【連載】恋愛駆け込み相談所 第7回 別れて正解な男性の特徴3つ

10~50代の男女から年間200件以上の恋愛相談を受けている内埜さくら先生が、みなさまの恋愛のお悩みに回答する本コーナー。今回は、遠距離恋愛していた彼からひどい仕打ちを受けて振られた女性からのご相談です。

【相談】

はじめまして、23歳女性です。遠距離恋愛中の彼から音信不通にされた後、LINEで別れ話をされました。音信不通中も彼は共通の知人とは連絡を取っていて、私との関係を「ノリでつき合っただけ」と言いふらしていたと後から知りました。

音信不通になる前、私自身の新生活がうまくいかないことが多く、ピリピリしていたため、ストレスが溜まって泣きながら電話したり、彼からの連絡が少ないと責めてしまったりしたことが原因なのか、「最近、好きなのかわからない状態」だとは言われていました。

でも、私は別れたくありません。アドバイスをお願いします。

【回答】

相談者さんは彼と別れたくないとお書きになられていますが、わたしは新しい出会いに目を向けてほしいと思います。なぜなら、彼は不誠実な男性だからです。不誠実な相手と一緒にいても、相談者さんは幸せにはなれません。そこで今回は、相談者さんに少しでも前を向く気持ちを持っていただくため、彼が不誠実な理由と、不誠実な男性とは別れたほうがいい理由を3つ、お伝えします。

■「ノリでつき合っただけ」などと言いふらす男性とは別れて正解

こんなことを周囲に言いふらせば、相談者さんの女性としての価値がおとしめられてしまうことは誰にでも理解できることです。それをわかっていても彼が発言した真意は、保身です。別れ話がこじれた場合、「ノリでつき合っただけなのに別れてくれなくて」と、自分は悪くないのに別れたくても別れられない、という立場をあらかじめ作っておいたのです。

2人の問題を周囲に言いふらして保身に走る。これは不誠実極まる言動です。そして彼は、逆の立場には置かれたくなかったはずです。自分がされたら嫌なことを、相談者さんにした、ということです。この不誠実な彼の言動の正体を、心理学の「交流分析」にある、「基本的構え」に例えるとわかりやすいので紹介します。

【基本的構え4種類】

1. 私はOKである。あなたもOKである(自己肯定・他者肯定)

2. 私はOKでない。あなたはOKである(自己否定・他者肯定)

3. 私はOKである。あなたはOKでない(自己肯定・他者否定)

4. 私はOKでない。あなたもOKでない(自己否定・他者否定)

彼は、自分はしてもいいけれど相談者さんにはしてほしくないことをしたわけですから、「3」の、「自己肯定・他者否定」に当てはまります。「1」が関係が円満なカップルでいる秘訣ですが、2~4、とりわけ「3」は否定された側がもっとも苦しむ交際の形になります。

例えば、自分は夜遊びOK、相手はNGという場合、NGを出された側はその関係に窮屈さを感じます。そしてこの発展形がモラハラの一種にもなりうるのです。ですから別れて正解なのです。

■つらい時期に支え合えない関係は解消して正解

こちらも上記と同じ理由です。もし彼がつらい時期を迎えた場合、恋人に支えてほしいと思うはずです。ですが彼は「好きなのかわからない状態」だと相談者さんに告げました。これも「基本的構え」の「3」、「自己肯定・他者否定」の表れです。自分は支える気はないけれど、自分が相談者さんと同じ境遇に陥ったら、自分と同じ態度は取るなという本音が隠されている可能性が高いのです。

相談者さんは新しい環境になじめず、ストレスが溜まり彼に八つ当たり的な言動をしたことを悔いていますが、新たな環境では誰もがストレスを感じるものです。そこを支え合うのが本来の恋人や夫婦という形ではないでしょうか。パートナーがつらい時期に見て見ぬふりをしようとするのは、不誠実な人の振る舞いだとわたしは思います。

■LINEで別れ話を済ませるような男性とは別れて正解

直接会わずに別れ話を済ませる彼側にも言い分があるかもしれませんが、結局していることは、自分の労力を最小限、使わない方法です。相談者さんに泣かれる、引き止められることが面倒だから顔を見ないで済む、声を聞かないで済むLINEという方法を選んだのだと思いますが、恋人として正式におつき合いしていたのであれば、きちんと会って話をつけるのが人としての筋ではないでしょうか。

保身のために相談者さんをおとしめても自分を正当化する、支え合う覚悟も持たない、別れ話には労力を割かない。結局彼は、不誠実で希薄な人間関係しか構築できない人ということです。ですから相談者さんには前を向いて新たな一歩を踏み出していただきたいと切に願います。

もしまた何かありましたら、いつでも連絡をください。相談者さんに新たな出会いが訪れることを願っています。

※写真と本文は関係ありません

○著者プロフィール

内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。2,000人以上の人物取材の経験で磨かれた、鋭い洞察力が武器。著書は『恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80』(講談社)。無料のメール恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い。相談を休止中の場合もあるので詳細はブログまで。恋愛コメンテーターとして『ZIP!』(日本テレビ)、『スッキリ!!』(日本テレビ)、『ばらいろダンディ』(MX-TV)などのテレビやラジオ、雑誌にも多数出演。
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(内埜さくら)


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