【コラム】理系のための恋愛論 第495回 追われるより追うほうがいい?

恋愛をするのなら、女の子のほうからガンガンこられるよりも、自分がイニシアティブを取ってみたい。追われるより、追うほうが「おれ今、恋してるなぁ」という気持ちになれる。

たとえ自覚はなくても、男の子ですもの、心の奥底ではそんな恋愛をしたいと思っている人は多いものです。とはいうものの、自分から好きな相手を追いかけるというのは、「好き好き」という自分の気持ちが相手に先に伝わってしまう。

追いかける=ほれた弱みをみせた状態、無防備な自分で彼女とかかわっていくことにつながるわけですから、そこは、ついつい躊躇してしまう。追いかけてしまったら、うまくいかなかったときに恥ずかしい。相手にその気がないのにガンガン攻めるなんて、おれのプライドがゆるさない。というわけで、追いかけることをためらってしまう男子は後を絶たないものです。

しかし、ここで悪循環が発生します。男子が追いかけてくれない(好意をしめしてくれない)、仕方がないのでやさしい女子のほうからちょっと男子を追うカタチになる。こちらが好意をみせないと、男の子の気持ちがつかめないので、どんどん積極的に攻めていく女子がふえる。

女子からあまり積極的にこられると、男のおれとしてはなんだか気持ちがすーっとさめる。最初はあの子いいなと思っていたのに、だんだんその気がなくなってしまった。そんな経験をした男子はきっと多いはずです。

その証拠に、合コンや友人からの紹介、婚活パーティーといった出会いの場で、積極的に攻めていった女の子は、なぜかお笑い要員になってしまったり、場の盛り上げ役でおわってしまったりで、ラブが成功する確率は減少する一方です。……これでは、恋愛のチャンスはどんどん減ってしまいます。

女子はけっこうわかっているのです。あ、この人きっとこちらからガンガン押してはダメなタイプの人だな……とか、ちゃんと状況をみきっているのです。にもかかわらず、少しわかりやすすぎるぐらいに押していかないと男子には気づいてもらえない場合が多いのです。で、ぐいぐい押してようやく気づいてもらえたら、今度はなんだか「おせおせの女」のように思われて、ドン引きされてしまうという。女子としては、なんだか切ない限りです。

こういった切なさを解消するには、やはり男の子のほうが少し積極的になって、女の子を追いかけてみてほしいところです。むり、マジでそれはむりだ。と思う男子もいることでしょう。

ですが、女の子というものは、いつでも男子にこっそりと愛の手をさしのべているものなのです。さりげなく、気になる男子への好意をほのめかしてくれますし、誘ってほしそうな素振りだってちゃんとみせてくれます。女の子の出しているシグナルに気づいてあげられれば、追いかけることも少し気楽になるはずです。

とはいうものの、やさしい女の子からみて、「それはちょっと」と困ってしまう追いかけ方があるのも事実です。たとえば、

●まだ、そんなに親しくもない、顔見知り程度の関係で、ろくに話をしたこともないのにいきなり「○○へいこう」とデートに誘う。

●彼女本人が直接教えたわけでもない、メアドやLINEのIDなどを彼女と親しい友人から教えてもらっていて、いきなりメッセを送る。

●オフィスや学校、彼女の使用する電車の駅などで、約束もしていないのに待っている。

●彼女が「この人に頼まれたらノーとはいえないな」という相手に頼んで、彼女と会う約束をとりつけてもらう。

●彼女がどんな友人と付き合っているか、彼女が仲良くしている男子などに近づいて仲良くなって、つい彼女の動向をうかがってしまう。

そのほかにも、彼女のことが知りたくて知りたくて、会う機会があると質問責めにしてしまう。彼女が自分以外の友人と付き合う時間にまでシットしてしまって、「どうしてあの子と付き合ってるの? あんまりいい子そうに見えないけど」と、彼女の友人の悪口っぽいことを言ってしまう。

というような攻め方で、ふたりの時間をつくろうとしたり、デートに誘おうとしたりするのは、女の子からするとちょっと困った方法にみえます。

自分がこうされたら、サプライズがあってうれしいと思うことが、必ずしも女子にあてはまるわけではないかもしれない……そんな気持ちを心の片隅にもっておいて、女の子にアタックしていってほしいところです。

いちばんいい方法は、男の子っぽくまっすぐに直球勝負で、「はっきりいって、狙ってるから」とか、「好きだから、誘うね」とか、女の子に言ってしまうことかもしれません。

そうすると、女の子のほうもOKするということは……と覚悟ができますし、ムリかもと思ったら最初から「ごめんね」と言うこともできるわけです。

そこまで言って、ごめんねされたら恥ずかしい……と思う男子もいるかもしれませんが、人を好きになる気持ちが恥ずかしいなんていうことは、ほとんどありません。ストレートに正攻法でこられて、うれしくない女子なんていませんし、もし恋がかなわなかったとしてもきっと、向こうから直球できてくれた男性のことは、キレイでステキな思い出として心に残るはずです。

もちろん、恋愛はうまくいってくれたほうがいいのですが、うまくいってもいかなくても、女の子の心にキラキラした思いを届けることができる。そんな男子がふえてくれるといいなと思います。

こんにちは、酒井冬雪です。私は個人的に直球できてくれる男子が大好きです。誘ってくれるお店や連れて行ってくれる場所も正攻法でOK!と思ってしまいます。でも、時々ひねりをきかせたセレクトに心ときめく女子もいますので、そのあたりの見極めができたうえで、攻めていってあげてほしいものです。では、またねー。

(酒井冬雪)

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