失恋レベル1~5
●レベル1
好きな人が出来ても、告白はせずに片思いの状態を保持し、そのまま恋が終了していく場合、あなたの心の痛みは、さほど深くはありません。
●レベル2
思い切って好きな人に告白をします。その返事は、「ゴメンなさい」という振られてしまう場合、ある程度の心の傷が残ります。しかし、心の傷は浅いです。
●レベル3
告白されたり、告白したりして、ある一定期間お付合いをした後に、振られてしまうといった場合、あなたはかなりの心の痛みを負うでしょう。
●レベル4
長年共にした期間を経た末に振られたり、結婚直前にて破断になったり、実は二股だったという事が発覚したりするような場合、あなたの心は重傷を負うでしょう。
●レベル5
このレベルに関しては、心の傷というレベルだけでは片づけられないので、とても書けません。
このように、人は現状のあなたの成長レベルに応じて、さまざまな試練を受けます。魂レベルの話になると、「生まれる前から自ら設定して産まれて来ている」と言われています。
魂レベルが上がれば、望む出会いも増える!
人間力を上げる、魂レベルを磨くというのは、誰でも良い訳ではありません。そこらへんにいる誰とも分からない人でという事にもいきませんので、魂レベルに応じて、ふさわしい相手があなたの前に現れるように設定されているのです。
つまり、あなた自身が出会える範囲で行動レベルを上げる事が出来れば、あなたが望む出会いを増やしていけるのです。
どうしてもそのような人と出会えない、相手が見つからないという場合には、ソウルメイトではないたまたま知り合った人に必要なだけの役割を与えてもらう事になるでしょう。
なぜ、失恋するのか?
そもそも、なぜ失恋するのか。それは先ほども述べたように、人は自らを磨き続ける為に生きています。なので、あなた自身のレベルを向上させる為にも失恋は必要なのです。
潜在的な心の奥に、「私はいずれ振られなければならない」ということを考えながらお付き合いすることになるため、無意識の中で相手が離れていくような言動をとってしまうなどして、予定通りに別れてしまうという現象が起こってしまうのです。実は、交際当初から振られる覚悟ができていたりするのです。そう、気が付いた時には、振られるような方向へとシフトが傾き始めていたりします。
魂レベルでは、相手は悪気があって振っているのではなく、あなたを成長させるための行為と受け止めた方が良いでしょう。これは、人として生きて行く為に必要な人の痛みを学ぶというプログラムなのかもしれません。
大きい失恋をしてきた人は皆言います。「なんだかんだで、あの時の失恋が活きている!」「あれがなければ、今自分は人に対する思いやりを持てなかった」といった学びや気づきを確信しているものです。この経験により、人は「感謝」というものを学習していくのだと思います。
おわりに
今回の考察からもわかるように、失恋は、人生にどのような目的や目標があるのかを示し、気づかせてくれるもの。上手くいく恋も、上手くいかない恋も、あなたには大切な経験値に変わりはありません。ですから、大いに怖がらずに恋をしてもらいたいものです。
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