業界人S子の場合
S子はテレビの世界で、主に裏方として働いているといいます。
最初はADとして日夜奮闘していましたが、順調に評価され、現在ではそこそこの地位とのこと。
年齢は3人のなかでも一番上で、アラフォーの括りに入るわけですが、彼女、ライターを構成作家か何かと勘違いしてるのか、やたら上から目線なんですよね。
お酒の席でなんでマウンティングするのだろうと思って、率直に聞いてみました。
「初対面で友好的な人間に対して、どうしてそんなに偉そうにできるの?」と。
てっきり逆上するかと思ったのですが、意外にもしんみりとしちゃって、「いつも強気じゃないと周囲に追い抜かされそうで不安だった」みたいなことを言うわけです。
でも僕ら彼女の敵じゃないですからね。
そのうち「やっと素直になれた」とか何とか言いながら、その後はお酒のせいもあってか、甘えんぼさんモードに突入。
正直僕は「何やこいつ」と思っていたんですが、隣にいるライター仲間の1人からLINE。
「今日、持ち帰るわ」と書かれていたので既読スルーしておきました。
初対面の男性に対して高圧的になったかと思えば一転して甘える女性は、簡単にお持ち帰りできちゃいます。
でも、そういう女性ってあんまり男性から大事にされないんじゃないでしょうか。
件のS子ですが、その後ホテルですることして以降は、相手からLINEも無視されているようで、憤っているようですが、そりゃ自分のせいですよ。
タレント、R子の場合
R子は売れないタレント。
ただ、売れないというのも考えようによってはメリットもあるようで、弱小事務所ゆえに監視も緩く、割とプライベートに制限はないようです。
彼女の性格、一言で言えば八方美人。
その場にいる全員に愛想を振りまき、ボディタッチもしまくるんですね。
僕はベッキーを崇拝しているので、触られそうになったら「ドンタッチミー!」と叫んでやりましたが、ボディタッチには、大体の男性は弱いもんです。
案の定、ライター仲間の1人が陥落し、早々にホテル街を目指してしまいました。
それ以降、このR子は件のライターと半同棲状態になったばかりか、取材に出向く際に何故かついていってインタビュアーを買って出る大車輪の活躍をしていたようです。
ただ、実際には取材相手の著名人にやたら馴れ馴れしく話しかけたり、お得意のボディタッチを頻発するわで、かなり面倒なことになっていきました。
ほどなくしてそのライターから「こないだ取材した○○の選手に、あの子とられちゃった」と電話が入りました。
まさに恋愛わらしべ長者とも言うべきR子。
末は政治家センセイあたりに狙いを定めているのかもしれませんね。
おわりに
合コンは、言ってしまえば多くの場合、素性の分からない異性と食事をする場。
短い時間で相手の全部を知ることはほぼほぼ不可能ですから、後になって後悔しないように注意するのが大切です。
今回は男性の立場から書きましたが、女性目線でも似たような事例は非常に多いはず。
最終的に「ああ、あんな合コン行かなきゃ良かった」と思うことがないようにしたいところですよね。
あ、そういえば歯科助手の子が残っていましたね。
この子は本当に普通の女の子で、何も書くことがありません。
終電の時間が来る前に解散しました。
photo by alsen
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