良い節約術になります。

2:電気代を削減する

電気代やガス代などの光熱費も、食費と同様かかるものです。しかし電気代やガス代にも、様々なプランがあります。

また、プランの変更や切り替えをすることで大幅な節約になる場合もあります。電気代などの光熱費を節約したいという方は、まずは他にお得なプランや切り替えがないか探してみるのもいいでしょう。

3:ガソリン代を削減する

ガソリン価格が高騰している現在では、ガソリン代を削減することは節約につながります。ガソリン代を節約するためには、まずは車をあまり使わないことです。最短ルートの検索や、大人数で出かける時は車に乗りあって行くのも良いでしょう。

また、車をあまり使わないという方は、車を手放す決断もおすすめです。最近ではカーシェアリングという、お得に車を借りられる方法もあります。自分のライフスタイルに車がそこまで必要でなければ、車を持たないという選択はお金を貯めることにつながっていきます。

4:クーポンを利用する

クーポンや割引チケットなどは積極的に使いましょう。最近では、アプリ上でクーポンが配信されるようなこともあります。配信される日は忘れずにチェックし、使えるクーポンがないか探すと良いでしょう。

10円、20円の割引でも節約になります。使えるものはすべて使うようにすると、目標金額まで貯金を行う近道となるでしょう。

5:ポイントアプリを利用する

ポイントアプリを経由し商品を購入すると、ポイントが貯まるというサービスがあります。そして貯めたポイントは、現金や電子マネー、商品券などに交換することができます。

ネットで購入するのは面倒だと思う方もいるでしょう。しかし、ポイントアプリを経由して商品を購入すると、通常貯まるポイントの2倍3倍のポイントが貯まる可能性があります。そのため上手に使えば、ポイントを現金に変え、それを貯蓄にまわすことも可能でしょう。

6:安い時にまとめ買いをする

安い時にまとめて購入するのは節約の基本です。セールや特売日などは事前にチェックしておきましょう。

また、まとめ買いをする場合には、常に使っている日用品を購入するのがおすすめです。たとえば、トイレットペーパーや洗剤などが該当します。しかし、必要以上の買いすぎには注意しましょう。まとめ買いは、必要なものに対してだけ行うようにします。

7:必要のない商品を買わない

何かを購入する時は、それが本当に必要なのかを常に考える癖をつけましょう。お金を貯めている間は、一目惚れやその場の雰囲気で何かを買うのは避けるようにします。たとえどんなに安いものでも、使わないかもしれないものは買わないようにすることが大切です。

8:交際費を見直す

しっかりと節約をしたい場合は、交際費を見直すことも重要です。交際費の節約をする場合は、毎月の交際費にかけられる予算を決めておきます。そして、その予算をオーバーしそうな場合は、誘いを断る、次の月にまわしてもらうなどすると良いでしょう。

交際費は人との関わり合いには必要なお金です。しかし、全てが本当に自分にとって大切な誘いなのかを一度振り返ってみることも大切です。人間関係もお金の管理と同じように上手に付き合っていくと良いでしょう。

9:水筒を持参する

誰でもできる節約方法として、水筒の持参があります。特に1日1回はコンビニなどでペットボトルを購入するという方は、水筒を持ち歩くだけで、毎月まとまった金額の節約になります。

水筒は衛生的にも毎日洗浄が必要ですが、節約のために少しの手間をかけてみるのもおすすめです。

将来のためにお金を貯める方法を知っておこう

将来のためにお金を貯める方法を知っておこう

お金を貯めるのが苦手という方は、貯める方法を難しく考えがちの場合があります。しかし実はお金を貯める方法はいろいろあり、すぐにできるものばかりです。まずは自分の家計を見直し、できるところから実践しましょう。

お金は貯めておいて損はありません。将来のため、また必要になった時のためにも、お金はコツコツと貯めておくと良いでしょう。

Written by KOIGAKU

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