セックスに“後戯”は必要?【アダム徳永のスローセックス】

あなたは彼と愛しあった後、いわゆる“後戯”をして欲しいと思いますか? 

もしも答えが「YES」なら、あなたはまだ本当に気持ちいいセックスを経験していないのかもしれません。

セックスに“後戯”は必要?【アダム徳永のスローセックス】

セックスに“後戯”は必要?【アダム徳永のスローセックス】

 

画像:(c)pio3 – Fotolia.com

どのレベルの愛撫を後戯と呼ぶのかという定義はさておき、交接でクライマックスを迎えた後で再び性感帯を愛撫する必要は一切ないと思っています。

なぜなら最高レベルのオーガズムを迎えた後の女性のカラダが望むのは、快感の延長ではなくて、それまでの壮絶なセックスをゆっくりと振り返れるような“余簡に浸る時間”だからです。

一度でも最高に気持ちいいセックスを経験したことがある女性なら、この話に頷いていただけるはずです。

逆の言い方をすれば、彼が射精した後も愛撫を望むのは、ズバリ彼とのセックスに十分に満足していないからです。物足りないから、もっともっとと快感を欲しがってしまうのです。

『後戯は、前戯よりも大切』

これは、とあるセックス指南本に本当に書かれていた言葉です。

初めて見た時、私は思わず吹き出してしまいました。でも、ひとしきり大笑いした後、急に心配になってきました。

もしもこんなことをセックスの常識的なマナーだと信じている男性がいるとしたら大変なことだと…。

男性本位のジャンクセックスを基準にしているから、後戯などというナンセンスな発想が出てくるのでしょう。

スローセックスに後戯は不要です。ちなみに私は、過去一度も、後戯という行為をしたことはありません。したことがないというよりも、したくてもできないと言った方が正確でしょうか。

真の意味での“イク”とは、性エネルギーの爆発現象です。アダムタッチを主体とした入念な愛撫と1時間以上の交接によって、臨界点にまで膨れ上がったお互いの性エネルギーは、最後の最後に超大爆発を起こします。

一般の方でも満足のいくセックスをした後に、心地よい脱力感を経験された方は多いと思いますが、スローセックスのフィニッシュはその比ではありません。

男性も女性も、まさに“燃え尽きた”状態です。エネルギー残量はゼロ。後は、泥のように眠るだけ。

スローセックスで愛し合った男女は、自然と深い眠りに落ちてしまうのです。何か他のことをする余力など、どこにも残っていないのです。

これが、本当に気持ちいいセックスであり、スローセックスの常識です。

今、あたかもセックスにおける男性のマナーのように考えられている後戯ですが、セックスを始める前から後戯がメニューに入っているということは、最初から、セックスだけでは、女性を十分に満足させられないという前提に立っているということになります。本末転倒もいいところです。

男性の優しさや誠意とは、セックスで満足できなかった女性を、後戯で労わることではありません。余力など微塵も残らないほどセックスで満足させてあげるのが、女性が求める男性の優しさなのです。

(アダム徳永)

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