出会いの新しいカタチ!? 話題の“お見合い恋愛”って?

出会いの新しいカタチ!? 話題の“お見合い恋愛”って?

「今年の夏こそ、彼とデートしたい!」と意気込んでいたものの、気がつけばなんとなく、秋の気配。このままでは出会いもないまま、今年も終えてしまいそう…。
焦る私に、「“お見合い恋愛”はどうかしら?」と、編集さん。なんでも最近は、お見合いが恋愛に近づいてきているとか。
そこで、この言葉を作ったという「恋愛・婚活研究所」主宰で作家のにらさわあきこさんにお話を伺ってきました。

お見合いでも「恋愛したい」

――にらさわさん、“お見合い恋愛”ってなんなのですか?
「お見合いを出会いのひとつのツールとして恋愛することを“お見合い恋愛”と名付けました。
お見合いって、今かなりバラエティに富んできていまして、一昔前のように、同じ相談所に入っている者同士を引き合わせるというよりも、たくさんの相談所をネットでつないで、おおぜいの中からベストパートナーを探す方法が主流になっています。
それゆえに、おおぜいに申し込んだり、断られたり、複数交際をしてみたり…とサバイバルな力が求められるので、お見合い界に身を置くと、自然と恋愛力が高まっていくのです」

――え、お見合いって、出会ったら即結婚できるものではないのですか?

「そうですね。お互いに『この人!』と思う相手に巡り合えれば、展開は早いのですが、そこに至るまでにある程度、時間を要する場合がほとんどです。なぜなら、男女とも結局は『好きになれる人』を探しているから。お見合いという手段を使って『恋愛をしたい』んです」

――すると、日常での出会いとは何が違うのでしょうか?

「違いは、大きくは2つあります。まず、お見合いは条件を見ながら相手を探してゆくものなので、そもそものスタートが違います。また、もう一つ、こちらがより大きいのですが、日常で出会いがない人や恋愛経験の少ない人がお見合いを選択する場合が多いので、お見合いをすることで、恋愛で経験する“こもごも”を短期間で凝縮して体験することができるんです」

――なるほど。だけどそれならわざわざお見合いをしなくてもいいような…。

「そう思われる方も多いでしょうね。だけど、いろんな異性の中から好みの相手を探して、勇気を出して申し込んだり、交際を断られて落ち込んだり…という経験をお見合いで初めて行う人は多いんです。
実は、お見合いでの成婚率は2割から5割程度とも言われています。それでも、自分を見つめることや、人間関係作りをそれまでにあまりおこなってこなかった人は、お見合いをすることで様々な“心の揺れ”を体験し、人によっては、ほかの場所で結婚に至る出会いを見つけたりもします…。そう考えると、結婚相談所は出会いを提供する場ではありますが、『経験』を提供する場にもなっているのかなという気がします」

にらさわさんは、現在、お見合いする人たちの“心の変遷”や、相談所のこもごもをウェブ連載で記事にしています。気になる方は、にらさわさんの連載『未婚大国ニッポン』をチェックです。

にらさわあきこさんプロフィール
にらさわあきこさん
NHKディレクターを経て、文筆業に。恋愛や結婚、美容などの分野で取材・執筆を行う。著書に『婚活難民』(光文社)『必ず結婚できる45のルール』(マガジンハウス)など。2015年4月より「恋愛・婚活研究所」主宰。『WEDGE(ウェッジ) Infinity』にて、『未婚大国ニッポン~“絆”のゆくえ』連載中。

by市吉いとこ:結婚したいアラサーライター。主に、ウェブや雑誌に執筆。

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