男性が快適に感じる「尽くす」と「尽くしすぎる」の境界線 【女30からのシアワセ道 vol.8】

「これだけのことをしたのに、どうして彼に振られてしまったのでしょうか。愛情表現をすることは悪いことなのでしょうか。これからどうやって人を愛せばいいのかわかりません」

男性が快適に感じる「尽くす」と「尽くしすぎる」の境界線 【女30からのシアワセ道 vol.8】

(c)Andrej Korzhycz – Fotolia.com

寄せられる恋愛相談では、こういった女性の悲痛な叫びが寄せられることが珍しくありません。「君といると自分がダメになる」という理由で、恋人に去られてしまうのです。いわゆる「尽くしすぎ」です。

では、「尽くす」ことと「尽くしすぎる」ことの違いとは何でしょうか。

■「尽くしすぎ」でモラハラになるケースも
「尽くす」とは、「精を出す」「夢中になる」「ある限り出す」という意味です。この字面を見ただけで、惜しみなく相手に愛情を注いでいることがわかります。

それなのに「すぎる」まで尽くしてしまうと、相手にとっては負担になるだけ。尽くしすぎるほど尽くされるほど、自分は同じ分量だけ返せないと感じてしまうからです。

また、されることに慣れて甘えが日常化し、ダメ男に成り下がってしまうケースもあります。

ですが、じつはこの手の相談、とても多いのも事実。別れを切り出されるケースもあれば、彼に従うことが2人のルールとして固定し、それがモラハラにつながっているカップルもいます。

「尽くしすぎる」ことは、どちらも幸せにはなれないのです。

ですから、「尽くしすぎてしまう」ことに心当たりがある女性は、以下を参考に自分の中で上手にバランスを取ってみてはいかがでしょうか。

■1:永続的にできることしかしない
彼が自宅へ泊まりに来た夜は、自腹で食材を購入して手料理を振るまい、翌朝、彼を起こしてあげて朝食の準備をする。これが「尽くしすぎる」女性の一例です。

しかし、このような生活を、結婚しても毎日続けられるかというと、不可能ではないでしょうか。

朝食作りはいいとしても、自腹で食材を購入している時点で彼からお返しがない、もしくは経済的に厳しさを覚えているのであればアウト。毎日起こすことも、相手は子供ではないのですから、「尽くしすぎ」です。

尽くす行為は悪いことではないので、行動に移す場合は「永続的にできることかどうか」を判断基準にしてみてください。最初から200%の行動をすると、相手はそれが基本だととらえます。

そして、あなた自身に限界が来てできなくなったとき、それをスタンダードだと思い込んでいた相手が失望してしまうのです。

ちなみにわたしは結婚前、夫に「結婚してからも自分のワイシャツは自分でアイロンをかけてください」と伝えました。

仕事に1日の大半を費やすわたしが、毎朝のアイロンがけを生活サイクルに取り込むことは、時間的に無理があります。ですが夫は独身時代ずっと、自分でワイシャツにアイロンをかけ続けてきていて、生活サイクルの一部と化していたからです。

その代わり、夫は料理が作れないため、料理と洗濯はわたしがしています。掃除は一緒にすることに決めました。

■2:自分の中で「してあげている」と感じたら「尽くしすぎ」のサイン
「私がこんなにしてあげているのに」と一瞬でも感じたら、「尽くしすぎ」確定です。

「してあげている」という気持ちが生じると、同時に「同じ量の愛を返してほしい」という願望がむくむくと頭をもたげてきます。そして2人の愛情バランスが崩れ、気持ちが離れてしまうのです。

「尽くしすぎなくても相手は自分から離れていかないし、自分は相手に愛されている自信を持つことができる」という気持ちでいられるか否か。

この思いが根底にあるかどうかも確認し、自身の言動と向き合ってみてくださいね。
 
 
(内埜さくら)

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