人生の伴侶とは?
「一定の年齢に達したならば結婚するのが当然」という考えは、もはや過去の遺物と言っても過言ではありません。
豊かで幸せな人生を歩むために結婚をする必要は必ずしもありませんが、人生を共に歩める伴侶は必要でしょう。
伴侶とは、苦楽を分かち合うパートナーのこと。長い人生をたった一人で孤独に歩むのは味気なく寂しいものです。生涯の伴侶を見つけて、幸せな人生を歩みましょう!
恋愛と結婚の違いは?
もし「恋人向きの人」「結婚向きの人」がいたとしたら、それぞれどんなタイプなのでしょうか?
恋愛と結婚の違いを大きく分けると、「生活の一部」なのか「生活そのもの」かです。恋愛の場合は、恋人はあなたの生活の一部であり、必要な時に連絡をとり、二人の都合のよい時にデートをします。
結婚となると、彼と一緒に協力しながら生活をしていくので、家族の一員となって一生一緒にいられる人になります。その相手を選ぶポイントは、長期戦に持ちこたえられる人です。
結婚向きの異性は?
理想の恋愛相手と結婚相手は往々にして異なります。人は恋愛には刺激やときめき、ドキドキ感を求めるため、たとえ不誠実でも危険な魅力を持っている異性に惹かれやすいものです。
しかし、結婚となると話は別。結婚は苦楽や人生そのものを共にするため、刺激よりも落ち着きのある相手が理想的だと言えるでしょう。ここからは、結婚向きの異性の特徴についてご紹介していきます!
結婚向きの異性:女性
結婚向きの女性の特徴としてまず挙げられるのが、現実的で地に足の着いた感覚を持っているということです。
女性の多くは結婚に対して夢や理想を抱きがちですが、実際に結婚すると幸せや楽しいことばかりではありません。夫との価値観の違いや妊娠・育児、義実家との付き合い、貯蓄など多くのことで苦しみストレスを感じることがあるでしょう。
夢見がちな女性だと、理想と現実のギャップに耐えきれず離婚を選んでしまいます。ですが、現実的な女性ならば現実の結婚生活に適応し、不満を適切に解消しつつも夫と良好な関係を築けるでしょう。
結婚向きの異性:男性
結婚向きの男性は、なによりもパートナーのことを一番に考えて、大切にしてくれる人です。愛する女性を「守りたい」「幸せにしたい」という意思があり、それを実行に移せる人であるとも言えるでしょう。
仮に35歳で結婚しても、普通に生きたら40~50年は一緒にいることになります。つまり、これまで生きてきた以上の時間を妻と一緒に過ごすことになります。これからの長い人生、山もあれば谷もある。どんな苦難も一緒に乗り越えていける人こそが、結婚向きの男性と言えるでしょう。
人生にふさわしい生涯の伴侶かどうか見極める方法
「恋は盲目」「あばたもえくぼ」という言葉があるように、恋をしていると相手の欠点もよく見えてしまうものです。そのままの状態で結婚すると、恋愛感情が落ち着いた時に「なんでこんな人と結婚してしまったんだろう」と後悔してしまうことが意外と多いのです。
3組に1組の夫婦が離婚すると言われる現代だからこそ、人生を共に歩むのにふさわしい生涯の伴侶かどうかを慎重に見極めたいもの。そこでここからは、生涯の伴侶を見極めるポイントについてご紹介していきます。
相手を一番に考えられるか
生涯の伴侶かどうか見極める方法としてまずご紹介したいのが、相手のことを一番に考えられるかという点です。
恋に恋をしていたり、相手の肩書きや表面的な魅力だけに恋をしている場合、自分のことを後回しにしてまで相手を優先しようとは思えません。つい自分勝手な振る舞いをしてしまうものです。
反対に、相手の全てを愛しているならば、自分よりも相手のほうが大切だと感じるため、何よりも誰よりも相手を優先し、全力で幸せにしようとするでしょう。
問題を自分事として取り組んでくれるか
問題が起きた時に自分のことのように感じてくれるかという点も、人生を共に歩む伴侶かどうかを見極めるポイントとして挙げられるでしょう。
