アノときにハッキリと見えてくる「彼のホントの金銭感覚」

イタリアのビーチはこの時期、朝早くから芋洗い状態です。大勢の人が夏の日差しを目いっぱい楽しむ姿を、あちこちで見かけます。

海大好きの知人男性もその一人ですが、うっかりビーチで寝込んでしまったある日、急激な日焼けが、やけどとなってしまい、病院へ。

医師からは「なぜもっと早く来なかったの!?」と叱られ、あげく予想以上の治療費を払うことに。「病院へ行くとお金がかかるから、って最初は自分でなんとかしようとしてたのよ」と、彼女はあきれていました。

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イタリアは、日本のように「何かあるとすぐ病院へ行く」という習慣がない国です。治療費を抑えるため、自分でなんとかした結果、かえって高くつくことも少なくありません。

女性がからんだことにはお金をすぐ使うのに、こういう部分はサイフの紐をきっちり締める男性が多いようです。今回は、そんな彼らを見て学んだ「本当の金銭感覚を見抜くコツ」についてご紹介します。

1.小さなケガが大ごとに=目先のお金が気になるタイプ
春夏の間だけ、副業で山岳ガイドをやっている知人男性がいます。彼がガイドの仕事を始めたばかりの頃、下山中に転倒したことがあるそうです。

痛めた部分には冷しっぷだけで済ませましたが、数日後呼吸が困難になるほどの痛みに襲われました。見かねた同僚が救急車を呼び、病院で検査したところ数カ所ほど骨折していました。

「あのとき仕事はおろか、日常生活もままならなかった。治療代を惜しまないで、すぐ病院へ行けばよかった」と語る彼。請求書を思わず二度見するほどの治療代がかかり、彼女や家族にとても心配をかけた…と嘆いていました。

ちょっとしたケガだと放置しがちなものです。悪化しても「時間がない、お金がもったいない…」と受診を先延ばしにするようなら、「あとあとどうなるか」の予測をしないタイプといえるでしょう。

目先のお金を気にした結果、あとから問題になることが多ければ、家計を維持する能力に問題があるかもしれません。将来を共にするパートナーとしては考えないほうがよさそうです。

2.ささいなことですぐ病院へ行く=無計画にお金を使うタイプ
小さなホテルを経営している知人男性は、イタリア人ではめずらしくすぐ病院に行く人です。小さい頃風邪をこじらせ入院したことがあり「それ以来、身体の変化に敏感になった」そう。

昨日からのどが痛むから、というだけで医者に駆けこむのも1回や2回ではありません。彼のかかりつけ医と偶然カフェで会い、最近彼はどうですか? と聞いたところ「冷房かけっぱなしで寝て風邪ひいた! って来たよ」と苦笑い。

「彼は虚弱体質でもないし、生活も普通。多少の風邪は生活習慣と食べ物に気をつければ、自分で治せるものなんだけどね…」と、たびたびの来襲に少々あきれ気味のようでした。

風邪や病気の症状が出たら、早めに病院へ行くことは大事です。しかし、あまりにも医者の世話になるようなら、問題は病気そのものではないのかもしれません。

「受診したから大丈夫」という安心を求めて病院に行きたがる傾向がないかチェックしてみましょう。「身体のため」と理由をこじつけるようなら、無計画にお金を使うタイプの可能性が高いです。

3.健康維持に全力投球=ケチなタイプ
健康維持が高じてベジタリアンになった知人男性は、地元のどこのレストランでベジタリアンメニューを出しているかはもとより、メニューに利用されている食材が何なのかも細かくチェックしています。

そんな彼をまじえて新しくオープンした日本食レストランへ行ったとき、寿司はともかく焼き鳥やラーメンといったメニューにショックを受けた彼。

「和食って野菜料理じゃなかったの?」などといい出す始末で、食べられるメニューを探すのもひと苦労でした。しかし、お店の人に材料を事前に確認したにも関わらず、動物性の材料が使われた天ぷらうどんが運ばれてきました。

気がついたときはほとんど食べてしまっていた彼は、店に猛抗議。うどん代は無料になったのですが、店を出た後「いい気分とはいえないけど、うどん代がタダになってよかった」とボソっとつぶやいたのに、周りはドン引きでした。

健康維持に過剰なほど入れこむ人には、その裏側に別な理由が隠されていることも。

「病気になったときの医療費のほうが、健康維持にかかるお金よりかさむ」という本音がある場合、かなりのケチである可能性があります。

一緒に節約生活をすることが苦にならなければ、パートナーとしてある程度の将来性を見こめるでしょう。

愛があれば大丈夫、というセリフはすでに昔の話です。

一緒に人生を歩んでいくことを考えると、金銭感覚がしっかりしている相手を選ぶにこしたことはありません。こんなはずじゃなかった! と後悔しないよう、気をつけて。
(金丸 標)

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