客観的に見れば、ささいな悩みやトラブルであったとしても、相手の気持ちに深く寄り添い、自分のこととして考え、問題を解決するために一緒になって取り組んでくれる相手は、生涯の伴侶にふさわしいと言えます。
悩み事を相談した時に、相手が誠実な態度で応じてくれるかどうかがひとつの指標となるでしょう。
柔軟に問題解決を図れるか
結婚生活を送る中で、想定外のさまざまなトラブルに直面することもあるでしょう。そんな時に杓子定規なやり方で問題を解決しようとしても、効果はありませんよね。
人生を共に歩める生涯の伴侶は、予期していないトラブルが起きたとしても、慌てず騒がず、落ち着いて柔軟にその問題を対処することができます。
パニックになって逃げ出したり、問題をパートナーに押し付けることは決してしません。
物事に柔軟な対応ができる人物と結婚すれば、大変なことがあってもいがみ合わずに支え合って問題を解決できるでしょう。
失敗から立ち直れるか
失敗から立ち直れる精神的な強さがあるかという点も、重要なポイントです。
どんなに優秀で高学歴であっても、挫折経験が全くない人と結婚すると、何か問題が起きた時にそこから立ち上がることができなくなるため、夫婦共倒れになりかねません。
失敗したり挫折したとしても、「頑張ろう」「やり直そう」と前向きに考え、再び人生を再生させるだけの精神的なタフさがあることが、生涯の伴侶に求められます。
共同で問題解決できるか
問題を共有し、解決に向かって協力しあえるかというのも生涯の伴侶かどうかを見極める方法のひとつでしょう。
結婚することが必ずしも幸せにつながるとは限りません。もちろん幸せな時もあるでしょうが、苦しみや悲しみに出会うこともあります。
そんな時に問題から逃げ出したり責任を放棄してしまうのではなく、きちんと向き合い、パートナーと手を取り合ってそれを乗り越えられる強さや誠実さを持っていることが生涯の伴侶には不可欠です。
話し合いに応じてくれるか
結婚生活を長続きさせるためには、腹を割って話し合えるような関係を維持することが大切です。
何か問題が起きた時に、それに向き合いたくないからと卑怯にも話し合いに応じず、逃げるような人物は生涯の伴侶としてはNGでしょう。
たとえ自分に都合の悪い内容であったとしても、話し合いに誠実に応じてくれること、こちらの話に耳を傾け、それを理解しようと努めてくれることが生涯の伴侶には欠かせません。
謝罪と感謝の言葉が言えるか
共に人生を過ごすにふさわしい生涯の伴侶かどうかを見極めるためには、相手が「ごめんね」と「ありがとう」をきちんと言えるかどうかをチェックしてみてください。
「親しき仲に礼儀あり」という言葉があるように、おじいちゃんおばあちゃんになっても仲のいい夫婦は、ちょっとしたことでもお互いに「ごめんね」と「ありがとう」を欠かさないものです。
謝罪と感謝の言葉が言えない、あるいは言わない人物は、モラハラ気質があるため、幸せな結婚生活を送ることはできないでしょう。
雨の日も風の日も晴れの日にもそれなりに楽しめるか
結婚生活は晴れの日ばかりではありません。雨の日も風の日もあります。人生を共に歩むためには、嬉しいこと・楽しいことだけでなく、苦しいこと・悲しいことも分かち合わねばなりません。
たとえ人生が下向きになったとしても、絶望したり自暴自棄になってしまわず、ポジティブな思考をもってそれなりに人生を楽しもうとする姿勢を持てるかが大切になってきます。
だからこそ、生涯の伴侶を選ぶ際には精神的にタフであり、気分にムラのないことを重視したいものです。
生涯の伴侶かもと意識してしまう瞬間5つ
私たちは一体どのような時に、「もしかするとこの人と人生を共にするのでは」という予感を得るのでしょうか?
ここからは、生涯の伴侶かもと意識してしまう瞬間を5つピックアップしてご紹介していきます!
一緒にいると何かとタイミングが合うと感じるとき
お互いに示し合わせたわけではないのに、一緒にいると何かとタイミングが合うと「もしかしてこの人が私の人生の伴侶なのでは?」と想像してしまいますよね。
わざわざ言葉にせずとも阿吽の呼吸でコミュニケーションが取れればなおさらです。何も言わなくてもこちらの気持ちをわかってくれて、こちらも相手の気持ちを正しく理解できていると感じたのならば、その相性のよさゆえに「生涯の伴侶かも」と意識するようになるでしょう。
外見も中身もタイプだと感じたとき
ただ単にルックスが気に入った程度の相手であれば、恋愛対象として意識はしても結婚までは考えないでしょう。
ですが、外見だけでなく内面も魅力的ですっかり魅了されてしまったのならば、「もしかしてこの人が生涯の伴侶かも」と意識してしまうでしょう。
幸せな結婚生活を送りたいのならば、相手の表面的な魅力ばかりにとらわれず、内面の魅力を見抜く目を養うことも必要です。また、素敵な人に生涯の伴侶として選んでもらえるよう、自分の外見も内面も磨くことも大切です。
経済観念が似ていると感じたとき
どんなに魅力的な人であっても、金銭感覚が合わなければ結婚相手として意識するのは難しいですよね。
その点、経済観念が似ていると感じると、「この人とならばストレスなく結婚生活を送れそう」と考え、相手が生涯の伴侶なのではないかと意識するようになります。
逆に言えば、ストライクゾーンのど真ん中であっても、相手との金銭感覚が合わないと結婚にまで至ることは難しいのです。
生涯の伴侶として自分を選んでもらえるよう、愛する人の経済観念を理解し、それに合わせる努力をすることも大切でしょう。
子供時代の話を喜んで聞いてもらえたとき
オチもなく特に面白くもない自分の話を楽しそうに聞いてもらえると、とても嬉しく感じますよね。
子供時代の話を喜んで聞いてくれる相手に対しては、好感を抱くと同時に「もしかしてこの人と結婚したら幸せな人生が送れるかも」という予感を得ることでしょう。
相手がいない人生が考えられなくなったとき
「この人がいないと生きていけない」と強く感じたならば、生涯の伴侶を見つけたと言っても過言ではありません。生涯の伴侶とは、一心同体で人生を共にできる人のことです。
「この人を失うなんて考えられない」「私の人生にはこの人が必要不可欠だ」と確信を得たのならば、その相手はあなたの運命の人だと言えるでしょう。
人生の伴侶について知りたい人におすすめの本2選
人生の伴侶を探して合コンや婚活に顔を出してみるものの、なかなか思うような人に出会えないとお悩みの方も少なくないのでは。
どうしたら生涯の伴侶を見つけることができるのでしょうか。どのようにして、相手が運命の人だと見極めればよいのでしょうか。
ここからは、人生の伴侶について知りたい人におすすめの本を2冊ご紹介していきます。
『めぐり合う人も日も自分では決められない—人生の伴侶は突然やってくる』
運命の人に出会えず悶々している方におすすめしたいのが、『めぐり合う人も日も自分では決められない―人生の伴侶は突然やってくる』です。
どんな人にも運命の人やソウルメイトは存在していますが、多くの人はその相手を上手く見つけることができていません。
この本では考え方や行動を変えることで人生の伴侶を見つける方法を詳しく解説してくれているので、きっと参考になるでしょう。
『「運命の人」は宇宙が教えてくれる』
『「運命の人」は宇宙が教えてくれる』は、恋に悩める人におすすめしたいスピリチュアルな恋愛本です。
運命の人から遠ざかってしまう悪い習慣や悪運から脱却し、人生の伴侶に出会うための開運ルールをわかりやすく丁寧に説明してくれています。
恋愛運や男運・女運のなさにお悩みの方にぜひおすすめしたい一冊です。
運命の伴侶を見つけて幸せな人生を歩もう!
今回は人生の伴侶の見極め方についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
恋愛相手として理想的な異性と、生涯を共にする結婚相手として理想的な異性は大きく異なるものです。
長い結婚生活を共に過ごす伴侶を探そうと思ったら、相手の外見や社会的な地位や肩書きにとらわれることなく、人として尊敬できるか、美しい内面を持っているかを重視して選ぶことをおすすめします。
運命の伴侶を見つけることができれば、人生がより豊かで幸せなものとなるでしょう。
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